大台ヶ原〜晴れやか東大台＆癒しの西大台〜

2019年10月05日(土) ~ 2019年10月06日(日)

• GPS: 28:10
• 距離: 19.6km
• 登り: 946m
• 下り: 958m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 1:17
• 合計: 4:09

8:51 大台ケ原ビジターセンター
8:54 8:54 「心・湯治館」
9:25 9:28 展望台分岐
9:33 9:40 大台ヶ原山
9:43 9:50 展望台分岐
10:20 10:23 正木ヶ原
10:32 10:32 尾鷲辻
10:37 10:37 本ゴヤ嶺
10:49 10:49 牛石ヶ原
10:52 10:52 大蛇��分岐
11:00 11:13 大蛇��
11:20 11:21 大蛇��分岐
11:48 12:16 シオカラ谷吊橋
12:43 12:58 大台ケ原駐車場
13:00 大台ケ原ビジターセンター

2日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:41

7:15 大台ケ原ビジターセンター
7:15 7:18 「心・湯治館」
7:21 7:22 大台教会
7:41 7:57 ナゴヤ谷出合
9:07 9:09 七ツ池
9:52 10:25 開拓跡
10:42 10:45 開拓分岐
10:57 10:57 西大台・ミズナラ巨木
11:03 11:11 西大台・展望台
11:17 11:17 西大台・ミズナラ巨木
11:30 11:30 開拓分岐
12:06 12:06 たたら力水
12:49 12:49 大台教会
12:53 12:53 大台ケ原駐車場
12:56 ゴール地点

天候

5日晴れ
6日曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

西大台地区に立ち入るには申請手続きと事前レクチャーが必要です。
詳しくはこちら。
http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/west_odai/enter.html

その他周辺情報

西大台利用調整地区へ立ち入り申請をすると、上北山村の温泉施設（上北山温泉、小処温泉）の入浴無料券がついてきます♪
http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tomaru/onsen/
どちらの温泉もおすすめです。

小処温泉
大台ヶ原ドライブウェイの途中から分岐する道を左折して12キロ下ります。
1車線、離合箇所なしのドS道路。なぜ一方通行じゃないんだろ？温泉から大台ヶ原へ上る人はいないのかな？
大人700円。秘湯感満載ですが施設はまだ新しくてきれい。川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は情緒たっぷり。

