御岳駅〜惣岳山〜岩茸石山〜高水山〜榎峠〜雷電山〜三方山〜青梅駅
- GPS
- 06:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR青梅線・御岳駅→JR青梅線・河辺 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山時間=約6時間] 距離=約15.8km 最大標高差=約556m |
写真
感想
平日だけど、
これがラストチャンスかも知れないので、
行って参りました、
雪の高水三山。
マタギはピンスパイク付きの長靴で、
道無き山道を歩き回っていると図書館の本で知り、
ピンスパイク付きの長靴を私も試してみる事にしました。
御岳駅で下車して北側の急登りから、
まずは惣岳山を目指して登り始めたのが午前10時前。
御岳駅から、
惣岳山(756m)→岩茸石山(793m)→高水山(759m)ですと、
大変しんどいので断然皆さん、
軍畑駅スタートで高水山→岩茸石山→惣岳山みたいです。
私は御岳駅スタートの急登りの方が好きで、
今回これで3度目です。
という訳でこちら側には誰もいません。
ひとり、
ふわふわの雪道を長靴で登ります。
長靴で山歩きって、
ちょっと心配でしたが意外と快調です。
アイゼンを装着した事はないけれど、
長靴でも充分登れますね。
約90分大汗かいて、
まずは惣岳山に到着。
少々休憩をして、
絶景の岩茸石山を目指して出発しますと、
難所の岩場下りです。
今日は岩肌が雪に覆われていて、
滑りやすくて危険です。
慎重に岩場を下って更に40分程歩くと、
やれやれ岩茸石山です。
岩茸石山頂で本日初、
初老3人組の登山客と遭遇しました。
ベンチに腰掛けて、
大汗拭いつつ水分補給をしながら、
遠くに見える山々を眺めれば、
ホント生きてます俺ってカンジです。
元旦以来の登山で、
ふくらはぎに軽いハリです。
実は途中、
道を間違えて、
登山道ではない超急登りを登ってしまいました。
途中で間違えた事に気付きましたが、
そのまま強引に登ってしまったので、
ふくらはぎに軽いハリです。
やや筋肉痛気味ではありますが、
思った以上に長靴が快調で、
これならまだまだ歩けそうです。
高水山を抜けて下山したら、
榎峠から雷電山に入って、
青梅丘陵ハインキングコースを抜けて青梅駅から帰ろう。
そう決めると、
まだまだ先が長いので、
ふわふわの雪道を飛び跳ねながら下山。
途中でトレイルランな方とすれ違いましたが、
ホント色んな方がいますね。
雪の高水山常福院を散策して、
皇太子殿下と雅子妃の新婚時代を思い出しながら高水三山を無事下山。
一旦東京都道193号に出て、
軍畑駅とは反対方向へ上がって行くと、
右手に雷電山方面の道標があります。
その脇から入山しようとすると、
その隣に 「雷電山付近で熊が目撃された」という注意喚起の看板です。
雷電山に熊なんかいるのかなあ?と、
首を傾げてみましたが、
鈴も笛も持っていないのでやっぱり心配です。
しょうがないから 時々、
奇声を発しながら登る事にしました。
相変わらず誰にも会わず、
ひとり雪道を40分程登りますと、
ザザザッと強い物音です。
熊か?と立ち止まって身構えますと、
1頭のニホンカモシカくんがじっと私を見ている。
奥多摩の本仁田山周辺にはいるらしいとは聞いていましたが、
まさか青梅の雷電山でニホンカモシカくんに出会えるとは。
ホントびっくりです。
熊には会いたくないけど、
ニホンカモシカくんなら大歓迎です。
ニホンカモシカくんは好奇心が強くて、
人間を見学するために、
わざと近づいて来る事もあるそうです。
きっと私に興味を示して、
近づいて来てくれたんでしょうね。
あんまりニホンカモシカくんの顔が可愛いので、
しばらく見入ってしまいました。
ニホンカモシカくんの方も、
身じろぎもせずにじっと私を見つめ続けています。
私が少し歩くと、
ニホンカモシカくんは首だけ動かして見続けます。
恐らくずっと、
このまま見つめ合い続けても、
ニホンカモシカくんは逃げないんでしょうね。
ホント不思議でカワ(・∀・)イイ!!ですコイツ。
こうやって、
ずっと見つめ合ってる訳にも行かないので。
ニホンカモシカくんにごめんなすってと一礼して、
先へ進む事にします。
それにしても、
雷電山へ足を延ばして正解でした。
ニホンカモシカくんに会えるなんて、
こんなチャンスはなかなかないぞと。
ほくそ笑みながら更に30分程進みますと、
またザザザッです。
熊か?と立ち止まって身構えますと、
別のニホンカモシカくんがこちらをじっと見ている。
こんな事って本当にあるんだろうか?
立て続けに2頭のニホンカモシカくんと、
奥多摩じゃなくて青梅で出会うなんて。
面白いから、
またしばらく見つめ合って、
笑ったり、
面白い顔をしたりしてみましたが。
ニホンカモシカくんは、
キョトンと無表情で私を見つめ続けるばかりです。
それではさようならと、
今度は手を振って、
2頭目のニホンカモシカくんともお別れして、
無事下山しました。
カモシカに 好かれる俺は 男前
イワモケ
http://iwa-moke.blogspot.jp/2012_03_01_archive.html
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