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Yamareco

記録ID: 203489
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ハイキング
栗駒・早池峰

早池峰山・薬師岳〜薄雪草だけじゃない、花あふれる山旅

2012年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:56
距離
7.7km
登り
1,287m
下り
1,086m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:51河原坊-12:40早池峰山13:10-14:31小田越14:36-15:42薬師岳16:00-16:46小田越
天候 晴れ、山頂曇り
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往 花巻より岩手交通バス河原坊下車
復 小田越より  〃  花巻
コース状況/
危険箇所等
危険個所
早池峰山 特になし 人が多いのでコメガモリ沢コース上部では落石注意
薬師岳 特になし 横通りからの登路も特に迷う個所なし。ただし頂上に出るまで樹林の中で小田越からの往復がお勧め。
うーん、いい天気
1
うーん、いい天気
タニウツギ
ちょっと終わりかけ
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タニウツギ
ちょっと終わりかけ
山頂が見える
空が高い
ミヤマオダマキ
好きな花の一つ
4
ミヤマオダマキ
好きな花の一つ
出ました
ハヤチネウスユキソウ
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出ました
ハヤチネウスユキソウ
ナンブトラノオ
葉はヤマブキショウマかな
ナンブトラノオ
葉はヤマブキショウマかな
ミヤマアズマギクとミヤマシオガマ
2
ミヤマアズマギクとミヤマシオガマ
頂上付近の道脇はこんな感じ
頂上付近の道脇はこんな感じ
頂上直下
頂上から薬師を見下ろす
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頂上から薬師を見下ろす
東にはピラミダルな姿の剣ヶ峰
ちょっとそそられます
1
東にはピラミダルな姿の剣ヶ峰
ちょっとそそられます
頂上をうろつくと
チシマアマナ
頂上をうろつくと
チシマアマナ
イワウメ〜
ミヤマキンバイも
アップ
ミヤマキンバイも
アップ
イワウメ、好きですね
2
イワウメ、好きですね
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
チングルマ
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
下りに入ると
コバイケイソウの葉とショウジョウバカマ
下りに入ると
コバイケイソウの葉とショウジョウバカマ
イワカガミ
チングルマの群生
チングルマの群生
ハクサンチドリ
カラマツソウのつぼみ
カラマツソウのつぼみ
ウラジロナナカマド
1
ウラジロナナカマド
ハイマツに留まるのは
カヤクグリ?
鳥は特にわかりません
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ハイマツに留まるのは
カヤクグリ?
鳥は特にわかりません
岩の間を様々な花が埋め尽くす
1
岩の間を様々な花が埋め尽くす
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
ナンブイヌナズナ
3
ナンブイヌナズナ
ミヤマキンバイ
ん>
下り始めると晴れてきた?
ん>
下り始めると晴れてきた?
薬師が大きくなる
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薬師が大きくなる
ミヤマシオガマ
ミヤマアズマギク
ミヤマシオガマ
ミヤマアズマギク
天候回復
ミヤマオダマキ
いっぱい咲いてる!
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ミヤマオダマキ
いっぱい咲いてる!
岩の間はミヤマキンバイの黄色いじゅうたん
2
岩の間はミヤマキンバイの黄色いじゅうたん
ホソバイワベンケイ
ホソバイワベンケイ
ハヤチネウスユキソウ
1
ハヤチネウスユキソウ
ウスユキソウの花籠
3
ウスユキソウの花籠
ミヤマキンバイといっしょ1
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ミヤマキンバイといっしょ1
ミヤマキンバイといっしょ2
ミヤマキンバイといっしょ2
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
ナンブトラノオ
小田越から早池峰
小田越から早池峰
(中略)
薬師頂上から早池峰
4
(中略)
薬師頂上から早池峰
イワヒゲ
イソツツジ
大きなタンポポの綿毛のよう
1
イソツツジ
大きなタンポポの綿毛のよう
なんだこの毒々しい葉
なんだこの毒々しい葉
やっぱりイワウメ
やっぱりイワウメ
ツマトリソウ
薬師はイソツツジがいっぱい
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薬師はイソツツジがいっぱい
トウゴクミツバツツジ?
やや終わりかけ
1
トウゴクミツバツツジ?
やや終わりかけ
下半部の樹林帯は両側をオサバグサが埋め尽くす
1
下半部の樹林帯は両側をオサバグサが埋め尽くす
小田越車道脇にて
ヤマツツジ
3
小田越車道脇にて
ヤマツツジ
テガタチドリ

