秋の獅子吼稜線縦走漫歩【板尾不動滝〜奥獅子吼〜風吹峠〜倉ケ嶽 見どころお楽しみどころが超満載】

2019年11月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,273m
• 下り: 1,396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:39
• 休憩: 0:47
• 合計: 8:26

7:59 不動滝・宿ノ岩登山口
8:02 8:12 板尾 不動滝
11:03 11:10 板尾方面分岐
11:20 11:34 奥獅子吼山
11:43 板尾方面分岐
12:09 12:11 樹木公園方面分岐
12:22 奥獅子吼登山口(犀鶴線林道出合)
12:32 仮設トイレ
12:41 12:44 アゾ谷山
13:00 13:02 月惜峠
13:36 13:38 後高山
14:09 14:14 風吹峠
14:39 14:40 超剛寺山
15:13 15:14 倉ヶ岳
16:25 槻橋神社

天候

晴れ のち 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

下山口となる白山市鶴来月橋町の槻橋神社前に一台Millerさんのポンコツマシーンをデポ駐車し、ランちゃんのスーパーカーで登山口である白山市河内板尾集落奥に位置する板尾宿の岩登山口まで直行する。
ランちゃんのスーパーカーは板尾宿の岩登山口前の路肩スペースに駐車させていただきますた。
下山後はポンコツマシーンにてスーパーカーを回収する。

コース状況／危険箇所等

【板尾宿の岩登山口〜奥獅子吼山分岐〜奥獅子吼山稜線板尾分岐】
本コース一番の難易度が高い区間とも言えよう。
この区間は荒廃したところもあり、極めて人の入りも乏しく獣遭遇率がとても高い。
板尾不動滝から奥獅子吼山分岐に上がる手前の沢筋が藪で覆い尽くされていたり登山道自体が不明瞭な箇所が多く初めて入るお方はコース山行経験者と共に歩かれる事が望ましい。
またこの区間は朝露が付いた藪漕ぎが強いられます上にヌスビトハギの果子が化繊繊維質の衣類に付着しそれらの除去に大変難儀いたしますので対策としてカッパ装備で挑む事をオススメいたします。
※この区間は水場はございません。

【奥獅子吼山稜線板尾分岐〜御堂山〜月惜峠〜スカイ獅子吼】
この区間は道の整備も万全で人通りも多く危険と思われるポイントはございません。
※御堂山直下の登山道脇には水量安定の水場がございます。

【スカイ獅子吼〜風吹峠〜倉ケ嶽〜槻橋神社】
この区間もとてもよく整備（下草刈り払いは万全でありますし手すりや赤布も行き届いています）が施されていて道は明瞭ではございますが人の入りは極めて乏しい。
この区間には本コースで唯一の鎖場が展開する岩場がございますけどもスパンも短くホールドもしっかりとしていますので危険と思われるレベルではございません。
※スカイ獅子吼には売店及びトイレ🚽が完備しています。
長丁場ですので水の補給やトイレはしっかりと済ませましょう。

全体的に人の入りが乏しい区間がとても長いので自分の存在を獣に示す意味でクマ鈴や笛を鳴らす等のACTIONは有効かと思われます。

写真

参考「獅子吼アルプス」

画像は以前風吹峠から奥獅子吼をピストンした時の抜粋よん。
今回はケカン谷の頭の更に右側の斜面を降りた一番下からの攻め上げとなり、その後は稜線伝いをひゅい〜んと快適に歩き続け、倉ケ嶽の山頂を制したらその真下に位置する槻橋神社へ降りる計画よん。(M)
とは言ってもこうして見るとめっちゃ長いんですけど…。
まぁ、途中で泣きが入ったら地元の鶴来「かなや」タクシーさんに応援要請していただきましょうね。（lan）

11/3 6:30

白山

お天気は微妙だけど、麓からは白山がキレイに見えました。
早く白くなってもらいたい。（lan）
今日は稜線からも見えるとイイね。（M）

宿の岩登山口（板尾）

さぁ元気に行ってまいりましょうね。
そすて取付きはココからよ。
何故か本日2回目の出発となったんですけどね…。（M）

11/3 7:35

炭焼き窯跡

取付き直後に登場する炭焼き窯跡よ。（M）
知り合いのお爺ちゃんが、昔この辺りで炭焼きをしてたんです。
炭三俵（45kgらしい）担いで、板尾から山越えして鶴来方面に運んでいたそう。
私のリュックは6.5kgですが、今日はこれで許して下され。(lan)

