【北信】戸隠山(1904m)九頭龍山(1883m)八方睨(1900m)
- GPS
- 09:25
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 925m
- 下り
- 922m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:23
△いしいソバなら・・・と地元の〇〇さんに「岳」「なおすけ」を推薦してもらいました。
三連休ということもあり、志賀高原は学生や塾の合宿中。日帰り入浴で訪れたとあるホテルには何たる偶然か、僕の母校の大学生たちがサークル合宿中でした。
い海瞭、移動時に利用したスーパーは白馬のDELICIA(以前はアップルランドといういう名前だった!?)。23:00まで
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
一時期、戸隠山エリアに入り浸っていた気がします。忘れられない山も沢山あります。残雪のタイミングを読む難しさでは、堂津岳・東山・奥西山。スリリングさでは、西岳・本院岳が、他を圧倒していました。
蟻の塔渡りも何度か歩いているので、二度と来ないだろう(笑)、と実は思っていました。そうは言っても、山トモからお誘いを受ければ「よっしゃ!まかしときっ!」ってなっちゃう(笑)。いい山は何回、行ってもいいしね。
登山者用Pから逆川(さかさがわ)沿いを歩き、戸隠神社奥社参道へ。巨杉の並木を歩けば神域特有のピリっとした清純な空気に包まれます。
奥社に頭をたれ、登山道へ。鎖の下がった高度感のある岩壁は高揚感があります。この山を構成する岩は凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)。火山礫を含んだ火成岩です。これがいい具合にインドア・クライミングのホールドのようになっています。A0にすがらなくても、アルパイン・クライミング的には三点支持さえ守れば容易なグレードです。
ただ、蟻の塔渡り部分だけは難路指定。失敗すれば墜落。かなり緊張を迫られるところです。侮ってはいけません。風化・崩壊も進んでいて、ホールドが抜け落ちる心配もあります。
八方睨(はっぽうにらみ)にたどり着いて、ほっと一息。飯縄山、戸隠西岳、高妻山がそびえ立ちます。雪を戴いた北アルプスにも心を奪われます。でも、ここで目が離せないのは、見下ろしてなお、威容を誇る蟻の塔渡り。そして、そこを渡る登山者の姿です。
八方睨の広場には、東京から来た単身赴任の男子、僕らのあとに到着したグリベル・メットのカップル、そして蝶のように舞い降りてたジモジョ(地元女子)さん。
塔渡りの入口に、一人の男性が姿を現しました。後続さんをじっと待ち続けています。ようやく女性が現れました。男性が先行します。ですが、女性の動きはありません。男性は安全地帯にゴール。でも、女性は核心部に入ってフリーズしちゃったんです。
後ろからやってきた新しいパーティーが、女性のすぐ後ろについてアドバイス。どれくらいの時間が過ぎたでしょうか。ようやく女性が難所をクリアしたのを見届けました。我々山頂組の緊張も、ようやく解けました。
遠目に見ているので、事実と異なるかもしれません。しかし、いろいろと感じるところがありました。登りたい山と登れる山の違い、リーダーとは何か、などなど・・・
さてさて、先を急ぎましょう。一不動の避難小屋までのアップダウンは相当タフです。戸隠山と九頭龍山のピークを踏み、下山開始。前夜の雨のせいか、登山道が水の流路となっています。不動滝や帯岩周辺は慎重に。
戸隠牧場まで降りると紅葉も絶妙。『カフェ・フルーリー』の前で、八方睨に舞い降りた蝶々さんと再会しました。絶妙なピザとソフトクリームとで、三人で互いの健闘を称えあいます。
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