上北山温泉　薬師湯
R169沿いの道の駅に併設された施設。駐車場から川を渡ったところにあります。
大人500円。こじんまりしてますが、お肌ぬるぬるりんの良泉質。

写真

10/5 8:56

大台ヶ原ドライブウェイ終点が駐車場。これでもかとアピールするお手洗い。

10/5 8:58

今日は東大台を歩きましょう。

10/5 9:22

日出ヶ岳に向かう途中の水場。普通においしい。

10/5 9:26

日差しがまぶしい。激暑。

10/5 9:35

まっ平らな登山道からほんのひと登り。とはいえ、最後の登りがかなりキツイ。

10/5 9:38

山頂の展望台。まずは登るでしょ。

10/5 9:40

うおぉ、なにこの景色。

10/5 9:41

大峰奥駆道の山々。憧れはあるけど、スルーハイクはないだろうな〜。

10/5 9:41

左の出っ張りは釈迦ヶ岳。スルーハイクは無理だけど単発で登ってみたい。

10/5 9:42

今からあっちに行きますよ。

10/5 9:42

尾鷲のリアス式海岸から熊野灘まで丸見え。

10/5 9:43

山々が幾重にも重なっている。晴れた朝には富士山も見えるそう。

10/5 9:51

紅葉も始まりつつある。赤くなっているのはシロヤシオかな？

10/5 9:58

階段を登っていくとシロヤシオのトンネルになっている。

10/5 10:01

すでに赤くなっているのもある。

10/5 10:03

振り返って日出ヶ岳。

10/5 10:08

登り切るとだだっぴろい正木峠。立ち枯れた木々が広がる。

10/5 10:08

木道の階段を下る。

10/5 10:08

むちゃくちゃ山奥のはずなのに、こんなに海が近いのが不思議。

10/5 10:12

展望デッキがあるので休まずにいられない。

10/5 10:17

ただの水たまりもなんだか価値があるものに見える。

10/5 10:19

シロヤシオは秋もきれいになるのね〜。

10/5 10:25

正木ヶ原。立ち枯れしたトウヒが立ち並ぶ。

10/5 10:52

牛石ヶ原の神武天皇。ヤタガラスとお散歩ちう。

10/5 10:54

公園並みに整備されているのどかなところもあれば。

10/5 11:11

失禁ものスポットもある。本日の大蛇�瑤呂覆�なかの混雑っぷり。

10/5 11:16

前回よりは先端に近づけたよ〜。

10/5 11:17

向こうには大峰山系。ここだけは晴れの日がいいやね。

10/5 11:23

でかいコブ付きの木。特大ククサが作れそう。

10/5 11:57

長い劇下りの果てにはシオカラ谷。

10/5 11:58

きよきよしい渓流を眺めながら食すのはピオーネのゼリー。

10/5 11:59

福井が誇るブランド野菜、越のルビー。実はミニトマト苦手だけど、これは劇甘でうまし。あと大福食べた。

10/5 12:17

ここは本当に休憩適地。平らな場所が少ないのがタマにきず。

10/5 12:17

お腹ぱつぱつになって、吊り橋を渡ったら激登りの始まり〜。

10/5 12:35

コケ〜。

10/5 12:35

コケコケ〜。

10/5 12:51

ゴールの駐車場。この時間だと数台の空きあり。

10/5 12:52

しかしこんなに暑いとは思わなかったよ。ジュースでお疲れちゃん。

10/5 13:49

小処温泉まで下りてひとっ風呂。マジ秘湯。

10/5 16:06

戻ったらビジターセンターで事前セミナーを受け、明日の西大台に備える。

10/5 16:40

心・湯治館でおビールを調達しておやすみなさい。

10/6 7:24

事前申請＆レクチャーを経て発行された西大台への立入認定証。

10/6 7:24

この看板の右から下るよ。

10/6 7:27

大台教会。教会でもキリスト教ではなく神習教とある。

10/6 7:30

ゲートで係りの方が申請日と名前チェック。早速入るよ〜♪

10/6 7:40

この標柱を起点に反時計回りで周回する。

10/6 7:49

ふわ〜っとガスってきた。この感じを待ってた！

10/6 7:53

ナゴヤ谷。開けた場所で雰囲気ある。

10/6 8:04

シカ除けフェンスに沿って歩く。

10/6 8:10

ツルリンドウの実。

10/6 8:11

スギの赤ちゃん。

10/6 8:18

コケの割合が増えてきた。

10/6 8:20

サルノコシカケ？

10/6 8:27

何かのキノコ。

10/6 8:27

しっとりウルウル。

10/6 8:29

この感じ、普通のお山だと寂しくて泣いてしまう。

10/6 8:30

ガスがよく似合う。

10/6 8:30

こういう山歩きホント好き。

10/6 8:34

コケときのこの相性もよい。

10/6 8:38

森の住人。コケと一緒にいるだけでかわいさ倍増。

10/6 8:45

ねじねじ。

10/6 8:47

ミヤマシキミの実。

10/6 8:49

コケとガス。

10/6 8:57

トリカブト。

10/6 8:57

これもサルノコシカケ？