無名滝（一の滝）

まずはコチラの滝から登場するわよ。
朝陽が丁度射し込んで中々良い感じじゃないですか。（M）

板尾不動滝

落差30m超えの水量豊富な迫力の滝よ。
辺りの紅葉がもうちょっと色付いていたらパーペキでしたね。（M）
私も撮ったけど全然違うわー笑（削除済）。見た瞬間「あ、日が当たってる！」とか叫んでたが、私は言われるまで気付かなかった。DNAレベルで違いがあると思う（lan）

11/3 7:42

謎のカメラマン

私が撮ると、紅葉完全に終わってますね。カッパズボンの鮮やかさが映えるわー。(lan)
あのう、、、この人は誰？（M）

ガレ場

不動滝から九十九折れのガレたトラバースラインがウォーミングアップとなるが足元が厄介で辛い登りとなる。
この区間は下山では使いたくはないね。
ランちゃん、ガンバ！（M）

沢筋をグイグイ攻める

正直言ってこの一帯はWILD感満載のジャングル環境よ。
鬱蒼と生い茂る樹木や激藪も多く直ぐ近くにエゲツナイ大型獣が潜んでいそうな雰囲気が漂ってんねん。
おまけに朝露ベッタリWALKもずっと強いられるしね…（M）

11/3 8:18

沢筋鬱蒼地帯

巨岩が所々に。
お爺ちゃんもここで一服したんだろうか。(lan)
ここエグいジャングル地帯やんか…
旧日本兵がいない？？？（M）
先遣隊、任せた！（lan）

新型セリカ誕生

この時期に沢筋に展示してあるMODELとなるとおそらく「Shirane thank you」ではないでSHOWか？（M）
私の写真も見てねー。笑うと免疫力が上がるよー

って書いたけど、今見たら削除されてたw（lan）

ゲンノショウコ

可憐な貴女に出会えてとても心がウルウルしたわ。（M）
もう撮るの止めた笑（lan）

オオカメノキが咲いている

これにはオドロイタわわわ。
だって春先に咲くお花なのよ。
それに葉っぱもめっちゃ初々しいんやで…（M）
なんか色々狂い咲いてました、花も人も（lan）

寄り添う二人

もしも。
もしも私に彼女が出来たら…。
やって欲しいしぐさのベスト1でございます。
YES！Fall in love！（M）
もしも。
もしも私に彼氏が出来たら・・・。
やらんな、これは。
真っ直ぐ立ってやーと言う（そっち！？）（lan）

11/3 7:42

ふしんしゃ

終始こんな感じ（笑）
盗撮ポーズ。
これは警察にツーホーしましょうよ（M）
今しときました。到着まで少々お待ちください（lan）

11/3 8:30

カノシタ。

ポタージュにするとおいしいらしいが、誰か食べたことあります？

11/3 8:56

あっUFOだ

スギエダタケ。
これは近い将来にチャレンジ予定。（lan）
SFっぽい描写となってるやん（M）

11/3 9:00

ムササビタケかな。

クリームシチューに入れたいが…。
ムササビタケは毒はないと言われていますが食用には向かないキノコである為、食用としての価値はありません。
また、毒があるという説もあるので口に入れない方が良いでしょう。
どっちやねん！（M）

自信がないキノコは食べるなってことね（lan）

11/3 9:01

挙動不審

何か見付けたら「撮って！」というパターンになってきた。
キレイに撮れる人が撮った方が良いよね。（lan）
だけど撮っている人の身なりはあまりにもキタナイですわよ…（ほっとけ）（M）

おさるの歓迎

「きぃーっ！」。
ん？、やっぱりアナタはいたのね。
そんなおさるのジョージの歓迎をランちゃんも「きぃーっ！」でお返しよ。
そしたらちゃんと会話が成り立っていたのが流石であった。（M）
ほんと、キィ〜とか、ホォ〜とか叫ぶと返事がくるんですよ。
ちなみに、ナメコどこにあるけ〜？　知らんー！　という会話でした（lan）

蛇巻岩稜線

実を申しますと蛇巻のコースもめっちゃ紅葉＆黄葉がスンバラシイのでございます。
そのシーンも是非ランちゃんに見て欲しかったなぁ…（M）
ホントはそっちから行く予定でしたが、林道が進入禁止だったんです（lan）

