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Yamareco

記録ID: 205062
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山+不帰嶮(白馬鑓温泉)

2010年08月30日(月) ~ 2010年09月02日(木)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
30.2km
登り
3,169m
下り
3,486m

コースタイム

■8月30日(月)
栂池自然園10:35-13:28白馬大池山荘  2時間53分 
■8月31日(火)
白馬大池山荘5:58-白馬岳9:03-白馬鑓温泉分岐12:04-13:18白馬鑓温泉  7時間16分 
■9月 1日(水)
白馬鑓温泉5:59-白馬鑓温泉分岐8:08-唐松岳頂上山荘13:25-15:23五竜山荘  8時間49分
■9月 2日(木) 
五竜山荘6:30-9:27アルプスだいら駅
天候 8月30日(月) 晴れ
8月31日(火) 晴れ
9月 1日(水) 晴れ
9月 2日(木) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■8月30日(月)
東 京6:24→8:04長 野     あさま501号
長野駅8:20→9:50栂池高原    特急バス   ¥1,800
栂池高原10:00→10:30栂池自然園 ロープウェイ ¥1,720   白馬村30℃
■9月 2日(木)
アルプスだいら9:50→10:00とおみ テレキャビン  \ 860
白馬五竜10:50→11:50長野駅    特急バス    ¥1,500
長  野12:10→13:52東 京    あさま524号
コース状況/
危険箇所等
※白馬大池山荘・朝食&夕食5:30 水は自由 夕食はカツカレー トイレは汲み取り 
 トイレ入り口手前にストーブあり、乾燥コーナー?
※デジカメ充電−白馬大池山荘&白馬鑓温泉小屋=\100  五竜山荘は不明
※白馬鑓温泉・朝食&夕食5:30 水は自由 夕食はチキンソテー トイレは簡易水洗 
 乾燥室はなし 軒下に吊るす
※不帰ノ嶮・喫と曲北峰の間の2ヶ所の鎖場、二ヶ目の鎖場が高度があり怖い
※唐松山荘・この時期、水とビールしか売っていない。カップヌードルを昼食にする。
※五竜山荘・夕食&朝食は5:00 乾燥室充実
ロープウェイを利用して上がってきました。「つがいけしぜんえん」から登山です。それにしてもここまで上がってきても暑いです。
ロープウェイを利用して上がってきました。「つがいけしぜんえん」から登山です。それにしてもここまで上がってきても暑いです。
白馬大池が見えるところまで来ました。途中、小雪渓が残ったりしていましたがアイゼンは不要です。この時間、少々ガスってます。
白馬大池が見えるところまで来ました。途中、小雪渓が残ったりしていましたがアイゼンは不要です。この時間、少々ガスってます。
白馬大池山荘に着き宿泊手続き後、外に出てテント泊の方たちとビール片手にしばし談笑をしました。いろいろ情報交換をしました。
白馬大池山荘に着き宿泊手続き後、外に出てテント泊の方たちとビール片手にしばし談笑をしました。いろいろ情報交換をしました。
二日目早朝。テント泊の方たちもそろそろ出発の準備です。ここから白馬三山縦走の人と朝日岳・蓮華温泉方面に行く人と分かれます。
二日目早朝。テント泊の方たちもそろそろ出発の準備です。ここから白馬三山縦走の人と朝日岳・蓮華温泉方面に行く人と分かれます。
出発してグイグイ高度を上げます。白馬大池が天空に浮かんでいるようです。この日も既に暑さを感じます。
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出発してグイグイ高度を上げます。白馬大池が天空に浮かんでいるようです。この日も既に暑さを感じます。
鹿島槍ヶ岳と白馬岳が並び立ってます。ガスが出始めてきましたが空の青さはこの上のないものでした。
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鹿島槍ヶ岳と白馬岳が並び立ってます。ガスが出始めてきましたが空の青さはこの上のないものでした。
白馬岳です。今回、登頂できれば二度目になります。初めてのときは大雪渓からピストンでした。二日目、雷雨に見舞われて白馬大池を断念しています。
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白馬岳です。今回、登頂できれば二度目になります。初めてのときは大雪渓からピストンでした。二日目、雷雨に見舞われて白馬大池を断念しています。
鹿島槍ヶ岳です。だいぶガスが登ってきています。この日のこの縦走路は登山者も少なく景観を満喫しながらの山行でした。
