(八ヶ岳)編笠山、西岳、権現岳、三ッ頭、天女山


- GPS
- 28:30
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,660m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 7:03
天候 | 1日目 曇り〜晴れ、2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
各所に洪水被害を及ぼした台風19号の1週間後だったので山道の荒れが心配でしたが、特に問題ありませんでした。青年小屋から西岳方面の源治新道、水場(乙女の水)の横の谷が崩れ気味、川水の流れるガケを通る箇所あり(3m位)。ギボシの青年小屋側直下はクサリ場連続、両方共とも要慎重通過です。 |
写真
装備
個人装備 |
フリース
長袖シャツ
Tシャツ2
ズボン
靴下
雨具
帽子
靴
ザック
ステッキ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
昼ご飯2
夕ご飯
朝ご飯
行動食2
水
酒
折りたたみ座布団
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
無線機
アンテナ
テント
シュラフ
寝袋マット
サンダル
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感想
八ヶ岳最南部の山々にテント1泊で行ってきました。権現岳を中心に西は西岳から東は天女山をカバーするため、自家用車と自転車を使ってルートを計画。まず天女山駐車場に自転車をデポしてから観音平駐車場まで自家用車で移動。なんと観音平駐車場はあふれてました。さすが人気の山です(時間は8時半、着くのが遅い!?)。いったん駐車場手前の道路路肩に停めたのですが、よく見ると奥の駐車場が空いていて(なんだ!ってやつ)、停め直ししたりして、予定より30分遅れでスタート。最初はユルユル森の中を進みます。テント泊の重い荷物を背負った身には嬉しいコースです。編笠山直下の押手川分岐は編笠山に登らず、右に巻いて青年小屋を目指しました。そうです、重い荷物で山頂目指さず、青年小屋に荷物デポし、軽身で登る作戦です。お昼前に青年小屋に到着。テント場は4人目で好きなところに張れました。編笠山は巨石を飛び飛び登り始め、後半は低木林の中の急坂を直登して到着。一気に眺望が開けました。雲海の上に、富士山、南ア、中央ア、北ア、背後にギボシ、権現と素晴らしい!眺望堪能して下山、次に源治新道で西岳を目指します。苔むした森の中の癒しの道で、40分ほどで到着。ここからは登ってきた編笠山から青年小屋をはさんで権現岳、ギボシと、南八ヶ岳の雄峰眺望が得られました。人は少なく、マッタリできる山頂です。引き返して途中、乙女の水で水を汲んでテント場に戻ります。時間は16時。まだ早いですが、やることもないので酒を飲みながら夕食調理開始しようとガスコンロを取り出すと、なんとガスカートリッジにガスがほとんどない!あーやってしまった(ぜんか沢山使ったんだった。。)。湯沸かし途中で敢え無くガス欠。仕方なく半煮えの麻婆春雨と温めないサンマ缶を焼酎水割りで無理やり流し込みます。マッタリのはずの夕食がトホホになってしまいました。17時半には真っ暗、やることないのでラジオを聴きます。そういえば、今夜はラグビーワールドカップの日本戦準決勝があるんだった。幸いにもよく入感するNHK第一放送で中継をやっていたので、シュラフに潜り込んでウイスキーを飲みつつ聞きます。。あートライされた、おっ、ペナルティで3点取り返した、押されてるなぁ、でもラジオでは様子がよくわからんなぁなんて思っているうちに寝てしまい、気づいたら終わってました。あー残念。
翌日、3時半ごろ大きな声で目覚める。早出のおじさんがしゃべっているらしい。超迷惑。静かにしてほしいなぁ。4時半までうとうとして起床。昨晩ぬるま湯で作ったわかめご飯を掻き込むが水物がまさに水しかなく大変不味い。気持ち悪くなったので半分でやめて、さっさと片づけて6時に出発。本日も下方には雲海が詰まり、上空は高曇りです。ギボシへの急登を疲れないように一歩一歩じっくり登ります。のろし場を過ぎて木がなくなり、昨日に勝る眺望が得られました。あまり危険でないクサリ場をこなしてギボシ登頂!ここでは360度、今回一番の眺望が得られました。金峰山、富士山、南ア、中央ア、北ア、そして南八ヶ岳の面々。うーん、素晴らしい。その後、権現岳へ登頂。山頂部は大岩が複数つながっていますが、絶頂は手前に祠と剣がある岩のようで、これに登って登頂。岩の上に立ち上がりましたが、狭くてビビって腰引け状態、景色を楽しむことできませんでした。ここからしばらく急坂の稜線を下ります。奥三ッ頭、三ッ頭と来て、前三ッ頭分岐を天女山の方向へ直進。さらにどんどん下ります。分岐から天女山の半分くらいのところで傾斜がぐっと緩み、あとは笹の中をユルユル下っていき、天女山に到着。ここはすぐそばの駐車場から1分で来れるところ。結構沢山の人が来てましたが、本日は曇っていて眺望なし、皆さん速攻で帰ってました。
今回の歩きはこれで一応終わりですが、ここから観音平駐車場に戻らねばなりません。ここは標高1530m位、観音平駐車場は1560m。平坦ならいいのですが、そうは問屋が卸さない。300mほど下ってしまうコースです。下ったら登らねばなりません。デポしておいた自転車でピューっと天女山を下り、さらに八ヶ岳高原ラインを下って、小荒間の交差点まで行き、ここに自転車とザックをデポ、歩きで登り返します。一度下山気分になった身にはなかなかつらい。1時間ほど頑張って観音平駐車場に到着。やっと終了となりました。
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