11/3 9:11

白山

なんか予想外の形だったので、一応物言いはつけた。
最後右にがくっと落ちるところが美女坂かな。（lan）
今年とうとう歩けなかったなぁ（M）

11/3 9:42

ベストファッション賞（板尾限定）

朝露対策でカッパを着こんだのまでは良かったがそれだと暑くて超ムレムレとなっちまった。
結局服もズボンも下着のパンツに至るまでドボドボにされちゃったから何をしてるかさっぱり分からなかった…（M）

紅葉の森

高度が上がってくると樹々の葉の色付きもグ〜ンとUP！
それに伴いテンションもUP！（M）
そして進むスピードはDOWN！（lan）

ビョウダケ

画鋲に似ているからビョウタケですって。
かわいい。ちなみにビョウ「タ」ケです、濁りません（lan）
画鋲を可愛いと思った事は一度も無いがこのビョウダケは可愛かったね。（M）

キクラゲ？　

梅干しをむしったような姿にも見える。
お寿司に付いているガリにも見える（M）
ハナビラニカワタケかね？　食用って書いてあるわ、しまったー（lan）

ムラサキシキブ

これはコンタックさんのカプセルの中に入っている赤い玉のお薬です。
って私の家の近所の薬局のオバチャンが言うてました（M）

11/3 10:02

透明感のある黄葉

これがコシアブラか。
透け感が素敵でした（肉眼では）。
春も秋も楽しめる良い木。（lan）
ホント透け感が素敵でした。
だけど私が言うと違うニュアンスで捉えられる…（M）

イタヤカエデ

コチラのカエデは背丈も高く巨樹的レベルに達していた。
したがいますて黄葉も迫力満点でありますの。
GREENとYELLOWのグラデーションが素敵だったわ。（M）

うわあぁぁぁぁ

もうこれは言葉を失っちゃうね（M）

黄金の味

キャ〜！
これよコレコレ！
このコース自慢の秋の景色よ。
今日はエバラで焼き肉決定！（M）

マッキンキンリーフ

とっても綺麗ね。
だけど今年は温暖化？水不足？の影響からか黄色は元気なんですけども紅の彩が乏しいように感じたな。（M）

キラキラモミジ

沼地

以前は道脇にあった小さな沼でしたが歳月とともに道を覆い尽くすまでに拡大化していた。
まぁ今日の私は長靴紳士ですので全然ジャブジャブでヘッチャラですけどね（M）

パ〜のモミジ

グ〜のマルバマンサク

オオカメノキREDs

やっと紅が出てきたわ。
これにウルシやコマユミも参戦。
これらの御蔭でコントラストがグ〜ンと増したわね。（M）
あたしの写真は好きに削除して良いよ〜とは言ったものの、随分バッサリやってくれたわね、ぐぬぬ。ちなみに撮影時刻が入ってるのが私作です。ほぼミラーさんを撮した写真のみw（lan）

真っ赤なモミジ

キレ〜！

奥獅子吼山分岐

歩き初めて3時間チョイ。
とは言えまだ全行程の1/8にも満たない。
キノコと紅葉の森と晴天の誘惑に押されっぱなしだから中々進まないの。
でもセカセカとするのはウチらのスタンスではないし、むしろ美味しいとこ取りが出来ている今日の環境にとても感謝だわ。（M）
いつか、宿の岩・蛇巻岩ルートも歩いてみたい。
ここから板尾分岐まで1時間らしい。
まだまだあるなー（lan）

白山展望台

さぁこれより奥獅子吼稜線へと向かうわよ。
分岐からヒョイと登ったPEAKからはゴキゲンな白山を望む事が出来ました。（M）

ウロコ雲

いくつか越えていく小ピークから。
ランちゃんの撮ったコチラの青空とススキのシーンは超秀作だわ。
もうめっちゃ秋らしくって素晴らしすぎ！（M）
ありがとう。草葉の陰の写真達もこれで浮かばれるわw（lan）

