ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 209702
全員に公開
ハイキング
四国

三嶺(徳島県三好市)

2012年06月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:06
距離
14.0km
登り
857m
下り
1,072m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:40名頃登山口P--10:25林道横断--昼食(11:30〜12:00)---13:00三嶺ヒュッテ--13:30三嶺山頂--15:30林道横断--16:05名頃登山口P
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:名頃の登山口駐車場
コース状況/
危険箇所等
山と渓谷社「徳島県の山」の三嶺のコースは、今回の新コースの西側にある谷沿いを行くコースが紹介されているが、こちらのコースの方が、登りやすいと一緒に登った人が言っていた。

間違えやすいのは、尾根から稜線に出て右手に山頂へ向かうのだが、下りでここを左折しなければならいところを、道なりにまっすぐ行ってしまうところ(標識があるので見落とさない限り大丈夫だとは思う。)

山頂の景色は360°の展望ですばらしい。登山者が多いのもうなずける。

感想

6月10日は暦の上での梅雨入りの日だが、実際は2日ほど早く西日本の梅雨入りが発表された。天気が心配されたが、当日は運良く梅雨の間の晴れ間に恵まれ絶好の山行日和となり、空は抜けるような青空が広がっている。
三嶺(みうね/さんれい)は、1,893mの高さを誇り四国屈指の名峰である。日本100名山に名を連ねる石鎚山、剣山に比べ知名度は低いが、勝るとも劣らぬすばらしい山だと3時間後に分かることになる。
 登山口までの国道とは思えない道で、バスの揺れに閉口しながらも、何とか到着。登山口脇の駐車場には少し不気味な?「かかし」がお出迎えをしてくれている。
今回のコースは名頃から整備された尾根筋を登るコース。このコースは比較的新しくできたコースのようだ。コースのところどころに「新コース」と標識が設置されている。古いホームページでは西にある谷沿いのコースがよく紹介されている。
広く整備された登山道をゆっくりと進むと森の緑や鳥・虫の鳴き声が心地よい。道は急登する場所も少々あるが、ほとんどは緩やかな登りが続いており、歩行時間の割にはつらさを感じない。天気予報では夏日になるとのことであったが、樹木の間を木漏れ日の中で歩くと暑さはさほど感じられず、時々吹く風もひんやりとして、体に心地よく吹き抜けていく。
山頂に近づくにつれ、左手には剣山に続く山々が見え始める。別の尾根筋との出会い(昨年遭難騒ぎがあり標識ができたようだ。このコースでは唯一、道を外しそうな場所である。)を右折し、林を抜けると笹原になり三嶺の頂上が目の前にせまってくる。ガレ場をすぎるとまもなく山小屋に着く。他ではあまり見られないような笹原が広がっており、美しい景色が疲れを忘れさせてくれる。ここでも十分な景色が堪能できるが、笹原をかき分け進んだ山頂では更にすばらしい360°のパノラマが目の前に現れる。眼下には笹原が広がり、東には剣山、西には愛媛県の山々が遠くに望むことができる。
 山頂から西に天狗塚、南に白神山、東に剣山への縦走路があり、このままピストンして帰るのがもったいなく思える。しばらく景色を堪能したあと、いつまでも留まっていたい気持ちをふりきって、山名の由来である山頂の三つの「畝(うね)」を通り下山する。
三嶺は、自然にはぐくまれた原生林、頂上の笹原や展望のすばらしさに加え、山頂からの縦走路や様々な登山ルート(高知県側からのルートがいいと書かれてあるサイトもあった。)など魅力はつきない。再び訪れることは遠くないように思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1250人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 四国剣山 [日帰り]
名頃登山口から新道で三嶺
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら