大雪山(ヌタプカウシペ)縦走 赤岳〜緑岳〜白雲岳〜北海岳〜北鎮岳〜黒岳
- GPS
- 17:18
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 2,650m
コースタイム
9時22分 赤岳山頂標識
10時35分 白雲岳避難小屋前
休憩
12時20分 緑岳
休憩
14時50分 白雲岳
4時00分 白雲岳避難小屋前
4時30分 白雲分岐
朝食
5時20分 白雲分岐出発
6時20分 北海岳
7時30分 間宮岳
8時25分 北鎮分岐
8時45分 北鎮岳
9時20分 お鉢平展望台
9時50分 黒岳石室
昼食
10時35分 黒岳石室出発
11時00分 黒岳
11時50分 7合目リフト
12時20分 ロープウェー出発
12時30分 ロープウェー駅到着 下山
天候 | 濃霧〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
2 道北バスで銀泉台へ移動 http://www.dohokubus.com/index.html 3 縦走後層雲峡へ下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大雪山 Wikiより 一つの山ではないことを明確にするため、「大雪山系」という呼称もしばしば使われる。大雪山系と言われる場合、広義には表大雪、北大雪、東大雪、十勝岳連峰を包含する大雪山国立公園の南北63km、東西59kmと広大な広さとなり、その面積は神奈川県とほぼ同じである。 「大雪山」は本来、現在「表大雪」と呼ばれている、お鉢平を中心としたエリアを指す呼称であり、「大雪山系」がそのように使われることもある。先住民アイヌは「ヌタプカウシペnutap-ka-us-pe」もしくは十勝岳連峰と合わせて「オプタテシケop-ta-tes-ke」と呼んでいた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9B%AA%E5%B1%B1 ・大雪山国立公園登山案内(2005)より ヌタプカウシペ 「川の曲がり目の陸地の上にいるもの」 カムイミンタウ 「神々の遊び場」(→天上の神苑、神秘な高原) ・大雪山国立公園 http://www.daisetsuzan.or.jp/index.htm ・公共駐車場 無料 ・道北バス 層雲峡〜銀泉台 お一人様800円 ・白雲岳キャンプ場 テン場利用料 お一人様300円 ・黒岳バイオトイレ利用協力金 1回200円 ・黒岳リフト 片道400円 ・黒岳ロープウェー 片道1,000円 ・愛山渓温泉 日帰り入浴 お一人様500円(シャワー、ドライヤー無し) |
写真
感想
層雲峡に車を置いて銀泉台から縦走して黒岳から降りれば車で行けるよと
山師匠たちからアドバイスを受け、さっそく連休を利用して大雪山へ。
19時30分発のバスで旭川から札幌へ戻り、朝の2時に起床し3時前には札幌を出発。
5時30分前には層雲峡に到着し準備を整える。
公共駐車場はがらがらだ。
5時50分頃にはバスターミナルに登山者が集結。
YH始発の人たちを含め30名ほどが銀泉台へ出発。
赤岳登山口は先週のカチポロと同様に霧がかかった状態で、
また何も見えないのか・・・という寂しい気持ちがよぎるが
気象庁の晴れるという予報を信じ前進。
赤岳に到着した頃には晴れ間が見え隠れするが、雲の中に居るようで
水滴がメガネを濡らして視界を覆い強風が体温を奪う。
大げさすぎるかとは思ったが、念のために持参したハードシェルが役立った。
白雲岳避難小屋前のテン場に到着しテントを建て、
展望が無いまま空身で緑岳へ出発。この頃には更に天候は悪化。
山頂標識を見ただけで即引き返す。
前日3時間の睡眠で疲れもあり相棒が昼寝をしている間テントを張り直していると、
ガスが切れたり晴れたりを繰り返し結局ピーカンに。
寝ている相棒を叩き起こし、水場でビールとワインを冷やしつつ白雲岳へ出発。
白雲岳から見る景色はものすごかった。
テン場にカメラを忘れてしまったことが悔やまれるが、トムラウシや東大雪、十勝連峰や夕張、芦別も丸見え。それよりもアイヌの人たちが神々の遊ぶ庭と呼んだ意味がわかる景色が広がっていることに大感動。ここにはまた来る。絶対来る。
夕方にはテン場に戻ったが、その頃には避難小屋泊りやテント泊の人たちでごった返している状態となっていた。雪解け水で冷やしたビールとワインを飲みながら夕食を済ませ、なんと18時過ぎには爆睡。いやーよく寝た。
寒さで何度か目が覚めたが、翌朝は3時に起き4時前にはテン場を出発。
朝食は白雲分岐で朝日を見ながらと決めていたので急いで身支度を整える。
分岐からは北と南を見通せるのでテン場よりは景色が良い。
絶景を独り占めしながら朝食を済ませお鉢平へ向かう。まずは北海岳山頂だ。
途中氷が張っているところがあった。今朝は冷えたのだろう。
初夏とはいえ侮れない。
北海岳から見る景色に更に気分を良くし、予定になかった旭岳も登っちゃおうかと途中まで進むが、無理して疲れて怪我でもしたら大変なので引き返す。
休むまもなく間宮岳、中岳とお鉢を回り、北鎮分岐に荷物をデポして北鎮岳へ向かう。あっという間に山頂へ到着。
ここから比布岳方面への縦走路が続いている。いつか歩いてみたい道だ。
分岐から黒岳方面へ下る坂道は雪が残っており今回のルートで唯一
危ないと思った道だった。ツボ足で問題ないが、上りと下りですれ違うのが大変。
せっかくチェーンスパイクを持っていたんだから使えばよかったと後悔。
昼に近づくにつれ気温が上がり日差しは強く汗が流れてくるが、
10時ころには黒岳石室に到着。ちょっと早いが昼食を取る。
石室でビールを買い(500円)下山前にいい気分に。
スキーを担いで上がってきた人たちがいたがどこで滑るのだろうか?
黒岳は登山者でごった返しており、雲も出てき展望が悪化していたので
休みもせずすぐに層雲峡へ下りることにした。
ここ黒岳は生まれて初めて登山というものを経験した所。
あの時はちょっと登っただけで膝が痛くて子羊のようにがくぶる状態だったが、
今はもう、筋肉という鎧で膝がコーティングされ痛みはない。
あ〜成長したわ〜
昼だというのにまだまだ登ってくる人は多く、
コンニチワを連呼しながらひたすら下山。
相変わらず石の多いこの登山道は足にくる。
お昼には7合目のリフト乗り場へ到着。
暑い。蒸している。。
冷たいジュースでも買おうかと思ったが、リフト券にして楽ちん下山。
更にロープウェーを利用しあっという間に駐車場へ戻ってきた。
駐車場は満車。ロープウェー駅付近の駐車スペースにも
びっちりと車が止まっている。
黒岳って人気なのね。
帰りの温泉は愛山渓温泉まで足を伸ばし、
来たるべき大雪制覇の下見を行う。
次は8月のクワウンナイだ。
今年一番のビックイベントとなるのは間違いない。
晴れるよう大雪山の神様にお願いし帰宅。
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