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Yamareco

記録ID: 209144
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳から表銀座縦走 展望ゼロでも念願の北アオフ会♪

2012年07月21日(土) ~ 2012年07月22日(日)
 - 拍手
GPS
31:25
距離
20.6km
登り
2,191m
下り
2,385m

コースタイム

【21日】

中房温泉登山口(6:30)-(9:30)合戦小屋(9:45)-(10:45)燕山荘
夕方燕岳往復(ゆっくり歩いて1時間ちょっと)


【22日】

燕山荘(5:15)-(5:40)蛙岩(5:50)-(6:00)大下りの頭(6:10)-(7:15)喜作レリーフ(7:20)-
(7:55)大天荘(8:05)-(10:20)常念小屋(11:00)-(11:50)胸突八丁(12:00)-(13:10)王滝ベンチ(13:10)-(13:55)一の沢登山口

※常念・蝶・23日に上高地の報告はhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-209507.html

※さらに24日まで焼岳の報告はhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-209750.html
天候 21日 曇り、小雨、曇り
22日 曇り、小雨、薄日、小雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿から「ムーンライト信州81号」(穂高駅下車)バスで中房温泉登山口まで
竹橋から「毎日アルペン号」(中房温泉登山口まで直行)
関西から「さわやか信州号」(穂高駅にて下車)
コース状況/
危険箇所等
中房温泉登山口、一の沢登山口に登山ポストあり
中房登山口、合戦小屋、燕山荘、大天井荘、常念小屋、一の沢登山口にトイレあり
水場は合戦尾根第一ベンチャー企業、各小屋、胸突八丁上にあり

合戦尾根は渋滞するほどで迷う所、危険箇所なし
表銀座コースも特に危険箇所なし。但し雨、ガス等で見通しが悪い場合コースに見える箇所が幾つかあるので注意は必要
常念から一の沢までは増水によって滑りやすい箇所があるので注意
その他問題なし
本日のムーライト信州は「あさま」色。
いつもは満席のアナウンスですが本日は空席がある模様
2012年07月20日 23:43撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/20 23:43
本日のムーライト信州は「あさま」色。
いつもは満席のアナウンスですが本日は空席がある模様
穂高駅から中房温泉行きのバス(増便含め数台待ってました)
2012年07月21日 04:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 4:56
穂高駅から中房温泉行きのバス(増便含め数台待ってました)
中房温泉登山口
2012年07月21日 06:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 6:09
中房温泉登山口
第一ベンチ(水場はここから少し下ったところ)
2012年07月21日 07:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 7:09
第一ベンチ(水場はここから少し下ったところ)
第二ベンチ
2012年07月21日 07:38撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 7:38
第二ベンチ
合戦小屋も雨避けで混雑
2012年07月21日 09:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 9:42
合戦小屋も雨避けで混雑
そんな中で名物のスイカを購入する人
2012年07月21日 09:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 9:44
そんな中で名物のスイカを購入する人
ゆっくり歩くので花も目に止まります
2012年07月21日 10:41撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 10:41
ゆっくり歩くので花も目に止まります
この花も沢山咲いていました
2012年07月21日 10:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 10:49
この花も沢山咲いていました
燕山荘手前の雪渓
2012年07月21日 10:52撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 10:52
燕山荘手前の雪渓
夕食は16時30分から。朝は弁当にしました
2012年07月21日 11:21撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 11:21
夕食は16時30分から。朝は弁当にしました
テラスでの売店(小屋内)
2012年07月21日 11:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 11:47
テラスでの売店(小屋内)
まずはみんなで乾杯
2012年07月21日 11:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 11:56
まずはみんなで乾杯
大ジョッ1000円も飛ぶように飲みます
2012年07月21日 11:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 11:56
大ジョッ1000円も飛ぶように飲みます
ケーキセットその1(モンブラン)
(宿泊者はモンベルカード提示でコーヒーサービス)
2012年07月21日 13:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 13:12
ケーキセットその1(モンブラン)
(宿泊者はモンベルカード提示でコーヒーサービス)
ケーキセットその2(ブルーベリーといちご)
紅茶は無料になりません
2012年07月21日 13:12撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 13:12
ケーキセットその2(ブルーベリーといちご)
紅茶は無料になりません
燕岳途中
夏の名残のこまくさ(群生しています)
2012年07月21日 15:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 15:16
燕岳途中
夏の名残のこまくさ(群生しています)
とらさん…
「いってらっしゃ〜い」とお見送り
2012年07月21日 15:14撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 15:14
とらさん…
「いってらっしゃ〜い」とお見送り
いるかちゃんも寂しそう
2012年07月21日 15:17撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 15:17
いるかちゃんも寂しそう
こんな花も咲いていました
2012年07月21日 15:20撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 15:20
こんな花も咲いていました
名前忘れました
2012年07月21日 15:21撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 15:21
名前忘れました
こん花も沢山見かけました
2012年07月21日 15:22撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 15:22
こん花も沢山見かけました
めがね岩を見つめる山ガール…