10/6 9:00

ミヤマアキノキリンソウ。

10/6 9:01

コケきのこ。

10/6 9:02

コケベッドきのこ。

10/6 9:19

七つ池。ここまで約3キロを約2時間かかってる。

10/6 9:34

もう少しだけ急いでみるか〜と思っても、コケ群生地に来たらそういうわけにいかない。

10/6 9:36

これを楽しみに来たんでね。

10/6 9:36

たまらん景色。もののけだね。

10/6 9:45

コケきのこもたまらん。

10/6 9:48

あのサルノコシカケでか！A3くらいある。

10/6 9:51

これきのこ？コケ？モリゾーみたい。

10/6 9:58

開拓地跡。厳しい自然条件ゆえに作物がほとんど育たずにとん挫した。茶色い建物は簡易トイレブース。

10/6 10:09

コーヒーを沸かすくらいなら火気使用を容認してますとのことなので、こちらをいただいて一休み。

10/6 10:29

ひと休みして山歩き再開。キッコウハグマ。

10/6 10:32

相変わらず素晴らしいコケっぷり。

10/6 10:32

たまらん。

10/6 10:35

西大台の巡視員の方とお話し。コケの種類は屋久島より多いのだとか。

10/6 10:39

コケきのこ。

10/6 10:41

双子の木と幻の泉。

10/6 11:05

展望台へ向かう登りの途中にあるかぼちゃの様なミズナラの木。

10/6 11:09

展望台まで登り切る。小処温泉に続くそう。

10/6 11:09

展望台からの景色はまっ白〜。

10/6 11:12

と思ったら青空が見えてきて。

10/6 11:13

ふわわ〜っと現れたのは大蛇�堯�この変化には感動。

10/6 11:28

なんでこんなことになるんだろ？なヒメシャラの木

10/6 11:37

日が差してきた森もイイね。

10/6 11:39

吊り橋を渡る。けっこう揺れる。

10/6 11:43

二つ目の吊り橋を渡ったらガレ場の登り。

10/6 12:08

ぐわ〜っと登ったらまたしばらく平坦。コケを鑑賞する余裕も出てくる。

10/6 12:11

たたら力水。普通においしい。

10/6 12:21

木橋から沢を覗くとお魚が見えるそうだけどわからず。

10/6 12:53

ゲートに戻ってきてお疲れちゃん。

10/6 13:00

西大台はこの通りのお空。

10/6 13:00

一方の東大台は青空。こんなに違うんだ〜。

10/6 13:25

上北山物産店でチキンカレー。うまし。なにげにセルフのお水がとてもおいしい。

10/6 14:24

無料券を使うために国道を14キロ南下してこちらの温泉へ。とてもよい温泉で満足。

撮影機器：

FUJIFILM X-T20 ボディ 富士フイルム

感想

seasun

大台ヶ原と言えば、主峰の日出ヶ岳のある東大台を指すと思います。
しかし、西大台もたいそう魅力のあるところらしい。
ぜひとも行ってみたいと思いをつのらせ、やっとその機会がめぐってきました。

西大台地区には、自然環境保護のため一日の立ち入り人数の制限をしていますが、ネットで予約して、1000円振り込んで、申請書を送ればあっさり許可がおりました。
それでも、手続きがギリギリになってしまったので、通常は立ち入り認定証が自宅に郵送されるのですが間に合わず、ビジターセンター預かりにしていただきました。
人数に余裕があれば当日申請も受け付けていただけるそうです。

そうそう来れる場所ではないので、東西のんびりじっくり歩こうと二日間のぜいたく日程。
結論からいうと、わたしにはこのくらいじっくり歩くのが正解♪
展望の開けた東大台、ガスが立ち込めると幻想的になってたまらん雰囲気になる西大台。
どちらも捨てがたし。捨てる必要もなし。
せっかく大台ヶ原来たのにお天気が今一つ...な時は、森歩きに切り替えて西大台おすすめです。
帰りは上北山村の村起こしに協力すべく、食事して、温泉入って、お土産買って大満喫。
また季節を変えて行くよ〜！

コメント

komaki

seasunさん、こんにちは。
西と東では、ずいぶん、雰囲気が違うものなのですね。
人があまり立ち入らないようにして、鹿も
入らないようにして、コケなどを維持すると
隣接したエリアとは思えないです。
人間と鹿の、自然への負荷の大きさに驚きます。

突き抜けるように開けた、東大台ケ原も
気持ちいいですね。
泊まりで散策できるとは
いいことをお伺いしました。

seasun

Re: seasunさん、こんにちは。
> komakiさん

本当にいろいろ考えさせられますよ。
西大台のすぐ上をドライブウェイが通り、バイクなんかはひときわ大きな音で通過するのが聞こえます。
その時一瞬現実に帰っちゃうのが残念です。
とはいえ、この道路がなければこんなにたやすく来ることはできないし、難しいですよね〜。

泊りといっても車中泊ですよ。節約節約。
お宿代は節約しましたが、ちゃんと上北山村の地産地消で村おこしに協力してまいりました。
西大台はなんとなくkomakiさんのどストライクな場所だと思います。ぜひ〜。