旭小屋前泊で武尊山不動岳ルート往復
- GPS
- 09:35
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:35
計画を立てるときは、標準のコースタイムも参考にしてください。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、あまりの車道歩きの長さに同情した親切な方に送っていただきました。ほんとにありがとうございました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・旭小屋から川場野営場分岐まで 最初は川沿いの登山道を歩きますが、すぐに林道にぶつかります。ここからはしばらく地図通りには行けませんでした。多分、林道をたどり、ほぼ直角に曲がってちょっと行った先で、登山道へ合流するのが早いと思います。(合流地点は写真参照) いったん登山道に出てしまえば、道ははっきりしていますし、歩きにくいところもありません。 ・川場野営場分岐から不動岳を経て前武尊 ほぼ道ははっきりしていますが、鎖場が何か所かあります。また、笹?の茎の上を歩く場所もあり、足元は良くないです。鎖場など登山道の様子も写真に撮りましたので、写真も参照してください。 カニのタテバイ、ヨコバイがあるそうですが、私が行ったのは簡単な方です。行きに鎖を降りてきて数メートル行ったところでもう一本鎖を見つけ、そこも登って見たのですが、てっぺんまで登ると岩の裏手に鎖があるのがみえたのだけど、足場がわからず、帰りもそのルートを通らずに戻りました。 ・前武尊から中岳 道ははっきりしています。 剣ヶ峰は巻きました。標識もありますが、行った方によれば、途中で深い裂け目があり、そこを飛び越える形になるとかで、その方は引き返して巻き道で登ってきたそうです。 鎖のない岩を登る箇所もありますが、難易度は高くないです。写真あります。 ・中岳から沖武尊 危険箇所なし。道もハッキリしています。 |
その他周辺情報 | <旭小屋> ネットには水場ありと出ていて、実際プラスチックの管がありました。が、水は出ていませんでした。水場は道路から来る橋の近く、石碑がいくつかある辺りです。管の傍から水が湧いているので、そこから汲むことは出来るかもしれませんが、水量は多くありませんでした。橋は壊れていて、渡渉しないと行けません。トイレは小屋からちょっと下ったところにあります。トイレットペーパーはありません。きれいなトイレでした。小屋は大小二部屋ありますが、小さいほうは寝返りうったら落ちそうだったので広い方を使用しました。座布団4枚と毛布2枚がありました。上に濡れたものを乾かせるひもが渡してありました。引き戸を開けるとコンクリートの土間があり、中に浅い囲炉裏のようなスペースがあります。土間でならバーナーを使えそうです。外に切り株をきった椅子がありましたが、苔むしていて、使う気にはなれませんでした。 <いこいの湯> 建物の看板が壊れてたので、不安でしたが、ちゃんとやってました。 10人程度入れそうな室内風呂があります。露天はありません。窓が広く取ってあり、狭さは感じません。景色はそれほど見えませんが、ちゃんと空は見えて、日が暮れていくのがわかります。 畳の広間があり、食事や肴がでます。そこへ行く手前に給湯器があって、コップにお茶や冷水を汲んで飲めます。 入浴料2時間440円。生ビールとおでんで880円。フェイスタオルの販売や貸バスタオルもあります。そして年かさのおねえさんがフレンドリー。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着(フリース
ソフトシェル
薄手ダウン
ネックウォーマー
手袋)
雨具
日よけ帽子
サングラス
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
テープ
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ(GPS兼用)
時計(高度計兼用)
ハイキング用地図
温泉セット
クマ除け鈴
|
---|---|
備考 | ・水はもっと持参すればよかったと後悔しました。小屋の水場も上記の通り。中岳の先の湧き水、笹清水もプラスチックの管からは出ておらず、その脇にちょろちょろと流れる水を汲みました。時間はかかるし泥はつくし、小石も入ります。ただ、おいしいです、とっても。 ・避難小屋の中は寒くてダウン着てました。それ以外では使いませんでした。 ・山の上の方は氷が張っていましたが、まだこの日はアイゼンは必要ありませんでした。 ・クマ鈴必携です。クマがいます。朝、数十メートル先で大人のクマが登山道を横切って降りていくのが見えました。そのあたりまで来てふと横を見ると子熊がいて、「気の立った母熊怖い」「走って逃げるべき?」「でも走ったら却って危ない」と葛藤しながら歩きました(笑)←無事だったので笑えるわけですが。 |
感想
山が楽しいかは、やはり運だと思う。
よく調べて季節を選び、コースを選ぶ。
それでも、絶対楽しいとは限らない。
例えば、天気なんか全然期待通りじゃない。
中には5日間休み取ったら、どまんなかに台風の来たやつもいる。
私だ。
今回は運に恵まれた。
もっとも、出だしは大変だった。
日曜、雨の中、延々車道歩き。
渡渉では足を置いた岩が傾き、
おもいっきり水に落ちる。
小屋にはあてにしてた水がなく、
節約しながら水を飲んだ。
翌朝は、日の出のちょっと前に出発。
で、道迷い。というか、地図にある道が無い。
やっと藪漕ぎのはてに登山道へたどり着いた時には30分経過。
ほっとするもつかの間、熊に遭遇。
それも親子連れ。
分岐にでて、後ろから人がきた時には
ほっとした。
でも、そんな苦労を乗越えて登った稜線からは、
ずっと向うまでの紅葉が見えた。
それを稜線が取り巻く。
燧ケ岳が見える。皇海山も見える(たぶん)
もっとぐるっと周りの山を歩いていたら、
もっと楽しいだろう。
山頂からは谷川岳もよく見えた。
向うも真っ赤。
隣の人と
「谷川真っ赤ですね」
「向う行けばよかったかも」
「いやいや、離れてみる紅葉もなかなか」
「ですよね!」(笑い)
こんな会話が出来るのも楽しい。
やはり、人も大事だ。
そういえば、車道歩きでも、おばちゃんからアメもらったな。
「これ食べると元気出るから」って。
そして!
途中から時々一緒になった人に、
車でバス停まで送ってもらったのだった。
途中で思い出してわざわざ引き返してきてくれたそう。
「時間が合えば送るっていったじゃないですか(ほほえみ)」って
言ってくれた時は、
神様にみえましたともさ。
ほんとにうれしい。
天候と人に恵まれ、
ほんとに楽しい山行になった。
送ってくれた人、本当にありがとうございました!
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