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Yamareco

記録ID: 2088902
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳

2019年10月20日(日) ~ 2019年10月21日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
25:43
距離
21.4km
登り
2,073m
下り
1,317m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:44
休憩
0:30
合計
5:14
9:09
7
9:16
9:16
9
9:25
9:29
25
9:54
9:55
11
10:06
10:07
13
10:20
10:20
27
10:47
10:50
52
11:42
11:43
17
12:00
12:18
70
13:28
13:29
4
13:33
13:34
49
2日目
山行
6:01
休憩
0:23
合計
6:24
4:27
39
宿泊地
5:06
5:06
34
5:40
5:46
31
6:17
6:17
25
6:42
6:45
16
7:01
7:02
69
8:11
8:13
5
8:18
8:18
24
8:42
8:42
12
8:54
9:00
5
9:05
9:09
63
10:12
10:13
37
10:50
10:50
1
10:51
ゴール地点
天候 10/20 雨,10/21 雨のち晴れ?,10/22 朝は快晴。
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
鹿児島からのアプローチ
10/19の18:00鹿児島発のフェリー はいびすかすを利用。10/20の朝7:00到着後、宮之浦港8:10発のバスで白谷雲水峡の登山口へ。
下山は10/21に紀元杉初のバスを利用するつもりでしたがいろいろあって。。。
鹿児島には翌日朝7:00発の高速船で戻りました。
コース状況/
危険箇所等
雨の登山道。気を付けて歩けば問題ありません。分岐がけっこうあるので事前にどこでどっちに行くのかしっかり調べておきたいところです。
その他周辺情報 尾之間温泉に連れて行ってもらいました。\200という安さ。お湯が熱めです。
フェリーはいびすかすから下船
2019年10月20日 07:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 7:04
フェリーはいびすかすから下船
バスで白谷雲水峡へ向かうところから見た宮之浦港(と思う)
2019年10月20日 08:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 8:34
バスで白谷雲水峡へ向かうところから見た宮之浦港(と思う)
白谷雲水峡の登山口。雨がざんざん降っているのにこれから登ろうとするハイカーがいっぱい。こんな登山口は見たことがない。
2019年10月20日 09:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 9:12
白谷雲水峡の登山口。雨がざんざん降っているのにこれから登ろうとするハイカーがいっぱい。こんな登山口は見たことがない。
登り始めるとすぐに水と苔の世界
2019年10月20日 09:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 9:33
登り始めるとすぐに水と苔の世界
いくつかの名前の付いた屋久杉や
2019年10月20日 09:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 9:52
いくつかの名前の付いた屋久杉や
たくさんの名前のない屋久杉があります。
2019年10月20日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 10:11
たくさんの名前のない屋久杉があります。
登山道はしっかり整備されています。
2019年10月20日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 10:23
登山道はしっかり整備されています。
ここは楠川分かれ。トロッコの軌道にぶつかるところ。
外人さんカップルはどっちに行っていいかわからず、他の登山者に聞いているようでした。
2019年10月20日 10:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 10:51
ここは楠川分かれ。トロッコの軌道にぶつかるところ。
外人さんカップルはどっちに行っていいかわからず、他の登山者に聞いているようでした。
画になる軌道
2019年10月20日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 11:02
画になる軌道
ウィルソン株とやら。
2019年10月20日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 12:04
ウィルソン株とやら。
ウィルソン株は中から見るとハート型になるらしく、撮ってみたけどなんか違う。
2019年10月20日 12:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 12:14
ウィルソン株は中から見るとハート型になるらしく、撮ってみたけどなんか違う。
縄文杉に近づくと、先に日帰りトレッキングで縄文杉に行った方たちとたくさんすれ違います。これからあの道を戻るんだね。日帰りはかなり大変だ。
2019年10月20日 12:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 12:50
縄文杉に近づくと、先に日帰りトレッキングで縄文杉に行った方たちとたくさんすれ違います。これからあの道を戻るんだね。日帰りはかなり大変だ。
縄文杉。大きすぎてよくわからない。
2019年10月20日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 13:29
