記録ID: 2064438
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ハイキング
北陸
毛勝山、キっついわー
2019年10月17日(木) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:51
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 1,798m
コースタイム
以前から気になっていた、富山県にある二百名山である毛勝山。急登で知られ、北陸の健脚の脚試しとなっているらしい。そんな訳で、今回はフラワーハントやインセクトハントは休業(といっても、もう時期遅れだが)、ピークハントに徹する。
前日の夕方に現地入り。天気予報と違って、雲が覆っている。やや不安だが、明日は「てんくら」を信じて、車中泊。夜半過ぎには見事な月が現れていた。
5時に起きてみると、もう何台も駐車があった。今日は一人だろうと思っていたので、平日で、マニア好みの山?でありながら、驚いた。6時に出立。林道をチョイ歩くと、立派な登山口があった。いかにも挑発的な雰囲気。いきなり激登の出迎え。早月尾根も激登で始まるが、距離は大した事なく、足を止めずに松尾平まで上がれるが、ここは無理。最初の水平道まで、何度も足を止めてしまう。早月より足場が悪くてキツイ。水平道になって安心す間もなく、急登の再開。杉林を抜けて、痩せ尾根に出ると、細目にアップダウンを繰り返し、なかなか標高が稼げない。ただ、向かいの尾根が美しく延び、何とか癒される。後半(とまでは言えないが)は次々とピークが現れ、ブラック企業の作業のように黙々とこなす。環境の変化から、徐々に標高が上がっているのが分かり、ヘロヘロになった頃に、ようやく目指す本山が視界の奥に顔を出し始める。
池が出てくると、登山道の様子も変わり、ガレ場が混じってくる。脚もいよいよキツくなるが、眺めが一変。劔や北アの並び、その手前に屏風のような岩峰が立っている。当たり前だが、3Dで見ているようで、目を奪われる。一方、いよいよ偽ピークを挟んで、本山が立ちはだかり、愕然としてしまう。そんな中で、クワガタ池周辺は素晴らしい。恐らく夏ならば花畑と思え、心地良い。ここでテントを張りたいくらいだ。もう、ここでイイんじゃねぇ?と思ってしまう。渋々前進。
ここから、止めを刺さすように、ガレ場の激登が続く。とにかく、ほとんどが浮石で、容易に落石を起こしてしまう。後ろに二名組が続いているので、慎重に慎重に脚を上げる。頂上直登では、怖くて上を仰げない。無心になって、ようやく登頂。ヤマレコで何度も見た看板が意外と小さく、もっとデカイと思った(誰が運ぶんだって事だが)。眺望は素晴らしい。何より、今まで必死に上がってきた尾根が一望出来る。
今回はピークハント目的なので、早々に下る。実は天気の崩れが早そうな気もした。筋雲が多いのだ。登りながら思ったが、やはりガレ場の下りは、登りよりキツイ。もう、生きた心地がしない。中間の水平尾根も長い長い。下山直前で、秋田から来られた、私と同級生になる方と会い、歓談しながら下山出来た。感謝。彼は私の様な格好だけの軟派ではなく、いかにも山屋だった。
駐車場には1時前に到着。おおよそ半日仕事だった。車で下った頃には雲が被っていた。
前日の夕方に現地入り。天気予報と違って、雲が覆っている。やや不安だが、明日は「てんくら」を信じて、車中泊。夜半過ぎには見事な月が現れていた。
5時に起きてみると、もう何台も駐車があった。今日は一人だろうと思っていたので、平日で、マニア好みの山?でありながら、驚いた。6時に出立。林道をチョイ歩くと、立派な登山口があった。いかにも挑発的な雰囲気。いきなり激登の出迎え。早月尾根も激登で始まるが、距離は大した事なく、足を止めずに松尾平まで上がれるが、ここは無理。最初の水平道まで、何度も足を止めてしまう。早月より足場が悪くてキツイ。水平道になって安心す間もなく、急登の再開。杉林を抜けて、痩せ尾根に出ると、細目にアップダウンを繰り返し、なかなか標高が稼げない。ただ、向かいの尾根が美しく延び、何とか癒される。後半(とまでは言えないが)は次々とピークが現れ、ブラック企業の作業のように黙々とこなす。環境の変化から、徐々に標高が上がっているのが分かり、ヘロヘロになった頃に、ようやく目指す本山が視界の奥に顔を出し始める。
池が出てくると、登山道の様子も変わり、ガレ場が混じってくる。脚もいよいよキツくなるが、眺めが一変。劔や北アの並び、その手前に屏風のような岩峰が立っている。当たり前だが、3Dで見ているようで、目を奪われる。一方、いよいよ偽ピークを挟んで、本山が立ちはだかり、愕然としてしまう。そんな中で、クワガタ池周辺は素晴らしい。恐らく夏ならば花畑と思え、心地良い。ここでテントを張りたいくらいだ。もう、ここでイイんじゃねぇ?と思ってしまう。渋々前進。
ここから、止めを刺さすように、ガレ場の激登が続く。とにかく、ほとんどが浮石で、容易に落石を起こしてしまう。後ろに二名組が続いているので、慎重に慎重に脚を上げる。頂上直登では、怖くて上を仰げない。無心になって、ようやく登頂。ヤマレコで何度も見た看板が意外と小さく、もっとデカイと思った(誰が運ぶんだって事だが)。眺望は素晴らしい。何より、今まで必死に上がってきた尾根が一望出来る。
今回はピークハント目的なので、早々に下る。実は天気の崩れが早そうな気もした。筋雲が多いのだ。登りながら思ったが、やはりガレ場の下りは、登りよりキツイ。もう、生きた心地がしない。中間の水平尾根も長い長い。下山直前で、秋田から来られた、私と同級生になる方と会い、歓談しながら下山出来た。感謝。彼は私の様な格好だけの軟派ではなく、いかにも山屋だった。
駐車場には1時前に到着。おおよそ半日仕事だった。車で下った頃には雲が被っていた。
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上直下のガレ場は落石に慎重に。下りの方が危険かも。 |
写真
撮影機器:
感想
全体的に早月尾根に似ている。近くの尾根だから、そうなるのだろう。早月は劔に向かって直登するが、毛勝の尾根は中間でアップダウンを繰り返し標高が変わらず、後半は幾つものピークを越え、挙句に頂上直下の激登と、早月よりキツイんじゃないかと思ってしまう。久々に堪えた。
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毛勝山でお会いしました秋田の同級生です。コメントに記載いただき有難うございます。masa554さんがスタートが1時間も遅い中で山頂直下ですれ違い、登山口まであと1時間ぐらいの下山途中で鈴の音が聞こえたのまさかと思ったら、masaさんでした。驚異的なスピードでびっくり、また還暦同級生と聞き(若く見えました)更にびっくりしたのと同時に、自分も頑張らねばと気合が入りました。masaさんの下山時のスピードは、忍者並みで今回も多少の怪我はしていたようですが、体は労わってください。毛勝山は、200名山193座目でしたが、トップクラスの傾斜で、達成感も大きなものがありました。またどこかの山でお会いしましょう。
毛勝では、楽しく話させて頂き、大変有難うございます。ホント、噂通りのキツイ山でした。1234ichiyamaさんが二百名山達成寸前と伺い、驚きです。私は百名山すら50は行ってないと思います。是非、今後ヤマレコ拝見させて下さい。私は東北の山で御指南頂きたいです。実は来週は急に長野ボランティアが決まり、しばらく山はお休みです。
お互い還暦!頑張りましょう。
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