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Yamareco

記録ID: 2058258
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ハイキング
白山

別山、チブリ尾根から周回

2019年10月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:20
距離
16.3km
登り
1,810m
下り
1,415m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

激晴れの木曜、見たいアザミがあり、白山へ。今回はチブリ尾根から上がって、別山に登頂、砂防新道で下る周回。
呑気にしていたら、別当出合に朝7時着。驚いた事に、平日だというのに、駐車場がパンパン。路駐もほぼ一杯。祭りか? 路駐の間に停めて、チャリで一ノ瀬へ下る。チャリ下りは楽だ。車で結構上がるが、ほぼ漕ぐことなしにあっという間に一ノ瀬に着いてしまう。ただ、この日は空気が冷たく、辛抱した。
チブリ尾根の登山口に入ると、直ぐに立派なアザミが結構咲いていた。これが見たかった白山特有のアザミだろうか。何にしても、良いアザミで、気分が良い。自宅で調べる。チブリ尾根は、序盤は傾斜が緩く、スタスタ上がれるが、調子に乗ると、沢沿いから外れて九十九折になると傾斜が強まるので、根競べになる。林から抜けて、小屋直前の花畑になると、気分も開けて、ホッとする。小屋までは、なるべく尾根後半戦を見ないでヘラヘラと行く。
小屋からは急登が待っている。騙し騙し上がるが、なぜか今回は前回ほどの辛さはなかった。ちょっと大人になったのだろうか。主稜線に取り付けば、別山へは楽に行ける。北アなどがすっきり遠望出来、心地よく闊歩出来る。別山の頂上は静かで、白山の一角とは思えない。別山が親しまれる由縁だ。観光気分の登山者がいないので俗化されていない領域なのだ。
別山から離れ、白山方面に向かう。波打った尾根を縫うように渡る。夏ならば日射が強いが、風が冷たいこの時期になるとむしろ暖かさを感じる。途中でモグモグタイムを取って、南竜へ。南竜のテン場は熊騒動で閉鎖。初夏に、ここで幕営した時に熊糞を見ているが、その本体らしい。南竜小屋のテント受付も閉まっていた。ここから車をデポした別当出合まで一気に下る。砂防新道はやはり登山者で賑やかだった。
天候 完璧。
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所は無し。
その他周辺情報 南竜のテン場は閉鎖。
一ノ瀬のゲート。次々と工事車両が入っていく。
2019年10月10日 07:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 7:44
一ノ瀬のゲート。次々と工事車両が入っていく。
くたびれた頃に出てくる小滝。涼々とした風が癒してくれる。
2019年10月10日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 8:29
くたびれた頃に出てくる小滝。涼々とした風が癒してくれる。
白山初見。機嫌良さげ。
2019年10月10日 09:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 9:16
白山初見。機嫌良さげ。
林間から垣間見える遠望。中央奥が荒島岳だろう。
2019年10月10日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 9:53
林間から垣間見える遠望。中央奥が荒島岳だろう。
林から抜け出た。花畑。チブリ尾根の上部を仰ぐ。
2019年10月10日 10:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 10:03
林から抜け出た。花畑。チブリ尾根の上部を仰ぐ。
♪「朝日の当たる家」チブリ尾根避難小屋。
2019年10月10日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 10:12
♪「朝日の当たる家」チブリ尾根避難小屋。
からの白山。今日は絶好調!
2019年10月10日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 10:13
からの白山。今日は絶好調!
尾根後半を一望。チブリの真骨頂のはじまり。
2019年10月10日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 10:13
尾根後半を一望。チブリの真骨頂のはじまり。
眼前に迫る急登。
2019年10月10日 10:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 10:37
眼前に迫る急登。
尾根の後半を俯瞰する。小屋が小さく見える。
2019年10月10日 11:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:23
尾根の後半を俯瞰する。小屋が小さく見える。
主稜線に取り付く。白山への主稜線が波打つ。
2019年10月10日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:28
主稜線に取り付く。白山への主稜線が波打つ。
背後には別山への尾根がたおやか。
2019年10月10日 11:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:35
背後には別山への尾根がたおやか。
別山の頂上。静かな佇まいが良い。
2019年10月10日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:45
別山の頂上。静かな佇まいが良い。
からの福井県、岐阜県方面への尾根。中央ちょい右に別山平、ちょい左のピークが三ノ峰。
2019年10月10日 11:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:50
からの福井県、岐阜県方面への尾根。中央ちょい右に別山平、ちょい左のピークが三ノ峰。
からの御嶽。
2019年10月10日 11:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:30
からの御嶽。
からの乗鞍。
2019年10月10日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:31
からの乗鞍。
からの槍〜穂高。
2019年10月10日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:31
からの槍〜穂高。
からの剱〜立山。剱の方が高いと思う。
2019年10月10日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 11:31
からの剱〜立山。剱の方が高いと思う。
白山へ向かい、別山方向を振り返る。意外と荒い尾根。
