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Yamareco

記録ID: 2099246
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ハイキング
中央アルプス

富士見台高原 〜 紅葉の古道から一面の笹原へ、深秋のんびりハイク

2019年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
おーちく その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:13
距離
11.7km
登り
798m
下り
791m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:28
休憩
1:42
合計
6:10
7:33
67
8:40
8:41
17
8:58
8:59
31
9:30
9:31
17
9:48
9:49
12
10:01
11:26
11
11:37
11:39
24
12:03
12:04
20
12:24
13
12:37
12:47
56
13:43
神坂神社
天候 晴れ 時々 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場;神坂神社(無料,20台程度)
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はない。
今回は山ランチのためにバゲットを持って行きます。
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今回は山ランチのためにバゲットを持って行きます。
スタートは神坂神社の駐車場。そこそこのグループが登っているようです。
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スタートは神坂神社の駐車場。そこそこのグループが登っているようです。
優しい朝の木洩れ日の中、歴史を感じる神社でお参りをして、いざ出発です。
優しい朝の木洩れ日の中、歴史を感じる神社でお参りをして、いざ出発です。
古代東山道というのは奈良時代から平安時代に整備された道で、近畿から東北地方まで続いてたみたいです。スケール大きすぎ。今回のコースはその名残をたどるようです。
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古代東山道というのは奈良時代から平安時代に整備された道で、近畿から東北地方まで続いてたみたいです。スケール大きすぎ。今回のコースはその名残をたどるようです。
少し登るとすぐに車道に出て、カラマツコースとブナコースを選択することになります。登りは前者を使います。
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少し登るとすぐに車道に出て、カラマツコースとブナコースを選択することになります。登りは前者を使います。
登り始めは少しきつい斜度のスギ林ですが、ひと登りするとなかなかいい感じの紅葉が登場。
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登り始めは少しきつい斜度のスギ林ですが、ひと登りするとなかなかいい感じの紅葉が登場。
朝の陽のおかげもあって、温かな色合いの紅葉の林が広がっています。
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朝の陽のおかげもあって、温かな色合いの紅葉の林が広がっています。
見上げた先にモザイク模様の秋色。
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見上げた先にモザイク模様の秋色。
色んな色の紅葉が降って来る感じ。これは予想外にいい紅葉で嬉しい誤算でした。
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色んな色の紅葉が降って来る感じ。これは予想外にいい紅葉で嬉しい誤算でした。
歩く人はなく、静かな深秋の山歩き。
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歩く人はなく、静かな深秋の山歩き。
ひと際、色鮮やかなモミジの門をくぐって。
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ひと際、色鮮やかなモミジの門をくぐって。
透けるような秋色が好き。
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透けるような秋色が好き。
勾配がきつい区間を抜けるとカラマツ中心の植生に変わって来ます。
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勾配がきつい区間を抜けるとカラマツ中心の植生に変わって来ます。
ブナコースとの合流地点からの眺望。カラマツ黄葉のラインがくっきり分かれていて、ちょっと不思議な風景に。
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ブナコースとの合流地点からの眺望。カラマツ黄葉のラインがくっきり分かれていて、ちょっと不思議な風景に。
クマザサの緑色と紅葉、黄葉のコントラストがいいですね。
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クマザサの緑色と紅葉、黄葉のコントラストがいいですね。
やがてカラマツの森に突入。空に伸びるような黄色の木々を見上げながら。
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やがてカラマツの森に突入。空に伸びるような黄色の木々を見上げながら。
このルート気持ちが良すぎます。タイミングがばっちりの時に来れたようですね。
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このルート気持ちが良すぎます。タイミングがばっちりの時に来れたようですね。
整然と立ち並ぶカラマツはなんともフォトジェニックです。
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整然と立ち並ぶカラマツはなんともフォトジェニックです。
