蘇武岳 〜植村直己の故郷の山はキノコの楽園だった〜
- GPS
- 06:23
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 824m
- 下り
- 804m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:14
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林の中は道のわかり難いところもありますが、周囲をよく見て進めば、道が見つかります。土の斜面は濡れていると滑りやすいかもしれません。危険個所は特になさそうでした。 |
その他周辺情報 | 道の駅「神鍋高原」と神鍋温泉「ゆとろぎ」がありますが、この日運悪く社員研修のため休業日でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
靴
サブザック
昼食(棒ラーメン+カット野菜+ソーセージ)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー+羊羹)
飲料(お茶600mL+500mL+水900mL)
ガスカートリッジ
シングルバーナー
コッヘル
箸
地図(行程図・地形図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
レジャーシート
|
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備考 | 帽子を忘れたので手拭いを頭に巻いて歩いた。意外と涼しくて快適だった。 |
感想
休日勤務の振り替え休日が取れたこの日、心配していた天気も良くなりそうだったので、以前から目を付けていた一等三角点の山、兵庫県の蘇武岳へ登ってみることにした。蘇武岳は冒険家、植村直己のふる里からほど近く、高校時代の植村直己も登ったことがある山だそうだ。豊岡市にある「植村直己冒険館」にも以前立ち寄ったことがある。
いつものことながら、朝普通に起きてから準備を始めたので、家を出たのは朝9時頃になってしまい、途中のスーパーマーケットでお茶を買ったりしていたら登山口に着いたのは11時過ぎになっていた。
万場高原スキー場の脇の未舗装道路を少し上ったカーブのところに「登山口」の標識があったので、その手前の路肩に車を停めて歩き始めた。まだ紅葉の時期には早いが色付き始めた落ち葉やドングリ、クリやトチの実、キノコなど、山のそこかしこに秋の気配が感じられた。足元でひなたぼっこをしていたヘビがすっと動き出して逃げいて行く。道の先でがさがさと音がするので視線を向けると、親子のシカの後ろ姿が駆けて行く。下草があまり茂っていなくて林床がスッキリしているのは、鹿が草を食べているからなんだと気付いた。豊かな森であることを実感した。
巨木の森を抜けて、稜線に向かう道の周りで様々なキノコを見つけた。黄色いキノコの群れ、赤いキノコ、茶色くて大きなキノコ、黒いキノコ、白くて小さなキノコ、新しいキノコを見つけるたびに写真を撮った。帰ってきてからこの山行記録をまとめるにあたって図鑑やWEB検索で名前を調べてみるが、よくわからないキノコがたくさんある。キノコは大きくなるにつれてどんどん形や色が変わるので、見慣れていないとなかなか種類を特定できない、難しい。キノコに詳しい知り合いが欲しいものだ。
蘇武岳と大杉山を結ぶ稜線のすぐ西側には舗装された道が走っている。蘇武岳山頂直下の丘からその道へ下りる小径があり、その道の脇には駐車スペースもあるようだ。蘇武岳は山頂を目指すだけならば、車から降りて10分ほど歩けばたどり着ける、ある意味お手軽な山だった。けれども、それではこの山の巨木や様々なキノコなどの豊かな植生を目にすることはできない。麓から歩いて登ってこそ、その豊かさを感じられる山だと思う。
以前、この向かいの神鍋山に来た時(「神鍋山 〜2万年前の火口を一回り〜」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1532271.html )に、その麓の「道の駅神鍋高原」を起点として歩いた。そのとき、その道の駅に隣接して「神鍋温泉ゆとろぎ」があったのを覚えていたので、この日下山したら温泉に入って帰ろうと思っていた。ところが来てみたら、この日たまたま道の駅も神鍋温泉も「社員研修のため臨時休業」だった、残念。蘇武岳は他のルートで登ってくることもできるようなので、またそのうち訪れよう。そして、その時は温泉も楽しんで帰ろう。
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