感想

 二十数年振りに早池峰山に行くことにする。花の名山として余りに有名(過ぎる)、故にバスの便もあり、車を持たない身でも日帰りできる。前回は河原坊から鶏頭山を辿った。今回は同じく河原坊から登り、お隣の薬師と結んで歩く計画だ。
 バスの便は遅い。河原坊で下車したのは既に11時近く。登り初めはタニウツギ咲く沢沿い道。薬師まで行く為には、登りでは写真はなるべく我慢・・・・と思っていたらのっけからハクサンチドリがお迎え。しばしで展望が開け山頂が見える河原に出る。ここからは岩と花の道。ミヤマオダマキ、特産種ハヤチネウスユキソウ等々。沢沿いから尾根上に出るとチングルマ、ミヤマシオガマ、ナンブイヌナズナも加わり、ナンブトラノオも咲き始めている。写真を口実にたびたび休憩しながらも何とか目標の2時間以内では登り切れた。
 岩が林立する広い山頂には数十人が憩っている。展望は効くが上空は雲に覆われてしまった。東側には剣ヶ峰が鋭い三角錐を見せている。エネルギー補給後、山頂付近を徘徊。岩場にはイワウメやツガザクラ、チシマアマナも咲いている。
 小田越コースへの下り始めは平らな道で、ここまでとやや植生が異なる。コバイケイソウの葉が山頂直下にきれいに群生し、開花時を想わせる。イワカガミやショウジョウバカマ、ミツバオウレンがみられる。剣が峰への分岐を過ぎると登路の植生に近くなる。下りは余裕があるので、久々の高山らしい花畑を堪能。写真を撮りながらのんびり下ると頂上部まで晴れてきた(行いが悪いのか)。このコースもハヤチネウスユキソウや大好きな花の一つミヤマオダマキも多い。ところが脇見しながら下っていて、うっかり浮石に乗ってじまい、よろけた際踏ん張った右足がこむら返り!小休後よたとたと下り、樹林帯に入るとしばしで、シャトルバス待ちのハイカーあふれる小田越着。
 薬師へは車道を少し東へ下った横通り道側から周回する。横通り道から分岐を入ったところで水を汲みに来た女性に会い、「この登路は余り使わない方がよいと言われており、上の分岐もロープが掛けられている」という。ちょっとためらうが、行く手にも薄いが新しい踏み跡が続いているようだ。何とかなるでしょ、駄目なら戻りますと礼を言って別れる。オサバグサが群れ咲く登路は、細いが所々道標もあり、迷うことはない。途中岩の積み重なる場所でヒカリゴケが数か所ある(手持ちではうまく撮れない。下山路にも1か所あった)。ただ、展望は頂上までなく、気も乗らず、やや疲れも出てスローペース。ロープをくぐると展望の開ける薬師岳頂上だ。頂上には単独の男性が1人。登路のことなど言葉を交わす。もう下るだけなので、早池峰を見ながら大休止する。
 下りは小田越へ直接下る尾根を行く。薬師の頂稜の岩場にはイワヒゲが見られる。イソツツジが小ぶりな株で群生し、下りにかかっても続く。下半部はこちらもオサバグサが道の両側を埋め尽くしていた。下りついた小田越で最終バスを待つ人は少ない(発車時でも10人足らずだった)。バス待ちでぶらつく車道脇にはヤマオダマキが咲いていた。
 早池峰は、ブランドものの花の山のひとつで、やや人口に膾炙し過ぎの感もあるが、流石に花は多彩で華やかだ。薬師はやや地味だが、小田越からのピストンがお手軽。

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