縄文杉。大きすぎてよくわからない。
縄文杉は縄文時代から生えているわけではないようです。知りませんでした。
2019年10月20日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 13:29
縄文杉は縄文時代から生えているわけではないようです。知りませんでした。
当初、目的地にしていた高塚小屋。すれ違ったガイドの方とお話したら、この時間であれば新高塚小屋まで行ってしまった方が良いとのアドバイスを受けたのでここはスルー。
2019年10月20日 13:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 13:36
当初、目的地にしていた高塚小屋。すれ違ったガイドの方とお話したら、この時間であれば新高塚小屋まで行ってしまった方が良いとのアドバイスを受けたのでここはスルー。
新高塚小屋に到着。14時半ごろで既に12,3人程いたでしょうか。最終的には小屋は満室というかオーバフロー。外にテントがいくつもありました。
2019年10月20日 14:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/20 14:23
新高塚小屋に到着。14時半ごろで既に12,3人程いたでしょうか。最終的には小屋は満室というかオーバフロー。外にテントがいくつもありました。
夜中には雷や大雨が小屋周辺に轟いていました。翌10/21は朝4時半ごろに大雨の中を出発。
2019年10月21日 04:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 4:41
夜中には雷や大雨が小屋周辺に轟いていました。翌10/21は朝4時半ごろに大雨の中を出発。
ざんざん雨が降っていて、悔しいからフラッシュを焚いて撮ったらこんな感じ。
2019年10月21日 05:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 5:20
ざんざん雨が降っていて、悔しいからフラッシュを焚いて撮ったらこんな感じ。
あと500mで宮之浦岳山頂というところで大分明るくなってきました。
2019年10月21日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 6:18
あと500mで宮之浦岳山頂というところで大分明るくなってきました。
この辺りでは横殴りの雨でした。
2019年10月21日 06:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 6:33
この辺りでは横殴りの雨でした。
山頂到着。何も見えません。もう、雨がひどくて。。。滞在時間2分で下山開始。
2019年10月21日 06:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 6:45
山頂到着。何も見えません。もう、雨がひどくて。。。滞在時間2分で下山開始。
水水水の水の山
2019年10月21日 07:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 7:31
水水水の水の山
一瞬だけ青空のようなものが見えた。これから晴れるかもしれないなどと期待したけど。。
2019年10月21日 07:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 7:53
一瞬だけ青空のようなものが見えた。これから晴れるかもしれないなどと期待したけど。。
もはや沢なのか登山道なのかもわからない。
2019年10月21日 07:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 7:54
もはや沢なのか登山道なのかもわからない。
木道の先が川のようだ。
2019年10月21日 08:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 8:54
木道の先が川のようだ。
花之江河の手前のなんとか展望台からの展望。
2019年10月21日 09:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 9:17
花之江河の手前のなんとか展望台からの展望。
きれいな川
2019年10月21日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 10:11
きれいな川
淀川小屋
2019年10月21日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 10:12
淀川小屋
淀川登山口に到着。バスは行ってしまった時間です。
2019年10月21日 10:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 10:53
淀川登山口に到着。バスは行ってしまった時間です。
舗装路を歩いていたら、通りがかった地元のガイドさんが拾ってくれました。ありがたいことに尾之間温泉まで連れて行ってくれました。ありがとうございます。
2019年10月21日 12:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/21 12:49
舗装路を歩いていたら、通りがかった地元のガイドさんが拾ってくれました。ありがたいことに尾之間温泉まで連れて行ってくれました。ありがとうございます。
翌朝、港から見た日の出。帰る日になってご機嫌の太陽。
2019年10月22日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/22 6:35
翌朝、港から見た日の出。帰る日になってご機嫌の太陽。
鹿児島に連れて行ってくれる高速艇。ボーイング社製で内装は航空機の客席のようでした。
2019年10月22日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/22 6:36
鹿児島に連れて行ってくれる高速艇。ボーイング社製で内装は航空機の客席のようでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テントマット