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鹿島槍ヶ岳です。だいぶガスが登ってきています。この日のこの縦走路は登山者も少なく景観を満喫しながらの山行でした。
もう間もなく白馬岳山頂に到着します。「坂の上の雲」の撮影舞台と聞いていたのですが、どこがどこか分かりませんが雰囲気は最高です。
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もう間もなく白馬岳山頂に到着します。「坂の上の雲」の撮影舞台と聞いていたのですが、どこがどこか分かりませんが雰囲気は最高です。
白馬岳山頂を辞し、白馬山荘で休憩をします。山の展望レストラン「スカイプラザ」に入りました。行程途中なので酒は飲みません。
白馬岳山頂を辞し、白馬山荘で休憩をします。山の展望レストラン「スカイプラザ」に入りました。行程途中なので酒は飲みません。
白馬山荘を出発して杓子岳、白馬鑓ヶ岳を目指します。振り返って白馬山荘を撮ります。チベットのポタラ宮殿のようです。
白馬山荘を出発して杓子岳、白馬鑓ヶ岳を目指します。振り返って白馬山荘を撮ります。チベットのポタラ宮殿のようです。
進行方向、杓子岳と白馬鑓ヶ岳です。白馬鑓ヶ岳は白い山容でした。杓子岳は山頂を通らない道もありましたが記念に山頂には行きました。
進行方向、杓子岳と白馬鑓ヶ岳です。白馬鑓ヶ岳は白い山容でした。杓子岳は山頂を通らない道もありましたが記念に山頂には行きました。
白馬鑓温泉に降りてきました。小雨が降ったり止んだりしていました。今日は6,7人の泊まり客でした。悠々としていられました。
白馬鑓温泉に降りてきました。小雨が降ったり止んだりしていました。今日は6,7人の泊まり客でした。悠々としていられました。
露天風呂に入ります。大きめです。泳げます。女性用には内風呂があります。夕方1時間、露天風呂は女性専用になり男性が内風呂に入ります。
露天風呂に入ります。大きめです。泳げます。女性用には内風呂があります。夕方1時間、露天風呂は女性専用になり男性が内風呂に入ります。
三日目、白馬鑓温泉を出発してまた稜線に登り返します。もうすでに暑いです。が、まだガスは出ていません。
三日目、白馬鑓温泉を出発してまた稜線に登り返します。もうすでに暑いです。が、まだガスは出ていません。
稜線に戻ってきました。剱岳が見えています。今日はいよいよ不帰嶮を通過しますので緊張しながら歩いています。
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稜線に戻ってきました。剱岳が見えています。今日はいよいよ不帰嶮を通過しますので緊張しながら歩いています。
天狗山荘に来ました。誰か不帰嶮に行く人はいないかと待っていましたが誰も来ません。。しょうがないので一人で進みます。
天狗山荘に来ました。誰か不帰嶮に行く人はいないかと待っていましたが誰も来ません。。しょうがないので一人で進みます。
このころガスに包まれていました。なので目先しか見えませんでした。恐怖感をあまり感じることなく進めました。
このころガスに包まれていました。なので目先しか見えませんでした。恐怖感をあまり感じることなく進めました。
とは言ってもこんな高度感バッチリのところもあります。落ちたら終わりです。それから雨で濡れていたら厳しいです。
とは言ってもこんな高度感バッチリのところもあります。落ちたら終わりです。それから雨で濡れていたら厳しいです。
唐松岳を抜け、唐松岳頂上山荘に来ました。ここでしばし休憩をします。かなり疲れていましたのでここで終わりにしようかと思いましたが、五竜山荘を目指します。
唐松岳を抜け、唐松岳頂上山荘に来ました。ここでしばし休憩をします。かなり疲れていましたのでここで終わりにしようかと思いましたが、五竜山荘を目指します。
唐松岳頂上山荘を後にして、もう楽勝かと思いましたが高度感タップリの鎖場が待ち構えていました。ここもかなり怖いです。
唐松岳頂上山荘を後にして、もう楽勝かと思いましたが高度感タップリの鎖場が待ち構えていました。ここもかなり怖いです。
五竜山荘まで来ました。そんなに遅い時間にならず、また、雨も降らずここまで来れたのは幸運でした。平日でもそれなりに人はいました。
五竜山荘まで来ました。そんなに遅い時間にならず、また、雨も降らずここまで来れたのは幸運でした。平日でもそれなりに人はいました。
早朝の五竜岳を望みます。なんだかんだいって見事です。既に一度登っているので今回は真っ直ぐ下山します。
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早朝の五竜岳を望みます。なんだかんだいって見事です。既に一度登っているので今回は真っ直ぐ下山します。
遠見尾根です。下界は雲海が広がっています。もうしばらくいたいなと思わせる景観が眼前に広がっています。
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遠見尾根です。下界は雲海が広がっています。もうしばらくいたいなと思わせる景観が眼前に広がっています。

