悪沢岳・赤石岳 初めてのオクシズから

2019年10月09日(水) ~ 2019年10月11日(金)

• GPS: 47:30
• 距離: 29.6km
• 登り: 3,131m
• 下り: 3,115m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:38

8:52 椹島ロッジ
9:04 滝見橋
10:28 小石下
12:00 12:25 見晴岩
13:36 13:39 駒鳥池
14:20 14:28 千枚小屋
14:30 千枚小屋テント場

2日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 2:39
• 合計: 11:12

4:00 千枚小屋テント場
4:03 4:30 千枚小屋
5:11 5:50 千枚岳
6:33 6:38 丸山
7:08 7:18 悪沢岳
8:21 荒川中岳避難小屋
8:26 8:35 中岳
8:44 8:47 前岳
9:40 10:15 荒川小屋
10:57 大聖寺平
11:51 11:52 小赤石岳の肩
12:09 12:10 小赤石岳
12:22 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:43 12:54 赤石岳
13:12 13:13 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:47 北沢源頭
14:41 14:58 富士見平
15:12 赤石小屋

3日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:52

5:25 赤石小屋
6:42 カンバ段
8:17 椹島ロッジ

スマホのバッテリーセーバーをONにしていたので正確なログは取れず。ルートは手書きです。

天候

10/9,10　快晴
10/11　曇り　朝5時頃まで小雨。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙夏期臨時駐車場から送迎バスで椹島

東海北陸道郡上八幡IC〜新東名島田金谷IC〜畑薙夏期臨時駐車場
グーグル先生の試算では300�匱紂�4時間30分、当然休憩無しで。
島田金谷ICを降りてからが長い！試算では駐車場まで約85�辧�2時間10分。
ひたすらクネクネ、アップダウンの山道で実際の距離より長く感じました。
特に県道388号線はすれ違いが困難な隘路が多い！
ただ日中であればSLを眺めながらドライブができるかも？

その他周辺情報

道の駅川根温泉ふれあいの泉　520円　JAFカード提示で470円　前日に利用
赤石温泉白樺荘　510円　帰りに利用

写真

10/9 8:53

椹島　
駐車場から約1時間ほど悪路に揺られ到着。平日でしたがバスはほぼ満員。

10/9 9:07

滝見橋を渡った先にある新しい登山口の吊り橋　
結構揺れます。

10/9 9:57

岩頭見晴から悪沢岳　
樹林帯の登山道でほぼ展望はありませんが、ここと見晴台からは山が見えます。

10/9 12:07

見晴台から荒川三山　
汗だくでシャツとタオルがベタベタ( ´Д｀)

10/9 12:07

見晴台から赤石岳　
汗が引くまでここで大休止

10/9 13:37

駒鳥池は静かで良い雰囲気です。

10/9 14:28

千枚小屋で受付を済ませテン場へ向かいます。

10/9 14:28

とその前に本日初の富士山

10/9 14:59

設営後に再び千枚小屋へ。
シャツとタオルは乾かなかった( ´Д｀)
明日は予備を使用。

10/9 15:13

富士山を眺めながら生ビールで乾杯！とはいかずガスで真っ白に(>_<)

10/9 15:42

今日はキムチ鍋うどん。自身テン泊の定番メニュー。

10/9 15:42

酒量リミッター解除中ですが明日は長丁場なので控え目に。ペットボトルの中身は浜松の地酒「花の舞 吟醸」

10/10 4:11

翌朝小屋の横から星空撮影。オリオン座がハッキリ見えました。

10/10 4:14

オリオン座を中央に…
物干しロープにヘッドライトの光が当たってしまいましたが、これはこれでありかも。

10/10 4:21

小屋の前から富士山

10/10 5:00

千枚岳手前から　
日の出には十分間に合います。

10/10 5:11

山頂到着　
日の出を待ちます。

10/10 5:27

富士山の手前には天子山塊

10/10 5:27

10/10 5:28

10/10 5:29

塩見岳と間ノ岳、農鳥岳

10/10 5:30

10/10 5:34

奥秩父の山々

10/10 5:40

日の出の時間ですが、雲が邪魔しています(>_<)

10/10 5:44

この間に

10/10 5:46

そろそろ

10/10 5:48

ようやく

10/10 5:50

温かくなってきましたが、この時期の3000m峰には有り得ないくらい暑くなりそう
(-_-;)

10/10 5:55

荒川三山のモルゲンロート

10/10 6:01

梯子が1箇所

10/10 6:08

タカネナデシコ　
まさか見られるとは

10/10 6:18

丸山へ

10/10 6:33

丸山も3000m峰(3032m)

10/10 6:38

悪沢岳へ

10/10 6:38

女王様と貴公子も見えてきました。

10/10 6:42

ウラシマツツジ

10/10 6:43

10/10 6:43

丸山

10/10 6:48

丸山から悪沢岳間は私好みのなかなか楽しい登山道(^_^)