何を想う
2012年07月21日 15:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 15:34
めがね岩を見つめる山ガール…

何を想う
燕岳山頂にて
お決まりのバックポーズ
2012年07月21日 15:43撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 15:43
燕岳山頂にて
お決まりのバックポーズ
燕岳から山荘に戻ります
2012年07月21日 16:09撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 16:09
燕岳から山荘に戻ります
燕岳もやっとこの程度顔を出してくれます
2012年07月21日 16:08撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 16:08
燕岳もやっとこの程度顔を出してくれます
夕食待ちをする登山者
(到着順に食事する時間は決まっているので夕食は早い者勝ちではありません)
2012年07月21日 16:29撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/21 16:29
夕食待ちをする登山者
(到着順に食事する時間は決まっているので夕食は早い者勝ちではありません)
本日の夕食(ピンボケでスミマセン)
ハンバーグ、魚、サラダ、好みで煮物、漬物
桃のデザート、ご飯、味噌汁、お茶
2012年07月21日 16:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 16:36
本日の夕食(ピンボケでスミマセン)
ハンバーグ、魚、サラダ、好みで煮物、漬物
桃のデザート、ご飯、味噌汁、お茶
オーナーによるホルンの演奏
2012年07月21日 17:05撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 17:05
オーナーによるホルンの演奏
暮れなずむテント場
2012年07月21日 19:35撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/21 19:35
暮れなずむテント場
大天井岳向け出発
の前に記念撮影(一人は二日酔いです)
2012年07月22日 05:08撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 5:08
大天井岳向け出発
の前に記念撮影(一人は二日酔いです)
表銀座縦走路途中の蛙岩
2012年07月22日 05:41撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 5:41
表銀座縦走路途中の蛙岩
大下りの頭
2012年07月22日 06:01撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 6:01
大下りの頭
燕山荘のお弁当
(おこわ2種類とシューマイ2個、梅干1個)
2012年07月22日 06:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 6:03
燕山荘のお弁当
(おこわ2種類とシューマイ2個、梅干1個)
夏の名残のこまくさ  その2
2012年07月22日 06:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/22 6:54
夏の名残のこまくさ  その2
表銀座の核心部
2012年07月22日 07:18撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 7:18
表銀座の核心部
喜作レリーフと大天井への登り開始
2012年07月22日 07:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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7/22 7:16
喜作レリーフと大天井への登り開始
喜作レリーフ
2012年07月22日 07:18撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 7:18
喜作レリーフ
鎖場、はしご場を下りて登って
2012年07月22日 07:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 7:25
鎖場、はしご場を下りて登って
大天井岳分岐
2012年07月22日 07:31撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 7:31
大天井岳分岐
大天井荘
5年前はここにテントを張りました
2012年07月22日 08:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 8:03
大天井荘
5年前はここにテントを張りました
2012年07月22日 08:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 8:49
常念へ向かう途中の雪渓
2012年07月22日 08:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 8:34
常念へ向かう途中の雪渓
そろそろ群生する花もなくなってきた
2012年07月22日 08:52撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 8:52
そろそろ群生する花もなくなってきた
みんなで常念小屋へ
2012年07月22日 10:21撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 10:21
みんなで常念小屋へ
一の沢へ向かう途中唯一見えた景色
2012年07月22日 11:33撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 11:33
一の沢へ向かう途中唯一見えた景色
登りだと最後の水場
2012年07月22日 11:33撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 11:33
登りだと最後の水場
水場上部には雪渓も残っている
2012年07月22日 11:35撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 11:35
水場上部には雪渓も残っている
これは…何?
2012年07月22日 11:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 11:47
これは…何?
花も見納めになってきます
2012年07月22日 11:48撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 11:48
花も見納めになってきます
胸突八丁を下りきる
2012年07月22日 11:50撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 11:50
胸突八丁を下りきる
一の沢登山口到着
下山届を出し常念小屋で呼んだタクシーを待ちます
2012年07月22日 14:06撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 14:06
一の沢登山口到着
下山届を出し常念小屋で呼んだタクシーを待ちます
タクシーで穂高駅へ
2012年07月22日 14:06撮影 by  DSC-HX5V, SONY
7/22 14:06
タクシーで穂高駅へ