感想

順番としてはいかがなものかと思われるが、‖腑レット、八峰キレット、ジャンダルム、ぬ義山を終わらせた後、不帰嶮を歩くことになった。そして北アルプスを繋げたい、白馬鑓温泉に入りたいということから今回のルートになった。

白馬岳は2008年8月以来二度目。そのときは大雪渓を登り、白馬大池に降りるつもりであったが夜半から雷雨になり、白馬大池に降りるのは危険と判断し、大雪渓を降りた。それも危険であったが、、、大雪渓を降りるときにアイゼンを装着していたら目の前で巨大な石が落ちていったり、雷はドッカーンと轟いていたり・・。予備日を取っていなかったり帰路の新幹線の切符も取っていたので強行突破であった。

初日、白馬大池山荘でテント泊の男性(40歳)から聞いた話。その男性は前年の夏、双六小屋で夏のあいだアルバイトをやっていたとのこと。そのときの経験から登山者をある程度見た目で判断できるらしい。ポイントは靴(ただ、低山の場合、慣らしということもあるが)、ザックのパッキングの上手さ、小屋の手拭いを巻いていたらだいたい小屋勤めの人が休暇をもらって他の山に行き、それでいても勤め先の小屋の宣伝を兼ねて手拭いを装着している場合が多いとのこと。あくまでも一般論ですが。

二日目、白馬大池山荘を出発して白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を抜けて白馬鑓温泉に降りた。白馬鑓温泉は露天風呂の浴槽も広くお湯は少々熱めであった。小屋の宿泊棟からもテント場からも近く景観もよく便利な山のなかの温泉であった。

三日目、白馬鑓温泉から登り返していよいよ不帰嶮に突入。ガスがでており、恐怖の光景を見ることなく三点支持を心掛けて難所を抜けた。三大キレット、ジャンダルムを終わらせた後だったこともあり落ち着いて歩くことができたが、もし最初であればかなりビビりあげたと思う。
ガスのなか唐松岳頂上山荘に着いて昼食。この時期、水とビールしか販売しておらず、ジュース等は売り切れになっていた。疲れたのでここで泊まろうかと思ったがもうひと踏ん張りして予定通り、五竜山荘に向かう。

四日目は五竜山荘から降りるだけ。今回は温泉あり、稜線の眺望あり、難所ありで飽きることのないそれでいて北アルプスの魅力を満喫することができた山行であった。

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