11/3 10:28

チャナメツムタケ（可食）に似ている。
誰かが確認したのか、一本ちぎった状態でした。
それで放置したということは（可食）じゃないのかも（lan）

11/3 10:39

ブナ林

空を見上げたり、地面に這いつくばったり忙しい人。
この辺りは紅葉真っ盛りだったため、ゴキゲン。
ブナも多かったし。（lan）
ムッフッフ、お陰様でルンルンです。
地を這うFIELDはランちゃんにお任せ。
天高くと森の屋根は私が専門よ。（M）

11/3 10:41

グラデーションのモミジ。

11/3 10:48

奥獅子吼lock-on

いくつかある鉄塔跡の最後の一つ。
板尾分岐まではあと一頑張り。（lan）
ワタシモガンバリマス！（M）

ブナ

ブナ♪

ファイアー

ブナの葉がメラメラと赤く燃えていて正に絶頂期。
これがほんの数日遅れると散ってしまっていたと思うから今日の采配はフフンだったね。(M)

ハウチワカエデのグラデーション

HIGHLIGHT

本コースのウリと言えばココの素敵なブナ林よ。
とは言ってもあまり人が歩かれていないのがザンネンでならないわ。
メジャールートである奥獅子吼のコースにはブナ林が展開していないのでそう言った意味でもココは絶対にオススメなのよ。（M）

見上げてゴラン?

「どうだランちゃん、ここはとっても素敵だろ！」。
きっとランちゃんもキラキラと目を輝かせ声も出せないくらいに感動しまくって見上げているもんだと思っていた。（M）

ビューティフルシアター

すると。
「今はそれどころじゃないわ！」。
ランちゃんはしゃがみ込んでイケてるキノコ撮影に没頭していた。（M）

奥獅子吼山目前！

板尾分岐手前の最終Peakまでやってきたわよ。
ここで燃える山肌に向かって「ヤッホー！」と叫んでみた。
すると見事なまでのヤマビコが響き渡った。
お次にランちゃんが叫ぶ。
「アッホー！」。
山びこに無視された。
ふっふっふ。(M)
確かにアッホーって叫んだ記憶があるような気がする。どこに向かって叫んだんだっけなあ（lan）

樹木のフレーム

こういった描写結構好きなんだな。(M)

萌え

秋を象徴するモミジやカエデの樹々たちがとても豊富なのがこのコースのウリでもあります。（M）

燃え

正に今が絶頂期！
それを私達二人で独占しまくりよん（M）

展望

オオー！、見晴らしが E！
見えていますのは鳥越の集落と奥には金沢平野に日本海。
山並みに目を移せばランちゃんホームである鞍掛山や富士写ケ岳も見てとれる。(M)

座り込む人

道の真ん中で…。
大胆にも…。
咲くお花。(M)
板尾ルートの終盤で、ひっそり咲いてるリンドウ発見して大喜びしてたんですよ（lan）

リンドウ

サプライズその3ぐらいでしたっけ？
またまた私達を祝福してくれたお花が登場したわ。
そういった意味でも今回このコースを選択して良かったですわね。（M）
まさか板尾分岐先のメインルートで、佃煮にするほど爆咲してるとは予想してませんでしたわね（lan）

11/3 11:03

ホコリタケ（lan）

ピンポンしたらプシュっと煙幕やねん。
スゴイすご〜い！（M）

11/3 11:07

板尾分岐に到着〜

ここで賑やかなメインルートに合流した。
そすて本日初めて人類と遭遇した（M）
仰せの通り「道険し」でした。（lan）
よう頑張りなはった（M）
だけど長靴＆メットの違和感がハンパなかったですね（lan）

11/3 11:09

いざ最高点へ

頂上行く？　スルーする？　
と迷ったけど、リンドウに魅せられて奥獅子吼頂上を目指すことに。（lan）
何でも山頂はバク咲らしいもんね。
これは行くっきゃないね（M）

燃える奥獅子吼山

今の今まで静かに楽しんできただけにここに来て人様のざわつき声がやたら気になって仕方がない。
するとランちゃんから、確かに今まで誰とも会わなかったけど決して「静かに」では無かったわよとツッコミ入れられた。
ド〜モスイマセン…（M）
あー、そんなこと言いましたか、どーもすみません。でも事実やね（lan）

