行って来ました『北川尾根』!!…って、ドコ?ここです。
- GPS
- 06:08
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 684m
- 下り
- 752m
コースタイム
08:52 白山神社
09:01 取り付き
09:30 460mピーク
10:30 636mピーク
11:04 グリーンライン
11:22 関八州見晴台
ひと休み
11:43 関八州見晴台出発
11:59 高山不動尊
ひと休み
12:02 出発
12:45 八徳集落
13:25 吾野駅河原
ご飯
14:33 出発
14:40 吾野駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西吾野駅08:19 帰り;15:06吾野駅飯能行き→ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北川尾根取り付きですが、白山神社真裏のヤブではなく、神社左側に簡易舗装道路があり、そこを上って行けばいいかと思われます。 ヤブを這い上がると簡易舗装道路と合わさりました。 左側に石段があります、そこを上ります。 踏み跡、道、ピンクリボンあります。 プレートもあります。 北東方向進みます。 510mピークから、ピンクリボン、プレートなくなります。 踏み跡を進みます。 尾根道を外さないように進みます。道がありますが、調子に乗ってそのまま行くと尾根からはずれます。 道に両側にヨレヨレのリボンがかろうじてあり、そこを左側へ上ってしまいます。 倒木なんだか木段なんだかわからないような、道なんだかわからない滑りやすい急登を這い上ります。 尾根道を行く、外れない。 636mピークのあと、大岩が立ちはだかる急登が出現します。 左側の道を進みました。巻く、というよりは遠回りをした、といったところでしょうか。 西方向へ進んだので、結局北東方向へ登らなければなりませんでした。大岩の直登より気持ち緩やかだったのではないか、とは等高線上の推測です。 登りきってしまったら、あとは、最後に少し頑張ると空が見えてグリーンラインのガードレールが見えます。 ・暑かったです。 水は450ml消費。 関八州見晴台で250mlのビールを半分づづ、スイカ。 ・自販機は駅、関八州見晴台下、高山不動尊境内。 ・トイレは駅、高山不動尊。 ・吾野駅前の茶店は火曜日でお休みでした。 ・あじさい館も休館日。 ※必要なもの ・2万5千図、コンパス、あれば高度計、手袋、快適な道♪だからといって調子にのって進まず、頭の中に『尾根を外れない』、冷静な気構えで判断出来る人。 |
写真
感想
火曜日、お休み♪、晴れ。
『吾野駅』へ行かなければならない用事があり、じゃあ帰着吾野駅のコースといえば。。。
高麗川のほとりでご飯食べよう、という甘言にノリはしましたが。。
なんでこのコースかねー、
あり得へん。
冬に三田久保峠→飯盛峠→グリーンラインから『北川尾根』で下りてみたかったのですが、グリーンラインからの降り道がわからず、じゃあ西吾野駅から行ってみよう、ということ(急に)になり、関八州経由で吾野駅までの結構長い道を行って来ました。
平日ですが西武秩父線はそこそこハイキング客が乗車しています。
貴重な晴れ日、です。
西吾野駅から高山不動尊への道を見送って、白山神社は車道沿いですぐにわかりました。
今日の山行の無事を祈念して、神社裏を西側へとりあえず進むとアレ、簡易舗装道路にぶつかる。
ここまでで大汗かいて、でも石段があり、『間違いない』と喜んで進むも蜘蛛の巣に激突してコンタクトレンズがずれて、目は痛い、汗と涙でさらに痛い、しょっぱいスタートを切ります。
薄暗い樹林の中を登ります。
白いテープを信用していいものかどうか、でも道はつけられていて、立ち木にピンクリボンを見つけ、尾根道を進みます。
細長い小平地、大きな杉の木がある460mピーク。
「名前がないから、付けようよ」
勝手につけていいものかどうか、わかりませんが第一関門突破ですからね。
なんにしましょう。
ふと気がつくと、必死に登ってきたせいか、上衣がめくれ上がっていておヘソが見えて居る。。
決定、
『ヘソ出し山』。
アップダウンの繰り返しがあるも、基本上りが続きます。
しばらく進むと細い小さなプレートが出て来て『グリーンライン』の文字が嬉しい。
『510mピーク』のあと、とてもバリルートとは思えない道が続きますが、後ろから同行者が
「ちょっと待って、この道でいいと思う?」
エッ?
