台風の影響は？秩父から酉谷山避難小屋へ

2019年10月30日(水) ~ 2019年10月31日(木)

• GPS: 11:22
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,774m
• 下り: 1,757m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:02
• 合計: 6:24

距離 9.9km 登り 1,466m 下り 312m

10:16 浦山大日堂BS
10:20 天目山林道入口
10:44 10:58 地蔵峠
11:17 新秩父線61号鉄塔
13:00 13:08 大ドッケ
13:12 独標1315m
14:21 14:22 大平山
14:31 14:36 大クビレ
15:07 15:40 七跳山
16:08 16:09 坊主山(割谷ノ峰)
16:40 酉谷山避難小屋

2日目

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:46

距離 9.5km 登り 319m 下り 1,458m

7:03 酉谷山避難小屋
7:04 7:14 酉谷峠
7:37 坊主山(割谷ノ峰)
8:15 8:25 七跳山
8:48 大クビレ
9:00 大平山
9:48 独標1315m
9:55 大ドッケ
11:13 11:17 新秩父線61号鉄塔
11:29 11:31 地蔵峠
11:45 11:46 天目山林道入口
11:49 浦山大日堂BS

天候

2日間とも薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

「ぬくもり号」停留所脇の駐車場に置かせていただいた。2日間にわたる駐車となるため、登山計画書（パーソナルデータ部分を除く）をフロントガラス内側に掲示した。

コース状況／危険箇所等

台風の影響なし・ツキノワグマ3頭の群れに遭遇

写真

スプリング・エフェメラルへの道から峠ノ尾根へと分かれる

地蔵峠から少し上った尾根でツキノワグマ3頭が目の前を悠然と横切っていく

3時間かかってやっと大ドッケ

大平山までも遠かった

七跳山までもさらに遠い

ようやく酉谷山避難小屋。小屋は台風にも耐え、問題なし

壊れていたのは水源。表土の流出で枡は埋まっている。

土砂を完全に取り除いた。この水でコーヒーを4杯飲んだ。

小屋はピカピカだった。

さらに懇ろに掃除をした。

いつもとは別な角度で小屋の姿を見てみる。

小屋とお別れ。

今度は水場が再び土砂に埋まらないようにしてあげよう。

タワ尾根もいい雰囲気

稜線の紅葉は終わっている

（参考）小川谷も、帰路の七跳山から見る小黒の下部の紅葉は真っ盛り

今回のルート全線に崩壊箇所・最近の倒木なし。

七跳山

七跳山から坊主山方向

地蔵峠

いにしえのハイキングマップ。
無事、浦山大日堂に到着。

感想

老少年

台風19号の影響で日原はいまだ孤立しています。崩壊箇所を回避して東日原まで歩いては行けますが、被災者を目の前ににザックを担いで歩くというような不埒な真似は私にはできません。

しかし、酉谷山避難小屋がどうなっているのか、この目で確かめたく、小屋に行ってきました。
1泊の荷物を背負ったロートルが1日に歩ける時間は限られています。どこから登ろうか？沢を渡らないで済む峠ノ尾根をたどることにしました。

たどり着いた酉谷山避難小屋の水場が崩れ落ちてきた土砂で埋まっていましたが、水を採れるようにしてきました。このようなことがないようにするには、石組みを根本的に作り直す必要がありますが、それは管理者である東京都にお任せすることにしましょう。小屋そのものに、台風などの影響はありません。いつものように歓迎してくれているようでした。

水場は、ゴムシートが外れかかっていますが、これが外れてしまって水が受けられないときは、小川谷に下りる道を少し下がって、黒いパイプを辿っていけば、水場からの水が、全量流れ出る仕組みになっています。

今回飲んだ酉谷山避難小屋の水は、かつてないおいしい水でした。