ツリガネニンジン

またもや思いもしなかったお花と遭遇よ。
ホント驚きよね〜。
今日は一切お花ネタは期待していなかったからめっちゃ嬉しいわ。（M）

奥獅子吼山山頂

すれ違うハイカー様から「山頂はリンドウがいっぱいよ！」と教えていただいた。
山頂に到着しましたら確かにリンドウのお花畑となっていた。（M）

リンドウ

11/3 11:24

奥獅子吼山制覇！
お仕事ご苦労さまでしたー、の風情で。

風が強くてちょい寒い。
先は長いので補給したら出発しましょう。（lan）
腹が減ったので給食にしましょ（M）

11/3 11:22

奥獅子吼到着〜　

白山がまだ見えてた。（lan）
見る角度によっては御嶽山の姿にも見えるから同定できない人が身近にいる。（M）

劒＆立山

北アルプスのシルエットも霞がちではあったが確認できました。今日はあらゆる素敵なものが見られる日ですね。（M）

金沢摩天楼

ああ〜っ！オレん家が見える。（M）

手取川扇状地

手取川も洪水対策でしょうか？
今現在も河川の中に重機が多数入り込みそういった対策をやっている模様だと思われます。
山の斜面に目をやるとこれから向かいたいスカイ獅子吼も見てとれるがそれでもまだ結構遠いねん…。（M）

月惜山（つきおしみやま）

ここへ来ますと眺望無しの山頂ではございますが、こうなりゃPEAKはとことん頂ちゃおうね（M）
冬に来たときは太腿ラッセルでした。

御堂山（みどうやま）

お天気もすっかり元気が無くなっちゃって曇りがち。
紅葉ネタ的には寂しいシチュエーションとなっちまった。
実際心を躍らせる綺麗な紅葉は全く無かったのでピークハント重視で踏み入れてみた。（M）

11/3 12:44

御堂山（みどうやま）

御堂山に寄る・寄らないで議論を重ねた結果、結局寄った。
ここからも剱が見えるんだけど、霞んでました。
水場からの新ルートは濡れてたら滑るので、下りは避けた方が良いと思います（この日は大丈夫だった、lan）

SPRING PARADISE（水場）

御堂山の急斜面をターザンのように樹々や枝などにつかまってヒョイヒョイと降りてくると本道に出られた。
そすて「水場」の案内板が出たかと思ったら直ぐに水場やねん。
ここの水は冷たくてマイルドでしたわ。

11/3 12:50

水場。

看板から本当に近かった（ミラーさんがいる辺りが看板）前回、体力温存のためスルーした自分って一体・・・（lan）
こちらのお水はまずまず冷たくて美味しい。

11/3 12:55

ブナハリタケの老化版？

ブナの木っぽくはないけど。
現場では、スギヒラタケの大きいのかなあ、でもスギの木じゃないよね、とか言ってた。
実にいい加減。
でもこんなんでも、認知症予防には役立つらしいわ。（lan）
それにしてもかなりデッカイですわね〜（M）

11/3 13:02

月惜小屋周辺の紅葉が良い感じ。

一応ここからエスケープ可能。
パーク獅子吼に下りて、車回収には「かなや」タクシーだけど、まだまだ行ける、大丈夫。（lan）
DAIWAタクシーは料金が高くて私のような貧民は乗れないわ（M）
さすがに5桁はいかんでしょう（lan）

月惜小屋

やっと小屋まで降りてきましたわよ。
進行方面とは別のパーク獅子吼方面の森がとてもよく色付いているので写真に収めようとランちゃんから指示される。
ラジャー！(M)

月惜小屋下

確か紅の発色がよく出来ていたわ。
今日メジャールート歩かれた方々はさぞかしうっとりとされたと思いまふ。(M)

うっとり

キレイキレイ。
だけどまだ緑の葉も半分くらい占めていたかな。
この辺り一帯は本当にもみじが多いので絶頂期を迎えたら凄い事になりそうだわ。(M)

11/3 13:21

スカイ獅子吼の一歩手前。
「先にトイレ行ってて良いよ〜」
いや、通れんし。
ここからもゴンドラでエスケープ可能。メットと長靴だと「あ、ごくろさん！」とか言いながらタダ乗りできそう（笑、lan）

スミレ

スミレ獅子吼のトイレ目前。
ここでまたサプライズが起きた。
これまた春にウキウキさせてくれるスミレのお花が現れたわのだ。
スミレファンの私としましたらもう嬉しくてたまりませんわ。
ここでしゃがんでお花撮影に没頭すると後続のランちゃんがトイレに行けなくなるピンチの状況に陥れてしまった。(M)
これが、私のトイレ行きを阻んだスミレです（lan）

