真っ直ぐに生きること【有馬富士 花山院菩提寺】

2019年10月22日(火) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 11.3km
• 登り: 467m
• 下り: 459m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 1:11
• 合計: 4:58

距離 11.3km 登り 472m 下り 467m

11:08 有馬富士自然学習センター
11:16 観察小屋
12:04 12:23 有馬富士
13:41 13:42 花山院バス停
14:03 14:45 東光山花山院菩提寺
14:59 15:09 花山院バス停
16:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有馬富士公園の駐車場、無料

コース状況／危険箇所等

有馬富士周辺ではスズメバチが発生していて、迂回が無難。
有馬富士から千丈寺湖方面へ道で通行止め箇所あり。
他はよく整備されており快適、標識も多い。

その他周辺情報

パティシエ エス コヤマ
〒669-1324 兵庫県三田市ゆりのき台５丁目３２−１
079-564-3192
https://goo.gl/maps/hKmybP6FBr1FdWab7

写真

10/22 11:03

駐車場に車を停めて出発。有馬富士公園パークセンターでトイレや情報収集。

10/22 11:13

秋晴れの有馬富士。とても気持ちの良い気候。

10/22 11:16

有馬富士を流紋岩付近から。池はだいぶ干上がっていた。

10/22 11:22

公園の散策路から登山道に移る。

10/22 11:40

山頂への分岐、ここから山頂まではトレイル。

10/22 11:43

緑のトンネル

10/22 11:46

山頂が近づくと岩が目立つようになる。

10/22 11:51

山頂到着

10/22 11:52

頂上からの眺め

10/22 12:22

昼ごはんなど、のんびりとした時間を過ごてから、山頂を出発。

10/22 12:33

千丈寺湖方面へ進む。

10/22 12:37

18丁、菩提寺までの町石なのか？

10/22 12:44

センコウハナビと命名。

10/22 12:51

通行止めの看板、左に曲がる。

10/22 13:06

休憩ゾーンに到着。

10/22 13:09

芝生の広場では、のんびりとしたり、駆け回ったり、思い思いに過ごす人々。遠くに菩提寺が見える。

10/22 13:32

有馬富士公園を後にして、菩提寺へ

10/22 13:35

尼寺集落は、花山法皇を慕って後を追った女官たちが、ここで暮らしたことが由来。

10/22 13:38

女官たちにまつわる墓があると聞いていたので探したら、すぐに見つかった。

10/22 13:38

十二妃の墓

10/22 13:42

菩提寺の説明書き。

10/22 13:42

ずっと車道だが、傾斜は急で、なんなら有馬富士よりも登りにくい。

10/22 13:54

琴弾坂の石碑。

10/22 14:03

菩提寺の山門。

10/22 14:04

山門仁王像、阿形。

10/22 14:04

山門仁王像、吽形。

10/22 14:05

巨木。

10/22 14:06

花山法皇殿、西国巡礼の参拝所。

10/22 14:12

幸福の七地蔵の説明。

10/22 14:12

左から、祖父、祖母、父、母、子、結び、賢者地蔵。一通り握手しておいた。

10/22 14:16

花山院御廟所。

10/22 14:18

花山法皇は、西国巡礼再興の旅中にこの寺にたどり着いた。この寺の見事な風景に心に打たれて、この地で終生、仏道修行をしたいと思い定めたという。(五叟2017)

10/22 14:19

色づきはじめの境内。

10/22 14:40

展望台からの眺め。霧はなかったが、平野と山々が合わさった風景は素晴らしい。

10/22 14:44

ゆっくりとお参りを済ませて、菩提寺を後にする。

10/22 15:18

帰りは県道を歩く。

10/22 15:54

有馬富士公園に戻ってきた。

10/22 16:06

第3駐車場、ゴールに到着。

撮影機器：

iPhone XS Apple

感想

heshu

西国巡礼の番外、花山院菩提寺への参拝ハイキング。御詠歌にも詠まれている有馬富士を結んで歩いた。
本筋の方はようやく奈良を出たところで、兵庫に来るのはまだ先の話ではあるが、近場なので良いタイミングでやろうと思っていた。今回色々と条件が重なって、順番はだいぶ飛んでしまったが、参拝してきた。

有馬富士公園は、この地域の人ならば親しみのあるスポットで、特に子供の遊び場が充実しているので大人気。肝心の有馬富士登山も非常に整っていて、険しさは全くないが、子供の人生はじめての冒険にはちょうど良いだろう。
季節的にスズメバチの注意喚起がされていたが、天災による被害も少なく、気持ちよく歩けた。非常にのんびりとした贅沢な時間。

花山院菩提寺は、西国巡礼を整えた花山法皇が終の住処として選んだ寺なので、番外として数えられている。京での高貴な生活、仏道修行や西国巡礼でまわった関西各地の名だたる土地を抑えて選ばれたのが、この有馬富士を眺める菩提寺。
花山法皇は変わり者、とする説が多いらしいのだが、少なくとも自分自身の感性に真っ直ぐな人であったのだろう。
なかなかそうは生きられないとは思ってしまうのだが、自分自身を見失わないようにありたいと改めて願った参拝だった。