宮之浦岳
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- GPS
- 25:43
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,073m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:14
天候 | 10/20 雨,10/21 雨のち晴れ?,10/22 朝は快晴。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
10/19の18:00鹿児島発のフェリー はいびすかすを利用。10/20の朝7:00到着後、宮之浦港8:10発のバスで白谷雲水峡の登山口へ。 下山は10/21に紀元杉初のバスを利用するつもりでしたがいろいろあって。。。 鹿児島には翌日朝7:00発の高速船で戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の登山道。気を付けて歩けば問題ありません。分岐がけっこうあるので事前にどこでどっちに行くのかしっかり調べておきたいところです。 |
その他周辺情報 | 尾之間温泉に連れて行ってもらいました。\200という安さ。お湯が熱めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
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感想
10月中旬に勤続20年休暇をもらったので九州を中心とした百名山ツアーに出ました。当初は7月中旬に予定していましたが、梅雨が長引いたためずらしての実施となりました。台風さえ来なければいい旅になると期待して、神奈川から10/15のお昼に自家用車で一人出発しました。
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第五弾 宮之浦岳
前日乗ったフェリーは10/20の朝7:00に宮之浦港に到着、そのままバスで白谷雲水峡の登山口へ。協力金を払い早速登山開始。最初から今回の遠征初の雨中の登山。天気で山の印象は変わると言いますが、いやはやこれはまるっきりダメ。しかし、登り始めれば屋久島。たまに写真で目にする森と苔と水の世界そのままでした。
本日の目標の避難小屋までにはいろいろと見どころがあるらしいのですが、あまり事前調査もしておらず名前だけ読んでふーんという感じでほとんどスルーしてしまいました。縄文杉はたまに聞くので展望デッキをすべて回りましたが、大きいうえに霧の中で霞んでいてよくわからなかったです。
この時期は連休でもあり避難小屋が満杯になるらしく初日は高塚避難小屋までと考えていましたが、道中に会ったガイドさんのお言葉を信じて新高塚小屋まで行ったら全然セーフでした。夕方は外で宴会やっている人で結構賑やかな中、私は早めに食事をしてお酒を飲んで落ち着いていましたが、暗くなって到着してくる方も多く外にテントも張られていました。翌朝確認すると小屋周辺にテント6張でもう少し上の登山道周辺に4張くらいあったので小屋外にテント10張くらい出ていたようです。夜中には雷と大雨がすごい時間帯があり、小屋内の人も私を含め何人も目を覚ましていたようです。テントはもっと大変だったと想像できます。避難小屋ばんざい。
翌朝は3時頃から準備を始めたパーティーがいて、それにつられて4時頃には結構な人数が起きていました。私は4時前にトイレに行ってそのまま準備を始めました。紀元杉のバス停を目指して何パーティーかが既に出発しており、私も遅れずに出発したのですが、レインウェアのGORETEXが全然機能しないためできるだけ汗をかかないようにペースを上げずに登るように心掛けました。しかしこの努力は意味がなくて下着までびしょびしょになり、かつバスに間に合わないというどうしようもない結果になりました。道中は特に語るようなことはなく水と森の世界、何も見えない展望台、たまに見かける動物という感じでした。
淀川登山口に着いたらお店くらいあるだろうと考えていたのですがトイレと掲示板と車を停めるスペースがいくつかという感じで、時間をつぶせるような場所はありませんでした。その時点で紀元杉発のバスが4時間後なので選択肢はとしてはタクシーを呼ぶか、足で下るか、待つかとなりました。足で下れば途中の荒川登山口との分岐でシャトルバスがあるかもしれないとは聞いたし、悔しいので午後3時までに安房に到着してやろうと足で下ることにしました。
いちおう紀元杉を確認して、舗装路を歩いていると下山するガイドさんの運転する車が止まって、乗っていきますか?と話しかけてくれました。ガイドさんの依頼主さんが拾ってあげてとおっしゃってくれたらしく私にとっては神の声。さらに麓の安房までのつもりが、なんと尾之間温泉まで連れて行っていただけました。ガイドのAさん、その依頼主さんのAさん、大変ありがとうございました。
また、入山から下山口までの間には縁の切れなかった雨が、車で麓に降りてくるまでの数十分の間に天気が回復してしまい、太陽すら見えるようになってしまいました。車中では屋久島の話などいろいろと聞きながら温泉に向かい、そして入浴後にはお別れしてバスで安房に行って、宿のチェックイン時間を待って宿に行きました。チェックイン時間までの間は天気も良かったので屋久島産の焼酎三岳とたこ焼きを買い込み、港の日の当たるところで濡れたものを乾かしながら酒を飲んでいました。
これが今回の屋久島 宮之浦岳登山でした。道中天気にやられましたが、最後にはいい思い出もいただき、また山としても島としても再訪してもいいかなと思っています。
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