感想

10月中旬に勤続20年休暇をもらったので九州を中心とした百名山ツアーに出ました。当初は7月中旬に予定していましたが、梅雨が長引いたためずらしての実施となりました。台風さえ来なければいい旅になると期待して、神奈川から10/15のお昼に自家用車で一人出発しました。
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第五弾 宮之浦岳
 前日乗ったフェリーは10/20の朝7:00に宮之浦港に到着、そのままバスで白谷雲水峡の登山口へ。協力金を払い早速登山開始。最初から今回の遠征初の雨中の登山。天気で山の印象は変わると言いますが、いやはやこれはまるっきりダメ。しかし、登り始めれば屋久島。たまに写真で目にする森と苔と水の世界そのままでした。
 本日の目標の避難小屋までにはいろいろと見どころがあるらしいのですが、あまり事前調査もしておらず名前だけ読んでふーんという感じでほとんどスルーしてしまいました。縄文杉はたまに聞くので展望デッキをすべて回りましたが、大きいうえに霧の中で霞んでいてよくわからなかったです。
 この時期は連休でもあり避難小屋が満杯になるらしく初日は高塚避難小屋までと考えていましたが、道中に会ったガイドさんのお言葉を信じて新高塚小屋まで行ったら全然セーフでした。夕方は外で宴会やっている人で結構賑やかな中、私は早めに食事をしてお酒を飲んで落ち着いていましたが、暗くなって到着してくる方も多く外にテントも張られていました。翌朝確認すると小屋周辺にテント6張でもう少し上の登山道周辺に4張くらいあったので小屋外にテント10張くらい出ていたようです。夜中には雷と大雨がすごい時間帯があり、小屋内の人も私を含め何人も目を覚ましていたようです。テントはもっと大変だったと想像できます。避難小屋ばんざい。
 翌朝は3時頃から準備を始めたパーティーがいて、それにつられて4時頃には結構な人数が起きていました。私は4時前にトイレに行ってそのまま準備を始めました。紀元杉のバス停を目指して何パーティーかが既に出発しており、私も遅れずに出発したのですが、レインウェアのGORETEXが全然機能しないためできるだけ汗をかかないようにペースを上げずに登るように心掛けました。しかしこの努力は意味がなくて下着までびしょびしょになり、かつバスに間に合わないというどうしようもない結果になりました。道中は特に語るようなことはなく水と森の世界、何も見えない展望台、たまに見かける動物という感じでした。
 淀川登山口に着いたらお店くらいあるだろうと考えていたのですがトイレと掲示板と車を停めるスペースがいくつかという感じで、時間をつぶせるような場所はありませんでした。その時点で紀元杉発のバスが4時間後なので選択肢はとしてはタクシーを呼ぶか、足で下るか、待つかとなりました。足で下れば途中の荒川登山口との分岐でシャトルバスがあるかもしれないとは聞いたし、悔しいので午後3時までに安房に到着してやろうと足で下ることにしました。
 いちおう紀元杉を確認して、舗装路を歩いていると下山するガイドさんの運転する車が止まって、乗っていきますか?と話しかけてくれました。ガイドさんの依頼主さんが拾ってあげてとおっしゃってくれたらしく私にとっては神の声。さらに麓の安房までのつもりが、なんと尾之間温泉まで連れて行っていただけました。ガイドのAさん、その依頼主さんのAさん、大変ありがとうございました。
 また、入山から下山口までの間には縁の切れなかった雨が、車で麓に降りてくるまでの数十分の間に天気が回復してしまい、太陽すら見えるようになってしまいました。車中では屋久島の話などいろいろと聞きながら温泉に向かい、そして入浴後にはお別れしてバスで安房に行って、宿のチェックイン時間を待って宿に行きました。チェックイン時間までの間は天気も良かったので屋久島産の焼酎三岳とたこ焼きを買い込み、港の日の当たるところで濡れたものを乾かしながら酒を飲んでいました。
 これが今回の屋久島 宮之浦岳登山でした。道中天気にやられましたが、最後にはいい思い出もいただき、また山としても島としても再訪してもいいかなと思っています。

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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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