10/10 6:49

10/10 6:52

石庭っぽい雰囲気が(^_^)
南アルプス北部の借景が贅沢で見事！

10/10 6:55

大日連山七福園の立山、剱岳の借景も素晴らしいですが、こちらも負けず劣らず。

10/10 7:08

南部の最高峰、悪沢岳（荒川東岳）に到着

10/10 7:09

富士山

10/10 7:10

中央アルプス、北アルプス

10/10 7:10

空木岳、南駒ヶ岳の背後には御嶽山

10/10 7:10

北アルプス全部見えます。

10/10 7:10

甲斐駒ヶ岳の背後に八ヶ岳がチラリ。

10/10 7:12

10/10 7:15

今日はホシガラス祭りの予感。

10/10 7:36

目指すは南部の盟主赤石岳

10/10 7:36

その前にまずは中岳へ　
ガレザレの急下降、スリップ、落石注意！

10/10 7:37

後ろの岩にも一羽

10/10 7:38

揃って何を見ている？

10/10 7:52

広々と気持ちの良い尾根道

10/10 7:54

綺麗な彩り

10/10 8:11

雷鳥っぽい岩　
どちらかと言うとホシガラス？

10/10 8:20

中岳避難小屋

10/10 8:22

中はこんな感じ。

10/10 8:26

中岳到着　
貸し切りなのでのんびり撮影

10/10 8:27

悪沢岳

10/10 8:27

富士山

10/10 8:27

白峰南嶺最南部　
早口で三回続けてみて！

10/10 8:27

赤石岳、前岳

10/10 8:28

前岳から三伏峠に続く尾根　
反対側は大崩壊地。

10/10 8:28

悪沢岳からの下りで鳥倉から中岳避難小屋泊をした方とすれ違いました( ゜Д゜)

10/10 8:28

小河内岳　
右奥には仙丈ヶ岳

10/10 8:29

塩見岳

10/10 8:29

悪沢岳

10/10 8:29

富士山

10/10 8:30

赤石岳

10/10 8:30

前岳に1名先行者

10/10 8:30

中央アルプス

10/10 8:30

北アルプス

10/10 8:31

仙丈ヶ岳　
中央奥に頸城山塊

10/10 8:32

悪沢岳山頂

10/10 8:32

富士山

10/10 8:32

赤石岳山頂

10/10 8:32

仙涯嶺、南駒ヶ岳、空木岳と
御嶽山

10/10 8:33

木曽駒ヶ岳、宝剣岳

10/10 8:33

槍穂高連峰

10/10 8:34

仙丈ヶ岳

10/10 8:34

塩見岳山頂

10/10 8:34

甲斐駒ヶ岳

10/10 8:34

間ノ岳　
左肩あたりにチラッと見えるのは北岳なのか？

10/10 8:35

鳳凰三山 地蔵岳

10/10 8:35

鳳凰三山 観音岳、薬師岳

10/10 8:40

荒川小屋分岐　
ザックをデポして前岳へ

10/10 8:44

前岳に到着　
これにて荒川三山登頂！

10/10 8:46

南西側は大崩壊地

10/10 8:47

赤石岳と聖岳に続く尾根　
ホシガラスが周辺を飛び回っていました。

10/10 8:47

こちらに向かってきます
( ゜Д゜)

10/10 8:47

何と！目の前に降りてきました。荒川三山登頂を祝福？

10/10 8:54

ザレザレのトラバース道

10/10 9:01

この先の道も明瞭です。

10/10 9:26

この先は紅葉のトラバース道

10/10 9:27

黄色のトンネルの先に小赤石岳の肩

10/10 9:36

黄葉に包まれた荒川小屋

10/10 9:38

周辺にはマツムシソウがまだまだたくさん咲いていました。

10/10 9:40

荒川小屋に到着　
ここで大休止。トイレに行ってから水場で水の補給。

10/10 10:06

ついでにエネルギーの補給も。撮影前に食べてしまいました。海苔が沈み、チャーシューも一枚減っています。玉子は始めから付いていません。

10/10 10:16

大快晴☀
丸山から3000mの縦走路を半袖のドライレイヤー1枚で行動できるこの時期の気候って一体…

10/10 10:28

赤色もチラホラ

10/10 10:29

こちらは鮮やかなオレンジ色

10/10 10:34

荒川三山

10/10 10:36

本谷方面

10/10 10:42

ハイマツ帯のトラバース道　
雷鳥の出現を期待したいのですが、この天気では…

10/10 10:52

悪沢岳、千枚岳

10/10 10:57

大聖寺平

10/10 11:50

小赤石岳の肩に到着　
小赤石岳と赤石岳

10/10 11:51

小赤石岳の肩から荒川三山

10/10 11:54

10/10 12:00

10/10 12:00

レッドカーペットにホシガラスは目立ちます。

10/10 12:01

今日はホシガラス祭りでした。

10/10 12:09

小赤石岳

10/10 12:10

ラクダの背と赤石小屋　
稜線は冬期ルート

10/10 12:12

今回最後のピーク赤石岳へ

10/10 12:22

10/10 12:22

赤石岳分岐　
ザックをデポしておけば良かった(>_<)