カラマツ林を抜けて、今度は広葉樹の森。ここまで登って来ると紅葉は終盤でしたが、晩秋の装いがこれまたいい。
カラマツ林を抜けて、今度は広葉樹の森。ここまで登って来ると紅葉は終盤でしたが、晩秋の装いがこれまたいい。
秋晴れの空が高いです。
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秋晴れの空が高いです。
突如現れる「牛集牧柵」。用途はわからないけど、こんな山の上で牛を育てていたんですかね?
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突如現れる「牛集牧柵」。用途はわからないけど、こんな山の上で牛を育てていたんですかね?
ちょっと画になる立ち枯れの木。背後の恵那山はガスをかぶっていますね。
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ちょっと画になる立ち枯れの木。背後の恵那山はガスをかぶっていますね。
おにぎりみたいに三角の山が見えて来ました。なんかちょっと不思議な形。
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おにぎりみたいに三角の山が見えて来ました。なんかちょっと不思議な形。
スタートから2時間で萬岳荘に到着。何気にここは車道が通じているので、ガッカリしないように。ロープウェイや神坂峠から来た人たちもいて、賑やかになります。
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スタートから2時間で萬岳荘に到着。何気にここは車道が通じているので、ガッカリしないように。ロープウェイや神坂峠から来た人たちもいて、賑やかになります。
周囲は笹原中心の風景に変わります。
周囲は笹原中心の風景に変わります。
一面のクマザサの中を歩いて行きます。
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一面のクマザサの中を歩いて行きます。
稜線ぽいところに出ました。以前、冬に来た時は風がめちゃくちゃ強かった記憶があるけど、今日は穏やかそのもの。
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稜線ぽいところに出ました。以前、冬に来た時は風がめちゃくちゃ強かった記憶があるけど、今日は穏やかそのもの。
少し風が吹くと、音を立てて揺れる笹の海。
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少し風が吹くと、音を立てて揺れる笹の海。
振り返れば平らな恵那山が大きく。逆光の笹原はキラキラと輝くようで、これも好きな風景のひとつです。
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振り返れば平らな恵那山が大きく。逆光の笹原はキラキラと輝くようで、これも好きな風景のひとつです。
中央アルプス方面は上部を雲が覆っていて、残念ながら見ることができず。
中央アルプス方面は上部を雲が覆っていて、残念ながら見ることができず。
山頂が見えて来ました。
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山頂が見えて来ました。
最後も笹原を貫く気持ちのいいプロムナード。
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最後も笹原を貫く気持ちのいいプロムナード。
南アルプスも天気が良すぎるせいか霞んでしまって、残念な結果です…。でも、笹原が本当にきれい。
南アルプスも天気が良すぎるせいか霞んでしまって、残念な結果です…。でも、笹原が本当にきれい。
たいした傾斜ではないけど、これが最後の登りです。
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たいした傾斜ではないけど、これが最後の登りです。
スタートから2時間半で富士見台高原の山頂に到着。
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スタートから2時間半で富士見台高原の山頂に到着。
笹原の先にどっしりと構える恵那山の山容。
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笹原の先にどっしりと構える恵那山の山容。
さっそく今回の山行のメイン行事?山ランチに取り掛かります。後輩作の魚介系アヒージョ。ミニトマトを入れることを勧めておいたけど、やっぱり正解でした。
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さっそく今回の山行のメイン行事?山ランチに取り掛かります。後輩作の魚介系アヒージョ。ミニトマトを入れることを勧めておいたけど、やっぱり正解でした。
バゲットが進みます。いくらでも食べられそう。
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バゲットが進みます。いくらでも食べられそう。
僕はベーコン入りのクラムチャウダー。写真的にはイマイチですね…。パセリとか緑色のものを持ってこないとダメでした。
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僕はベーコン入りのクラムチャウダー。写真的にはイマイチですね…。パセリとか緑色のものを持ってこないとダメでした。
バゲットに乗せてみた図。市販の缶詰に牛乳入れただけですが、味は確かでした。
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バゲットに乗せてみた図。市販の缶詰に牛乳入れただけですが、味は確かでした。
後輩がもう一品。じゃがりこマッシュに焼いたベーコン混ぜて、明太子ペーストを添えて。
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後輩がもう一品。じゃがりこマッシュに焼いたベーコン混ぜて、明太子ペーストを添えて。
これもバゲットと相性抜群でした。いや、もうお腹いっぱいで下山が少し心配です…。
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これもバゲットと相性抜群でした。いや、もうお腹いっぱいで下山が少し心配です…。
