塔ノ岳（ヤビツ峠〜三ノ塔〜塔ノ岳〜大倉）

2012年07月16日(月) [日帰り]

• GPS: 09:46
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,242m
• 下り: 1,700m

コースタイム

ヤビツ峠9：40-10：20岳ノ台10：33-11：20富士見山荘11：30-12：58二ノ塔13：03-13：25三ノ塔（昼食）13：45-14：16烏尾山14：23-14：44行者ヶ岳14：46-15：35新大日15：40-16：27塔ノ岳（休憩）16：58-17：15花立山荘17：30-18:05堀山の家18：06-19：26大倉　【　歩行時間（休憩除く）7時間57分（標準7時間10分）】登り5時間45分（標準4時間50分）、降り2時間12分（標準2時間20分）　

天候

前半は陽射しのある晴天でしたが、後半は次第にガスって来て霧雨と強風の中での山歩きとなりました。山麓（気温30℃、湿度64％）、山頂（気温22℃、湿度85％）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往】新宿（小田急）7：21発−秦野8：33着、秦野（神奈中バス）8：48発−ヤビツ峠9：35着
【復】大倉（神奈中バス）19：38発−渋沢19：51着、渋沢（小田急）20：22発−新宿21：37着

コース状況／危険箇所等

休日なのでヤビツ峠へ向う登山者は多く、秦野のバス停は30人ほど並んでいました。座れなくても乗れないことは無く、全員乗せて出発。ただヤビツ峠付近は道が狭く、何度もすれ違いのための停車、待機がありました。登山ポストはヤビツ峠にあります。コース上のガレ場や岩場（鎖場）は一部崩壊気味の箇所がありますが、気を抜かずに、注意して通過すれば、問題ありません。またこの時期、日が長いからといってヘッドライトを持参しないのは危険です。今回、余裕をかましてライト無しで山行したのですが、結果として、ギリギリの下山でした。反省しています。

写真

7/16 8:39

秦野駅北口、ヤビツ峠行きバス停

7/16 9:36

ヤビツ峠　　売店や自動販売機、トイレなどがあります

7/16 9:49

岳ノ台への登り

7/16 10:49

菩提風神社
名前の由来か、風の通り道になっている

7/16 11:00

パラグライダーの滑走台
ものすごい風が下から吹き上げている

7/16 11:15

路傍にある不思議な石仏（顔のみ）

7/16 12:07

小鹿がいました
登山者がそばにいても悠然と草を食んでいました

7/16 13:43

三の塔にある休憩所
中は、じめじめして暗い。だれも利用しようとしない

7/16 13:52

三の塔から烏尾山へ向う崖（鎖場）の上にある。
登山者の安全を祈っているのだろうか。
それとも昔ここで、……

7/16 13:56

アザミの群生があちこちで見られた。

7/16 14:00

三の塔がけ下から望む烏尾山

7/16 14:23

烏尾山荘

7/16 14:59

一部崩壊しかけて修復されたヤセ尾根（要注意）

7/16 15:31

新大日山頂
長尾尾根（札掛へ到る）への分岐でもある。

7/16 16:08

塔ノ岳への登り
だいぶガスって来ている

7/16 16:28

霧の中から突如現れた尊仏山荘（塔ノ岳山頂）

撮影機器：

943SH SHARP

感想

へのへのもへじ

今回の表丹沢の縦走は25年振り位のことで、新鮮な山歩きが出来ました。富士見山荘跡近くの護摩屋敷の水は、冷たく、とても美味しい水質でした。必ず寄られることをお勧めします。このコースのハイライトは三ノ塔から新大日の間だと思います。山の造形が空間的にダイナミックで、変化に富んでおり、山歩きの楽しさを堪能しました。行者ヶ岳からは次第にガスって来て、霧雨と強風に身をさらされました。しかし辛いということは無く、かえって体の野性が目覚めていく歓びがありました。塔ノ岳山頂にある尊仏山荘ではお茶をいただき、しばしご主人達と歓談、疲れのとれたところで、ガスって全く展望のきかない山頂を後にして、大倉尾根をひたすら降りて行きました。昔の大倉尾根と違って、整備されており、幾つかの山小屋は新しくなって、見違えるようでした。