スカイ獅子吼

多数のご家族様やアベックが来園されておられ結構賑やかでありました。
そんな中にウチらヘルメット隊の超場違いな姿の浮きまくりな事。
ハズカシ〜。(M)

センブリ

親子連れが行き交うカート舗装の道を歩いていたらそれらに追い付かれて引かれそうになる始末に。
やむを得ずスキー斜面に回避したら本日10回目くらいのサプライズがまた起きた。
ホント獅子吼にセンブリがあるなんて驚きだったわ。(M)

獅子吼白山比�弯声�

スカイ獅子吼には獅子吼白山比�弯声劼�祀られてありますた。
せっかくですので令和祈願させていただきます。(M)
なんか色々宜しくお願いします〜（lan）

後高山

ファッション性豊かなアベックたちが素敵な景色を見ながら愛を語るタイタニックデッキに立ち寄った。
私達二人も映画の主人公を演じてみるがめっちゃあり得ない出で立ちで浮きまくりでカットされた。(M)

11/3 13:50

極薄い紫色。

以上報告でしたー（lan）
ジクが超立派よ。
でもこれ食えるの？（M）
知らんよ（lan）

風吹の番人

スカイ獅子吼を後にすると道の整備は行き届いているがこれまた誰とも遭遇しない寂しい道のりとなる。
道中には迫力満点のもみじの巨木が出迎えてくれる。
そして修験者が通ったと思われら古き石段も歩く事が出来た。(M)

風吹峠

念願の風吹峠。
この道がレジャーじゃなく生活に使われていた頃、どんな人がどんな思いで安置したのでしょうね（lan）
ホント謎を秘めた場所だわね。(M)

倉ケ嶽山頂への鬼門

初めての倉ヶ嶽の岩場へやってきた。
最初の2〜3歩が？？で戸惑ったけど、楽しかったわ（lan）
朝から長丁場を歩き続け消化試合的モードが漂いつつありましたが最後は目の覚める様な刺激的なクライミングが待ち受けていたから最高のフィナーレとなったわね。(M)

倉ケ嶽山頂

本日最後の登りはここで終わった。
ランちゃん、本当によく頑張ってくれました。
拍手拍手(M)
ヘロヘロ感が伝わる秀作。実に不本意だけど、ゾンビってこんな感じよね（lan）

11/3 15:14

倉ヶ嶽。

岩登りで持ってくれたストックを、まんまと頂上まで持たせてしまいました。
この辺りで私の足は売り切れ状態（lan）
ランちゃんが初岩場登りだったってのが意外だった。
だけどめっちゃ楽しいと言ってくれたので本当来て良かったデス。(M)

11/3 15:18

遠目にはナメコに見えたが。

人があまり入らないコースなので期待してたんだけど、甘くないね。(lan)
だよね。
ナメコと松茸は何処に隠されちゃったんだろうね？(M)
なんか、やっぱりナメコのような気もしてきた（笑 lan）

11/3 14:05

ナヨタケっぽい。

こいつらも Fall in love かい。（嫉妬のM）
お家に帰ったら、負けずにやってくだされ（lan）

秋の大池

秋の京都の庭園情緒を醸し出すって感じじゃない。
ここはクライミングあり〜の、風情豊かな日本庭園情緒あり〜の、胸の空く眺望あり〜のと至れり尽くせりの素敵な場所よ。(M)

クライマーの聖地

ここの岩壁はクライマーの聖地でもありますねん。
オリンピックの種目にもなりましたので今はとてもホットなの。
今日も女性が果敢に攻めておられましたのを見て「スンゲ」の言葉しかございませんでした。(M)
だけどウチらレベルからしましたらあの行為は遭難ですね…（lan
）　

暗い杉林

あとは槻橋神社まで消化試合の下りとなるわよ。
陽も暮れ始めてきて暗くなってきたわ。
でもここで直ぐ近くをヘリのホバリング音が続き物々しい雰囲気となっていた。
一体何が起きていたんだろうか？（M）

11/3 16:00

終盤は、延々と杉林歩きです。スギヒラタケが毒認定される前なら、有頂天だったな。

試合終了

何とか車のあります槻橋神社までたどり着けますたわ。
本当に内容充実の道のりでありましたし最高な一日を送る事が出来ますた。
ホントやり遂げた感は半端ないね。(M)
月橋の集落が見えたときの安堵感と言ったら。(lan)