食後に周囲の風景を。北側の眺望。御嶽山が大きく見えるはずですが、こちらも雲が覆ってしまっていました。
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食後に周囲の風景を。北側の眺望。御嶽山が大きく見えるはずですが、こちらも雲が覆ってしまっていました。
霞みの奥に、かすかに乗鞍岳と穂高連峰が見えました。写真では厳しいかな。
霞みの奥に、かすかに乗鞍岳と穂高連峰が見えました。写真では厳しいかな。
中津川の街を見下ろして。
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中津川の街を見下ろして。
小高いピークが神坂山かな? 帰りはあっちを歩いてみます。
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小高いピークが神坂山かな? 帰りはあっちを歩いてみます。
思いっきり逆光だけど、笹原とカラマツ黄葉のコンビネーション。
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思いっきり逆光だけど、笹原とカラマツ黄葉のコンビネーション。
南アルプスは稜線に沿って雲が出ていますね。
南アルプスは稜線に沿って雲が出ていますね。
望遠で覗くと、雲の隙間に少しだけ稜線が見えました。これは北岳から農鳥岳あたりかな?
望遠で覗くと、雲の隙間に少しだけ稜線が見えました。これは北岳から農鳥岳あたりかな?
恵那山を正面に見ながら下山開始です。
恵那山を正面に見ながら下山開始です。
神坂小屋のところから地図にはない細道に入って行きます。ここもいい雰囲気です。
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神坂小屋のところから地図にはない細道に入って行きます。ここもいい雰囲気です。
向こう側にカラマツが美しい尾根を見ながら。
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向こう側にカラマツが美しい尾根を見ながら。
笹原で覆われた富士見台高原は、どこか独特の雰囲気を持っていますね。
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笹原で覆われた富士見台高原は、どこか独特の雰囲気を持っていますね。
ここは順光でカラマツの黄葉がひと際、きれいでした。
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ここは順光でカラマツの黄葉がひと際、きれいでした。
眺望がないという神坂山はスルーして萬岳荘に下って、そのまま来た道を下山します。
眺望がないという神坂山はスルーして萬岳荘に下って、そのまま来た道を下山します。
シンボリックなモミ?(針葉樹は全然わからない…)とカラマツ。
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シンボリックなモミ?(針葉樹は全然わからない…)とカラマツ。
下山路も快適な秋の小径。
下山路も快適な秋の小径。
帰りはブナコースに進路を取ります。
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帰りはブナコースに進路を取ります。
ブナコースとカラマツコースの配置はこんな感じ。
ブナコースとカラマツコースの配置はこんな感じ。
見上げたカラマツ黄葉。
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見上げたカラマツ黄葉。
分岐の先は少しザレ地があって、眼下の紅葉を見通すことができました。
分岐の先は少しザレ地があって、眼下の紅葉を見通すことができました。
名前のとおり、ブナの紅葉がいい感じ。
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名前のとおり、ブナの紅葉がいい感じ。
陽の回りが正面からなので、何度も振り返りながら進みます。
陽の回りが正面からなので、何度も振り返りながら進みます。
まさに錦色の森です。
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まさに錦色の森です。
足元は落ち葉でフカフカです。
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足元は落ち葉でフカフカです。
おそらく今年最後の紅葉を噛みしめながら。
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おそらく今年最後の紅葉を噛みしめながら。
林道に出ました。あとは神坂神社まで1.5劼阿蕕ぁ
林道に出ました。あとは神坂神社まで1.5劼阿蕕ぁ
林道沿いの木々もしっかり色付いていましたが、日が陰ってしまい残念。
林道沿いの木々もしっかり色付いていましたが、日が陰ってしまい残念。
神坂神社の駐車場に帰還。このコース、予想以上に良かったのでおススメです。
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神坂神社の駐車場に帰還。このコース、予想以上に良かったのでおススメです。

感想

会社のなんちゃって山部で久しぶりに山行を企画。ほぼ一年ぶりのメンバーもいるので軽めの選択で富士見台高原へ。ヘブンスそのはらスキー場のロープウェイや車で山頂まで1時間ほどの神坂峠に上がることもできますが、ここはいちおうしっかり麓から歩るこうということで、神坂神社がスタート。ただ、今回の山行のメイン行事は、山頂でちょっと豪華にランチしよう!です。

予想外だったのが紅葉。事前にあまり調べていませんでしたが、ちょうど見頃でした。序盤はブナなどの広葉樹、途中からカラマツの黄葉に変わります。このカラマツが最高にいい雰囲気でした。山頂近くまで来ると、あたりは一面の笹原で独特の風景。中央アルプスや南アルプス、御岳山など遠くの眺望は雲や霞でちゃんと見えなかったけど、大きく恵那山が見えたり、まずまず楽しめました。

楽しみのランチは最高の時間。アヒージョやクラムチャウダーとバケットの相性が抜群で、ちょっと食べ過ぎました。たまにはこういうゆる登山もいいですね。

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