「おかしいよ、北東方向へ進まなきゃいけないのに、ま東に向かっているし、尾根から外れている」
ぐっと見上げると尾根からずいぶん下にいる。。
少し戻ると、尾根へ上がれそうな斜面があり、立ち木にボロボロだけれどリボンがあっちとこっちに付いています。
先に同行者が斜面を上ると
「…道はないけれど尾根だよ」
岩場と倒木が急斜面に連なっています。
足をかけられる場所を見つけて上り、滑りやすいですが、よく見るとただの倒木ではなく木段らしく、これまた千切れそうなリボンが巻き付いています。
ちょっと大変でしたが、きっと間違っていないのだ、という安心感で登り甲斐(這い上がり甲斐)がありました。
さあ、あと少し。
と思ったらなんだかすごい急斜面に大きな岩が待ち受けていて、。。
折れました。
同行者は単独だったら登って行ってしまったかもしれませんが。。。
左側に道が付いていたので、大岩登るのイヤさに写真さえ撮らずにとっとと進んでしまいました。
ヤマレコユーザーの使命感は…このときは失せていました。。。。
で、その道はグリーンロード直下の最後のピークに続く道だったようで、白いテープはありました。
あながち間違いではなく、結構な上りでしたので巻き道でもなく、そもそも大岩直登は出来たのかどうか、
…は、わかりません。
グリーンロードから関八州見晴台までは平和な時間です。
走っている70代くらいの男性に会います。
今日初めてお会いした人。
見晴台には3組くらいのひと達がいて、お弁当の時間です。
高山不動尊でトイレ寄ってから下りましょう、ということになり、閉店した茶屋の脇から降りて、墓地まで行かないで左折して、ちょうど高山不動尊のトイレの裏に出る道を下ります。
同行者はトイレに行きたいのかトットコ下りて行きます。
わたしも、勝手知ったる道、の如くフンフン♪という感じで下りたのですが…
アレ?
…なんか違う。
なんでどうして本堂の右手に出るかね?
先にトイレを使用していた同行者に素知らぬ顔を装っていたら、
「なんであっちの方向へ行ったの?なんか用事でもあったの?」
…下からわたしが見えていて、あらぬ方へ行くのを見ていたらしい。
「…ったく。。、こっちはこんな派手な色のシャツ着ているんだから、見失うはずないでしょ、それにここには何回来てんの?」
お、下りるのは初めてだし、用事、用事。。
アジサイの写真を撮っててさー、
はぁ〜。
本堂から、志田・八徳方面への石段を降りなくてすむ道は杭とロープが新設されていて、これまた一瞬間違えたかと思ったくらいでした。
舗装道路に出て、少しだけ上り、山道へ入ります。
八徳(吾野駅)方向への道標は志田へ分かれる道のあとは無く、直進と右折の道に分かれたところを少し直進しましたが
「どうも違う…、傘杉峠のほうへ行ってしまうかも」
あわてて引き返して高山不動から来たら右折、の道へ引き返します。
なんか、あまり使われていない道のようです。
ミドルカットの靴が下り一辺倒の道には歩き辛い。
途中、さっきまでいた北川尾根が見えます。
無事に行って来られたんだという感慨しみじみ。
ずっと樹林の中にいたせいか、遮るもののない草いきれのするところに出たら暑い暑い。
そこを過ぎますと唐突に八徳の集落です。
静か。
舗装道路を進み、沢沿いで木陰の道が気持ちいい。
瀬尾の集落は長く広く続きます。
もう直射日光モロで、薄暗い道を歩いていたわたしにはこの車道歩きはかなり応えました。
川幅が狭くなり、見覚えのある道になり、やっと吾野駅への曲がり道です。
胃痛と肩痛とプチ熱中症で楽しみにしていた河原でのご飯、食べられるかしら。。
河原へ下りると風が強い。
日陰で風のない場所を探してバーナー用意してプシュ。
乾杯。
あら不思議。
同行者が用意してくれたのは新発売ロキソニン配合ビールだったようで。
吾野駅には、実は、同行者が網棚の上に置き忘れたストックを引き取りに行く用事でした。
忘れた事に気がついてすぐ連絡して吾野駅に保管していただいていました逸品。
まだあまり使用していないブラックダイヤモンド、見つかってよかった。
陽射しのつよい吾野駅。
電車の時刻が近づくと、ひとり、ふたり、どこから下りて来られたのか、閑散とした駅も淡く賑わいます。
25800歩。
筋肉痛とは違う痛みがからだのあちこちに残っています。
それと、
靴下も靴も履いていたはずなのに、くるぶしの下を虫にくわれているのは何故でしょう。
コメント
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暑い中、奥武蔵おつかれさまです。
しかも、バリハイクですか?