11/3 16:52

板尾帰還

車回収で板尾に戻りました。
これヒラタケですよね。黒いシミチェックもしたけど、悩んで悩んで放置した。命拾いしたね、ヒラタケ。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

感想

ランちゃん

9月頭にミラーさんが、行きたい所があったら一緒に行こう〜、と誘ってくれました。じゃー板尾からの奥獅子吼と風吹峠！　たまにレコは載りますが、こんな所に足を踏み入れるのは○○さんと△△さん、そして□□さん位よね、というマイナールート。道迷いや熊が怖くて、とても一人では行けなかった所です。

自分としては「板尾の巻」＆「風吹峠の巻」のつもりだったので、「板尾＆風吹峠の巻」になったのは予定外（笑）　前日に獅子吼方面を眺めながら、「一体どこからどこまで歩くんやろう」と苦笑いしてました。

当初は私の希望で蛇巻岩から登る予定だったので、不動滝だけ見てから登山口に向かおうとしたら、林道が施錠されていて通行止め。再び不動滝コースを登ります。序盤は沢沿いで雰囲気は抜群。ただルートは一部分かりにくく、沢の中を歩く箇所もありました（沢を渡るのではなく）。沢から逸れると静かな森になり、所々で白山が顔を出します。紅葉も見頃で、森派の動きが鈍化、ハニーちゃんに置いてけぼりにされてしまう理由が分かりました。

板尾分岐ー奥獅子吼山頂上ー月惜小屋まではメインルート。大勢のハイカーさんで賑わってます。

小屋の先はしばらく静かな道ですが、スカイ獅子吼は現実世界。観光用のカートに追い抜かされたり、ファミリーピクニックの横を通り過ぎたりする度、いえいえ私達は怪しいモノではありません、ただの善良なハイカーです・・・と言い訳したい気持ちになりました。正直居心地は悪かったです、トイレは助かりましたが（笑）

スカイからは、道はしっかりしてますが分岐は多いし、看板はあっても読めないものが大半なので、方向音痴の初心者（私のことね）にはハードル高いです。林道を横切るけど、続きの登山道が少しズレたところにあってしかも標識がないとか、再び林道に出て、今度はしばらく林道を歩くとか（しかも私の野生の勘とは反対方向）。春にはカタクリが見事に咲くそうなので、私が見にいくとしたらスカイから往復ですね。

倉ヶ嶽。岩登りは最初、こんなんどうやって登るん？？状態でしたが、やってみるとさほど難しくはなく、楽しい。もう少し長くても良かったな（笑）

・・・とハッピー気分もここまで。疲れが溜まり最後の下りは辛くて、林道で3分座り込み。登山道は落ち葉でフカフカ、滑りにくく歩きやすくて助かりました。

ミラーさん、同行してくれてありがとう！！　次はハニーちゃんも一緒に、不動滝、蛇巻岩の周回をしましょう。

元炭焼きのお爺ちゃんは90歳を過ぎてて、年齢の割には元気だけど、さすがにもう山には入れません。写真見せたら喜んでくれるかな。ミラーさんの撮った写真にしとこうっと。