2019年10月10日 12:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 12:59
白山へ向かい、別山方向を振り返る。意外と荒い尾根。
南竜小屋が近い。
2019年10月10日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 13:00
南竜小屋が近い。
テン場の断り書き。今期の後半は断念。どうやら、前回のテン泊で見た糞の本体らしい。
2019年10月10日 13:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 13:35
テン場の断り書き。今期の後半は断念。どうやら、前回のテン泊で見た糞の本体らしい。
ダイモンジソウ。
取立山のものより小さい。ゲート先の水の滴る斜面に多い。一ノ瀬にはシラヒゲソウもあるらしく、恐らく、ここだろう。しかし、見つけられなかった。
2019年10月10日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 7:48
ダイモンジソウ。
取立山のものより小さい。ゲート先の水の滴る斜面に多い。一ノ瀬にはシラヒゲソウもあるらしく、恐らく、ここだろう。しかし、見つけられなかった。
サワアザミ。
だと思う。「白山・花ガイド」には掲載されていない。掲載基準に合わなかったのか? 大型のアザミだが、花の色といい姿といい、優しい雰囲気。登山口周辺に集中して多い。
2019年10月10日 08:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 8:02
サワアザミ。
だと思う。「白山・花ガイド」には掲載されていない。掲載基準に合わなかったのか? 大型のアザミだが、花の色といい姿といい、優しい雰囲気。登山口周辺に集中して多い。
アザミなのに、ほっこりする色。
2019年10月10日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 7:49
アザミなのに、ほっこりする色。
ホッコクアザミ。
北陸特産。サワアザミの中で1株だけ見つけた。なお、高標高のハクサンアザミは既に枯れていた。
2019年10月10日 07:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/10 7:52
ホッコクアザミ。
北陸特産。サワアザミの中で1株だけ見つけた。なお、高標高のハクサンアザミは既に枯れていた。
総苞が紫掛かるのが特徴の一つ。
2019年10月10日 07:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 7:51
総苞が紫掛かるのが特徴の一つ。
モミジガサ。
沢沿いに少ない。
2019年10月10日 08:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 8:11
モミジガサ。
沢沿いに少ない。
コウモリソウ。
沢沿いに少ない。
2019年10月10日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 8:21
コウモリソウ。
沢沿いに少ない。
アキギリ。
沢沿いに多い。
2019年10月10日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 8:25
アキギリ。
沢沿いに多い。
シロバナトリカブト。
沢沿いで1株だけ。青いトリカブトは全て枯れていた。
2019年10月10日 08:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 8:26
シロバナトリカブト。
沢沿いで1株だけ。青いトリカブトは全て枯れていた。
ホコリタケ。
沢沿いより上部にある。この中には特有の虫がいるが、これにはいなかった。
2019年10月10日 08:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 8:42
ホコリタケ。
沢沿いより上部にある。この中には特有の虫がいるが、これにはいなかった。
オヤマボクチ。
林を抜けた直ぐに数株。花期は終わっていた。
2019年10月10日 09:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 9:50
オヤマボクチ。
林を抜けた直ぐに数株。花期は終わっていた。
オヤマリンドウ。
小屋前の花畑に多い。
2019年10月10日 09:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 9:55
オヤマリンドウ。
小屋前の花畑に多い。
ミヤマリンドウ。
花畑に少ない。花弁の模様が宇宙のよう。
2019年10月10日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 9:57
ミヤマリンドウ。
花畑に少ない。花弁の模様が宇宙のよう。
シラタマノキ。
ハイマツの陰に少ない。
2019年10月10日 12:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/10 12:00
シラタマノキ。
ハイマツの陰に少ない。
ミヤママツムシソウ。
主稜線に幾つか残っていた。
2019年10月10日 12:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 12:57
ミヤママツムシソウ。
主稜線に幾つか残っていた。
ノコンギク。
砂防新道のブナ林帯に多い。普通の花弁は蛍光色の青だが、ここのは色自体がやたらと青い。
2019年10月10日 14:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 14:36
ノコンギク。
砂防新道のブナ林帯に多い。普通の花弁は蛍光色の青だが、ここのは色自体がやたらと青い。
いわゆるガロアムシ。
俗にいうところの生きた化石。その実、コオロギなどの先祖に近く、古い形質を残して袋小路にはまり込んだグループ。幸い、質素な生活をしてきたので、まぁまぁの姿で残れた。こいつが、このままコオロギなどに進化した訳ではない。シーラカンスも似たようなもの。ガレ場の手前で見つけた。
2019年10月10日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/10 10:41
いわゆるガロアムシ。
俗にいうところの生きた化石。その実、コオロギなどの先祖に近く、古い形質を残して袋小路にはまり込んだグループ。幸い、質素な生活をしてきたので、まぁまぁの姿で残れた。こいつが、このままコオロギなどに進化した訳ではない。シーラカンスも似たようなもの。ガレ場の手前で見つけた。
撮影機器:

感想

紅葉も過ぎて、というか、どうも今年の紅葉はダメだったような感じ。なんで、こんな時期に頑張ったのか、今一つ、我ながら納得出来ないず、ちょっと悔しい。

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