甲斐駒ヶ岳（北沢峠より往復）

2019年10月06日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,141m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:10

5:30 北沢峠
5:40 長衛小屋
5:40 仙水小屋
6:40 6:50 仙水峠
8:05 8:10 駒津峰
8:45 六方石
9:50 10:10 甲斐駒ヶ岳
11:40 11:45 駒津峰
12:55 13:00 仙水峠
13:30 13:50 仙水小屋
14:20 14:30 長衛小屋
14:40 北沢峠

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

仙流荘まで車。そこから北沢峠までバス。こもれび山荘で前泊。

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所なし。

その他周辺情報

帰りは高遠の「さくらの湯」に行きました。仙流荘のバス停で1人50円引きの割引券をくれます。
仙流荘の日帰り入浴が一杯なので、明らかに登山帰りと思われるお客さんが次から次へと来ました(^^)

写真

10/5 13:54

北沢峠へのバスから見た甲斐駒ヶ岳。
穂高のようにそびえ立ってます。
いよいよだなという気がします。

10/5 14:01

その横にそびえる鋸岳。見てるとホンマ恐いです。
峠まで行けば、こもれび山荘にお泊まりです。

10/6 6:03

夜明け前に北沢峠を出ました・ヒッキーが南アルプスの天然水のCMした場所に近づいていきます。

10/6 6:33

北沢沿いの樹林帯を抜け、ガレ場に出ました。
V字の先が仙水峠。何か導かれるようです。

10/6 6:34

後ろを振り返れば、仙丈ヶ岳。

10/6 6:41

崩れると恐いな…(^^;;
以前ここでオコジョを見たので、勝手にオコジョ坂と名づけました。今回は帰りにリスを見ました！

10/6 6:43

ボスキャラ的にそびえ立つ摩利支天。
仙水峠手前より。

10/6 6:44

樹林帯の合間から、摩利支天とラスボス甲斐駒ヶ岳が並んでそそり立つのが見えます(>_<)

10/6 6:44

仙水峠。
ここから今日の大一番です。

10/6 6:45

鳳凰三山（地蔵岳）が雲海の中から湧き立って見えます。
勇気が出てきます。

10/6 6:45

後ろの仙丈ヶ岳が、雲が晴れて綺麗に見えました。

10/6 7:18

峠からの急登。樹林帯は紅葉しています。
合間から、甲斐駒さんと摩利支天が見えました。
写真では上手に写ってませんが…

10/6 7:33

急登最後の方、森林限界あたりから見えた駒津峰。
この辺りは紅葉で綺麗でした。
あと一息！

10/6 7:37

後ろを振り返ると…北岳！
(o^^o)

10/6 7:53

北岳をアップで。

10/6 8:08

駒津峰に着きました。
ガスが出てきています。
甲斐駒さんが隠れる〜（≧∇≦）

ラグビー日本代表には励まされます。桜ジャージを着て登りました！皆さんに声をかけていただきました。前日のサモア戦の勝利を分かち合いながら登りました。

10/6 8:09

駒津峰より甲斐駒ヶ岳。
いよいよです(￣^￣)ゞ

10/6 8:46

六方石。こんなにそそり立っていたんだ。

10/6 8:47

横から見るとすごい巨岩。

10/6 9:01

巻道からみた直登コース方面。
紅葉と花崗岩のコントラストが素晴らしい。

10/6 9:02

躊躇いなく巻道を行きます。
V時の底に六方石が見えます。紅葉が綺麗です。

10/6 9:13

摩利支天にかかるガス。
写真で見ると魔王が出てきそうな感じです。

10/6 9:13

果てしなく続く砂礫の道…。
そういえばココ2,800m近く。
酸素薄いな d(￣ ￣)

頂上まであと一息！
「ビクトリーロード♫」です！

10/6 9:51

甲斐駒さん…お久しぶりです )^o^(

10/6 9:58

13年ぶりに帰ってきました。
展望は、雲がかかり残念ながらありませんでした。
また来るね！

10/6 11:40

駒津峰まで戻りました。

10/6 12:58

仙水峠まで戻りました。
あと一息。

10/6 14:39

お疲れ様でした！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

備考

前日下界が31度という暑さで、服装選択に苦労しました。
下手すると雪降る季節なのに… (°▽°)

感想

akapikmin

　甲斐駒さんは、2006年10月29日に登っていました。そのとき、山頂があまりにも静かだったこと、展望が素晴らしかったことから、最も好きな山の1つになっていました。
　いつかまた行きたい…と思いつつ、なかなか再挑戦する機会がなく、気がつけば13年が経過していました。その間大腸癌になり肝転移も起こし、2回も手術して化学療法を行ない、大きく状況も変わっていました。今回再挑戦する機会も得られ、これが最後かもという思いも抱きながら登りました。
　無論、しっかりとトレーニングを積んだ奥様と一緒に　(^_−)−☆
　ラグビー日本代表に元気付けられ、それにあやかろうと「桜ジャージ」を着て登りました。山小屋前泊でしたが20時消灯。しかしこの日は日本代表の第3戦、サモア戦なので気が気でありません。ラジオで1本のイヤホンを奥様と一緒に聴き、勝利の情報をゲット。これで勇気をもらい、翌日意気揚々と出撃しました。
　コース自体は、何度も趣味（？シュミ）レーションしており、危険箇所もなく心配なし。気になったのは天気と展望でしたが、駒津峰を過ぎたあたりからガスがかかり、山頂では全く展望が得られませんでした。病気を乗り越えてここまで来れた喜びが半分、期待していた光景が見られなかった残念な思いが半分、悲喜こもごもといったところです。
　帰りは駒津峰にさしかかる手前からお腹が痛くなりました。やはり手術をした身。100％前と同じ体というわけにはいかないようです。双児山下山のルートを変更し、仙水小屋に緊急避難してトイレをお借りしました。
　100点満点の山行とはなりませんでしたが、また体調を整え、戻ってきたいと思います。