K-Miller

ランちゃん、ゴメンよ。
私なんかとつるんだばっかりに不本意なこのアップの遅れを許しておくれ〜。

皆さまこんにつは。
ご機嫌いかがかしら？

秋の夕日に照る山紅葉。
本当に空気の清々しい良い季節を迎えましたわね。
この週末はお天気もご機嫌が宜しいようで紅葉のメッカとなる行楽地はかなりの賑わいを見せる事でございましょうね。
私達Miller隊もそういった人達に負けないくらいの感動を得たいつもりでいるわよ。
でもね先にも触れた様に紅葉のメジャーどころと言えばドコモ賢も人でごった返すのよ。
言い方変えれば紅葉を見に来ているんだか人を見に来ているんだかといった事に陥ってしまうねんな。
「そんなのいやいや！」。
ウチのエースのハニーちゃんからもそういった言葉が溢れ出た。
勿論私も同感でございまふ。
やっぱ狙い何処としましてはめっちゃ穴場の静かな紅葉の名所ってのをやりたいわね。
だけどそんな都合の良い場所なんてあるの？
フフン、実はあるの。
それもめっちゃ自宅から近いところにね。
この時期はいろんな紅葉のメッカが多くあるから人が分散しちゃうからこの場所は毎年の様にノーマークに近い状態よ。
へ〜!、そぉなの！
ならばその場所にしましょうよ。
で、その場所って何処なの？
白山市河内に位置する板尾不動滝よ。
落差30m超えの滝に紅葉のシーンのコラボは絶品よ。
そして稜線を上り詰めると楓やナラ、オオモミジも多く生い茂りコントラスト抜群の紅葉ファンタジーが繰り広げられているのよ。
そすて極め付きは静かな静かなブナ林が展開しているの。
ここは年間を通じても殆ど人が入らないフィールドですので心行くまで静かに秋の紅葉ライフを楽しむ事が出来るわよ。
ヨシ！、そうとなればコチラに決定よ。
だけどちょっといい？
この素敵なフィールドにね素敵なゲストを招かない？
素敵なゲスト？
そうよ、コチラにね仲良しのランちゃんを誘ってあげようよ。
実は彼女も今回計画にした区間の未踏ポイントがあるらしく是非とも歩きたいといった申し出がございましたの。
だけど女性の一人歩きってのは不安でしょ。
ならば私がクマを手懐ける役目も兼ねて本コースイチオシの秋の絶頂期のプランをプレゼントしてあげよう。
わ〜いわ〜い！
ランちゃんから快諾を得られて夢の散策プランは実行に移った。
だが。
だが前日になってウチのエースのハニーちゃんに仕事人依頼が入ってしまった。
困っている人を救う使命の天使のハニーちゃんは断る訳にはいきません。
従いますて今回はエース抜きのふがいない補欠のミラーさんと誰からも慕われる人気者の優しいランちゃんとの異色のコンビで楽しんでみたいですわ。

当日の朝。
お天気は私たちに味方してくださいました。
7時に鶴来のコンビニで待ち合わせ。
ミラーさんは強盗犯の姿で現れ何とそのまま店内へと入る。
バナナ🍌一本ゲットして店を出た。
下山口となる槻橋神社に車を一台デポし、登山口である河内の板尾集落を目指した。
ランちゃんのご要望は蛇巻岩&宿の岩経由で今回の縦走路を制してみたいと申し出てきました。
ですが、このコースの売りの一つであります板尾不動滝も是非とも見ていただきたいので彼女をガイドいたしました。
(宿の岩登山口からヒョイの場合にあるのでロスタイムは20分程度よ)
板尾不動滝のスケールのデカさに感動した後にご希望の蛇巻岩コースの取りつきに向かった。
だが！
だが、林道途中で鎖が張られ南京錠までされていたから早くもリタイアを強いられた。
作戦変更。
難易度の高い宿の岩コースからのご案内プランとなった。
序盤から薮と朝露でエグい展開を迎えるが見所としては私的にコチラのコースの方が変化も富んでいて楽しいと感じるのでございます。
稜線に上がると白山も見えだし紅葉の森も丁度見頃を迎えていたので気分は最高潮。
またサプライズとしていろんなお花も私たちを和ませてくれました。
ランちゃんマイブームのキノコも豊富にあってお互い飽きる事のない充実した稜線ライドとなりましたわ。
後半はやや疲れが出始めてきましたが、ランちゃんのお山ライフ初となる岩場鎖場登りがアドレナリンを刺激し最高の最後を飾る事に成功いたしました。

今回はとても長丁場。
とても一人では計画組み様が出来ないプランであります。
そんなの中を明るくて知的な彼女と楽しく過ごせたのは本当に感謝に尽きます。
ランちゃん、本当にありがとうございました。

今回のコースは本当にオススメですわよ。
春にカタクリやコシノコバイモの咲くメジャールートは通年人で賑わっていますが、それ以外の道も見所満載ですのよ。
迫力の名瀑不動滝、ワイルドな沢地帯歩き、紅葉絶頂期の森と癒しのブナ林、白山大展望、お花の種類満載のお出迎え、キノコライフ充実、ロッククライミング、日本庭園情緒などなど。
ホントに変化に富んだ素敵なシチュエーションが満載なの。
皆様も是非参考になされてはいかがでしょうか。
必ずや素敵な一日を送ることが出来ます事をお約束いたしますわ。