10/10 12:37

最後の登りも結構キツイ。闘魂注入！気合いだー！

10/10 12:42

どうやら貸し切り。

10/10 12:43

山頂到着

10/10 12:43

富士山と赤石岳避難小屋

10/10 12:45

聖岳、上河内岳

10/10 12:45

聖岳に至る尾根

10/10 12:45

中央アルプス、北アルプス

10/10 12:45

今日歩いた場所を一望

10/10 12:46

10/10 12:47

呑べぇ小屋として有名な赤石岳避難小屋。営業中に泊まりたかった。

10/10 12:52

百間平　
気持ち良さげな尾根道、でも長い！

10/10 13:17

分岐序盤はガレザレの道

10/10 13:47

砲台型休憩所の下から

10/10 13:51

この先は紅葉のトラバース道

10/10 14:06

紅葉に目を奪われ足元の確認を疎かにしてはいけません。

10/10 14:11

この辺りは最盛期

10/10 14:12

このあと桟道多数。濡れていると厄介ですね。

10/10 14:13

桟道が無い場所では谷側が切れ落ちている箇所多数
( ゜Д゜)
一度足を踏み外しかけヒヤヒヤ、ドキドキ( ´Д｀)

10/10 14:15

紅葉も展望も無ければ心が折れそうになるかも。

10/10 14:41

富士見平　
かなりキツいトラバース道でした。
もうヘロヘロです(>_<)

10/10 14:49

右下に赤石小屋　
生ビールが飲みたい！声に出したら思わぬ効果が。ヘロヘロの身体がみるみる回復　f(^_^)

10/10 15:12

生ビール！じゃなくて赤石小屋。生ビールは魔法の言葉！富士見平から15分で到着(笑)

10/10 15:25

すでに500缶2本目！生ビールはありませんがこれでも十分。

10/10 15:29

つまみはモツ煮。キムチはサービス？
この後350缶で3本目に突入。前日の残りの日本酒も飲み干しました。

10/10 16:36

夕方になってもガスは湧かず。今日は1日晴天でした。

10/10 17:15

夕食は味噌ラーメンに豚の角煮と煮玉子をトッピング。ビールは4本目( ゜Д゜)

10/10 17:38

今回の山行で南アルプス唯一未踏の3000m峰になった聖岳。来年までお預け。

10/10 17:39

その傍らに兎岳

10/11 5:24

出発o(゜▽＾)ノ
昨晩は両サイドからグオー、グワーと雷鳥の縄張り争いのような大合唱( ´Д｀)　帰りの運転がとても不安(-_-;)

10/11 8:09

赤石岳登山口

10/11 8:14

井川山神社
行きは鳥居の前で一礼、今日はちゃんと参拝。無事下山に感謝。ありがとうございましたm(_ _)m

10/11 11:54

赤石温泉白樺荘　
ヌルヌルとした良いお湯でした。

10/11 12:23

鹿刺定食と当然ノンアルで
量が少し物足りなかったので…

10/11 12:35

天ぷらそばを追加。

10/11 12:33

静岡あるある　
お茶にハズレ無し！
どこでも美味しい(^_^)

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

よりみち

初めての秘境オクシズから念願の南アルプス南部へ！　

まとまった休日が取れないとなかなか行けない南アルプス南部。
三連休の前日も午後半休だったのでのんびりドライブしながら駐車場へ。
状況しだいでは最寄りの道の駅で車中泊も想定。
ただ大井の道の駅はリアルトーマスが不気味過ぎてパス(笑)　
ほのぼの系キャラの筈なのに夜見ると狂気すら感じてしまいます( ゜Д゜)

時計回りか反時計回りか？宿泊地はどこにするか？テン泊か小屋泊か？
送迎バスに乗るためには最低でも1度は小屋泊（素泊まり可）が必要。
理想は1日目に千枚小屋でテン泊、2日目は呑兵衛小屋として有名な
赤石岳避難小屋で宿泊。ただ避難小屋の営業は9/30で終了しているので
そのまま泊まると帰りのバスに乗車不可。ならば1日目に千枚小屋泊で
2日目に避難小屋泊にすれば荷物を軽くできる。ただ問題は台風(-_-;)
結局、千枚テン泊と赤石小屋素泊まりで最終日の行動時間を短縮することに。

1日目2日目共に快晴。ただこの時期にしては暑過ぎて正直バテバテ。
残念ながら雷鳥にも会えませんでしたが、それを補って余りある
素晴らしい展望と紅葉を眺め、ホシガラスと戯れることができました！
最終日の天候はイマイチでしたが結果オーライ。

3000m峰21座。未踏峰は残り2座！
最も低い聖岳と最も高いあのお山…


ー追記ー
⚠️林道東俣線は台風19号の大雨により複数箇所で崩落！
全面復旧には1年かかるとの見通しが…