感想

初めての北アルプスはこの仲間と一緒に表銀座、喜作新道を縦走し槍ヶ岳から新穂高温泉まで。

あれから5年。
各地に散った仲間と「いつかはまた北アルプスで再開」と約束しながら、なかなか実現できませんでしたが
今年はGW明けから予定し、やっと実現することが出来る。

そう思ってこの日を迎えましたが、予報は「雨」。
この予報では決して一人で入山はしないが、最終7名が中房温泉で待ち合わすことになりました。
関東組はムーンライト信州、夜行バスで、関西組は夜行バスで集合。

穂高駅からの増発バスを降りる頃にはポツリポツリ降り出してきました。
こんな天気のせいかムーンライトの「満席」アナウンスはなかったが、それでも中房温泉登山口には大勢の登山着でごった返していました。

大勢いても仲間はすぐにわかり、数年来会っていない仲間も間違えることはなかったです。

再開を喜びながら全員揃っていることを確認し、雨具を着込んで出発します。
企画はしたものの、いつも通り最後方を歩こうと思っていたら「リーダー先頭!」って
決してリーダーではないがヘタレリーダーとして先頭を歩くことになりました。
(自分ではそんな気持ちは全くないんですが)

いきなりの登りですが既に渋滞発生。待っては登り、登っては待っての繰り返しで第一ベンチに到着。

水分補給し渋滞を避けながら出発するが展望は全くなく、雨具を着れば暑く、脱ぐと降ってくるの繰り返しです。

合戦小屋に到着するころには本降りの雨。そんな天気なので名物のスイカは今回お預けです。
ここから少し登るとそろそろ槍様が本格的に見えるはずですが、展望は勿論、燕山荘も見えません。

昨年の八ヶ岳で初参加した仲間も寝不足からか、かなり辛そうに登ります。
コースタイム4時間。6時間かかってもお昼。早く着いてもこの天気では何もすることがなくゆっくりゆっくり歩きます。
「早く着くことはない」。
そう思っても小屋の部屋割りは到着順。早く着いたほうがよいのか遅いほうがよいのかわからず、テント泊(3名)も場所があるか心配です。

残雪が見えてくるとその上にいきなり大きな屋根が見え、気がつけば燕山荘に到着。
小屋泊とテント泊に別れとりあえず寝床の確保をします。

小屋泊(男性1名、女性3名)の4名で別館の1区画に案内され「混んで来たらあと2名入ります」とのこと。
その場合布団は3名で2枚程度。女性3名の中でも萎縮してしまうのでこの先来ないことを祈ります。

全員準備ができたところで改めて再開と無事到着を祝い昼前にも関わらず大ジョッキで乾杯。
本来であれば外で景色を見ながら行いたかったが今回は無理でした。

ここまでの道のり、明日の話、昔話で盛り上がり1杯で止める人、2杯飲む人それぞれで話が止むことはありませんでした。

最後は名物のケーキセット(セットと言ってもモンベルカード提示する宿泊者はコーヒー無料)を注文。
モンブランとブルーベリーといちごのムースを仲間と半分ずつ分け合って食べました。
その後は各自部屋、テントに戻ってお昼ねタイムです。

夕方雨が止んだのを見計らって、仲間を誘って燕岳往復します。

夏の名残のこまくさが綺麗にカワイく咲いています。(この花を見たかった)

小屋に戻ると食事まで20分。到着順に時間が決まっているのですが既に溢れんばかりの人・人・人。そんなに慌てなくても食べれますよ。

本日は4回転とのことで1回80名くらい(8人掛けテーブルが10卓として)とすると
200〜300名?は宿泊しているのでしょうかね〜。

今日の夕食はハンバーグ、魚のフライ、サラダ、好きな人は煮物とお新香。桃のデザートとご飯、味噌汁。

食事をしているとオーナーの話が始まり、最後はホルンの演奏です。
演奏が終わると2回目の食事者と入れ替えになります。

その後は部屋に戻り18時過ぎには疲れからか各自寝始めました。
といっても小団欒スペースでの話し声が大きく、消灯までは起きていましたが…

さすがに人気NO.1の小屋だけあって、老若男女沢山の人が泊まっている。
ゆえに騒々しいことも当たり前なのかも知れない。

朝も4時前から出発の支度をしている人で鈴を鳴らしている人には閉口しました。



4時起床し玄関前5時集合。天気は曇り。少し明るくなってきそうな気配ですが展望は「ゼロ」。仲間の一人は二日酔い(そんなに飲んだのかな〜)でそのまま下山することに。
今日蝶ヶ岳まで縦走する人は3名。残る下山者は3名。