北川尾根は冬枯れの時に是非行こうと思っていたところなんですよ。
踏み跡や道標があるんですね、参考にさせていただきます
さすがに今は暑いので、涼しくなってからだと思いますが ・・
仙元尾根で蕎麦粒山とか、miketamaさんの記録は行きたいコースがたくさんあります
また、一味違ったハイキングをご披露ください
『北川尾根』
目にお留めいただきありがとうございます。
抽象的な言葉の羅列ですが、
・尾根を外さない
・『道』があるからと、いい気にならない
・北東、北東。
さえ気をつければ、リボンを頼りに登れるチョイきつめの静かな道です。
ぜひ訪れてみてください。
記録で行ったコースは半分以上泣きが入っていますので、笑うっきゃない境地です。
冬枯れ、ですか。
キュンとなる響きですね。
ロマンとは程遠い破れかぶれの山行ですが、いろいろな所に行ってみたい、といつも思っています。
miketamaさん、こんばんは
いやぁ〜、タイトル見て
「北川尾根?奥武蔵?どこそれ?」
地図見て納得。
山と高原地図にも地形図にも道が描かれていないので、
私はまったくノーマークでした。
基本的に道がないところは歩かない主義ですが、
そのうち気が向いたらパクらせていただこうと思います
それにしても、まさに夏の奥武蔵らしいハイクですね〜
夏といえば、ヤブ・蜘蛛の巣ですよね〜
奥武蔵サイコーです
『北川尾根』
ありがとうございます。
奥武蔵のせいか、距離もそんなに長くないせいか、上がればグリーンライン、でしたので不安感はありませんでした。
とりあえず、間違わないで行って来られた、というのが嬉しかったです。
ひとりでしたら、ムリでしたが
虫もいましたが、襲来されるほどではありませんでしたし、動物も、鹿のフンを少し見ただけでした。
リボンが風化される前に是非『hirohisa奥武蔵コレクションズ』の仲間入りさせてください。
山の中より、下りの車道歩きが暑くて溶けそうでした。
「北川尾根取り付きですが」の詳細の記事、ありがとうございます。
おかげさまで、初心者の私でも、とりつきまで、全然迷わずいけました。
(そのあと 前坂峠で大回りしてしまいましたが..........)
これからも、詳しい記事をよろしくお願いします。
lucky0113yさん こんばんは
拙レコが『猫の手』ていどにはお役立ちになったようでよかったです。
今は『奥武蔵詳細地図』も出ましたから、取り付き地点や踏み跡やリボンもないところも地図を見ながら行けるようにはなりましたね。
北川尾根、たいへんでしたが楽しかった忘れられない達成感があります。
ずいぶん前のレコですのに辿り着いて下さってありがとうございます。
lucky0113yさん、伊豆ヶ岳東尾根も行かれたのですね。
あそこも激しかったですネ!
わたしが這い上がって出たところに男性がいらしてて、すごいびっくりした顔でわたしを見下ろしていたことを覚えています。
コースミスをしたことも含めてレコアップをするつもりです。
ご参考にならないレコもお届けしますので、よろしくお願いいたします
miketama
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