下山者で男性は私1人。残る仲間2名(女性)のうち一人は北ア初登山。
昨日よりも確実に長い縦走路を歩けるか、天気は持ってくれるか、
常念まではみんなで行けるが、そこから増水している一の沢沿いにエスコートできるかが心配です。

出発の時間が過ぎ、早く決断しなけれ…

私同様もうひとりの仲間も一の沢−常念を歩いている経験があるので最悪は小屋泊まりで表銀座を縦走することに決定。
そうと決まれば先を進みます。

蛙岩を通過し大下りの頭で弁当組は朝食とします。良いペースで来ていますがいつ降り出すかわからない
天気を気にしつつ足早に半分食べ、ここから一旦下ります。

5年前に通った記憶がなく、あるのはこの先の大天井岳(荘)への辛い登り。
大天井荘まで行けばあとは何とかなると思い、時間を気にしつつ、仲間の足取りを確認しつつ喜作レリーフに到着。

途中見えたのはこまくさの群生のみ。展望もピークも見えず淡々と歩くのみです。
雨は…といえば昨日同様降ったり止んだり。ただ大粒の雨までは行かず何とか持ってくれています。

今日一番辛いと思っていた大天井へ登りもゆっくりゆっくり歩き、大天井荘に到着。
小休憩した後。常念小屋へ向け出発します。

途中雪渓の上を歩いたり、小ピークを幾つか越え気が付けば東大天井岳はすでに通過したようで
横通岳の下まで来ているようでした。

そこから少し歩くと眼下に何やら小屋らしい建物がうっすら見えてきました。
ここを縦走した仲間に聞くと常念小屋だということです。

ゆっくり歩いていたのでコースタイムよりも時間がかかると思っていましたが
かなり早く到着しました。
ここで早めの昼食とします。

更に縦走する仲間3名とはまたの再開、無事下山することを約束し、常念小屋でタクシーを手配しました。

時間は3時間後の14時。あとは下るだけ。この後自信が慢心になるとは思ってもいませんでした。

最後の水場を過ぎた辺りで一瞬晴れ間が覗きましたがまたすぐに曇ります。
今回それでもこの2日間で唯一の晴れ間は最初にも最後にもこの1回のみ。

胸突八丁までコースタイム通り。その後笠原を通過しますが次なる目印の王滝ベンチにはなかなか着きません。

途中で仲間が水に足を取られ尻餅つくこと3回。雨具を身に着けていて正解でした。

道は合っているのでとにかく下りるしかないと足を進めると鳥帽子沢に到着です。
私はここが王滝ベンチと勘違いして「あと50分で登山口」と思い込んでしまいました。
その後過去の記憶を思い出し、本当の王滝に着いたときには13時10分。
そこからの50分が今回一番長く感じたところでした。
「タクシーは待たせればばいい。最終電車に乗れればいい。安全第一で下山」と言い聞かせます。

女性2名の足取りを確認しつつ、時間も気にしましたが予定通り13時55分、一の沢登山口に到着。

到着したと同時に、仲間の女性を無事縦走、下山することが出来た達成感と安堵感からか
何でもなかった下半身の力が抜けたような気がしました。

休憩含め燕山荘から9時間。仲間2名の頑張りに感謝すると同時に
「よく頑張ったね」とつぶやきました。
濡れた雨具やシャツをザックに入れ、身支度をしていると頼んでいたタクシーがやってきました。

穂高駅から遅れた大糸線に乗り、乗換時間わずかになった「あずさ」に猛ダッシュで飛び乗り
車内で祝杯をあげ、暗くなった都会に戻り解散しました。



今回は展望「ゼロ」、終始小雨が降ったり止んだりの悪天候でしたが
何故か「行かなければ良かった」という気持ちにはなれず、「行ってよかった」という
気持ちでした。

決して一人では味わえない、何とも言えない楽しさが「仲間」だと言うことを
改めて感じました。

「今度は秋に」を楽しみにしたいと思います。

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コメント

エスコートお疲れさま
ホクさんが企画してくれたおかげで楽しい山歩きを満喫させてしただきました

ホクさんの気苦労を見ぬふりをして蝶から焼岳まで楽しめたことを感謝しています

それと、ヤマレコがダブってしまうので私の分は「その他」に移しました
2012/7/24 21:27
お疲れ様でした
こちらこそ後ろから見守っていただき有難うございました。

帰宅後の報告から大縦走と後半は好天に恵まれよかったです。


山レコ、だぶってスミマセン。
(無精者な者で)

場所はともかく、また皆さんでご一緒しましょう。
2012/7/26 7:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
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燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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