【播磨探索53】最高の紅葉稜線漫歩で須留ヶ峰［兵庫100］ヤマレコ未踏のバリ尾根で佐中川源流域周回

2019年11月09日(土) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,975m
• 下り: 1,973m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:16
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:46

距離 20.3km 登り 1,975m 下り 2,001m

7:34 佐中
8:22 697.6m三等三角点「町」
8:53 873.6四等三角点「奥ヒナタ」
9:20 936.8m四等三角点「餅耕地」
9:59 10:03 大杉山
10:25 10:36 須留ヶ峰
11:26 11:38 スリガ峯（四等三角点）
12:11 929.4m四等三角点「金ヤガ谷」
13:14 13:17 931.2m三等三角点「佐中」
15:20 佐中

天候

快晴のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

▼餅耕地から大杉山経由須留ヶ峰までの一般道意外はすべてバリルートです。
▼上記の一般道部分も、道はあまり明瞭ではなく、落ち葉に埋もれてわかりにくい所もあります。
▼須留ヶ峰からスリガ峰までは、ymgoroさんのヤマレコ記録
兵庫100山須留ヶ峰〜スリガ峯(明延から周回)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1009163.html
のみがありました。
▼その他のルートは記録が全くなく、情報なしでの探索でした。
・尾根は部分的に急斜面、痩せ尾根、馬酔木の藪もありますが、
　総じてたおやかな稜線で、下草もほとんどなく歩きやすい尾根でした。
▼740m圏峰(写真106)は足場が脆い超急登で、なるべく岩角や立木の根本を選び、立木に掴まってよじ登りました。
▼須留ヶ峰の南、標高1000m付近は唯一密な馬酔木の藪で、東側を獣道を辿って巻きました。
▼各ピークからの下りはルート間違い易く要注意です。特に、936.8m峰、須留ヶ峰、スカリ峯,931.2m峰。
▼最後の716m峰からの下りは、もっといい尾根と仕事道があるかもしれません。

写真

11/9 5:51

夜明け前、東の水平線に明石海峡大橋が浮かび上がる中を自宅出発

11/9 7:35

佐中の巨大な工事用？の駐車スペースに停めさせていただきました。

11/9 7:43

まずは地図に無い林道を登りました

11/9 7:51

林道終点

11/9 7:53

そこから適当に登ります

11/9 7:56

枝尾根に乗りました

11/9 8:01

大杉山からの主尾根に到着

11/9 8:01

藪がなく快適

11/9 8:01

この先ずっと白や青の国土調査の境界票をたどります

11/9 8:15

北側の展望が開けました。日本海側は雲海です。今日は竹田城跡の雲海が見られたかも。

11/9 8:16

これから向かう大杉山

11/9 8:17

11/9 8:22

697.6m三等三角点「町」

11/9 8:23

697.6m三等三角点「町」

11/9 8:31

気持ちいい広々としたなだらかな谷

11/9 8:32

道はありませんが、どこでも歩けます

11/9 8:36

道迷い注意です

11/9 8:37

超快適な尾根が続きます

11/9 8:45

部分的にはこんな馬酔木も

11/9 8:53

873.6四等三角点「奥ヒナタ」

11/9 8:55

11/9 9:01

綺麗な落葉

11/9 9:08

同じく

11/9 9:12

936.8m峰への急登

11/9 9:19

936.8m四等三角点「餅耕地」

11/9 9:19

936.8m四等三角点「餅耕地」

11/9 9:20

北方の展望

11/9 9:35

餅耕地からの一般道に合流。この標識の奥からやってきました。

11/9 9:35

案内図をアップ。948mの山なんかどこにもないのですが、「小須留ヶ峰」ってどこなのか？

11/9 9:38

自然林になって楓類が増え、紅葉が見ごろでした

11/9 9:39

見事な紅葉に足が止まります

11/9 9:39

真っ赤です

11/9 9:39

お見事

11/9 9:41

大きな楓が多く、見上げながら歩きます

11/9 9:46

見上げます。青空とのコントラストが素晴らしい

11/9 9:46

見事な紅葉

11/9 9:46

同じく

11/9 9:53

11/9 9:54

大杉山手前の緩やかな稜線。登山道は判りにくい

11/9 9:54

馬酔木の挟まれた道

11/9 9:57

山頂が見えてきた

11/9 9:59

大杉山

11/9 10:01

貸し切り山頂なので自撮り。今回は当然ながら、とうとう最後まで誰にも会いませんでした。出会ったんのは猪2回（1回は10mも離れていない距離で親子連れ）、雉、鹿、アナグマでした。

11/9 10:01

山頂の紅葉

11/9 10:01

大展望が広がります。氷ノ山

11/9 10:02

東方の山々

11/9 10:03

南方、段ヶ峰、笠杉山方面

11/9 10:03

岩鏡

11/9 10:06

引き続き快適尾根

11/9 10:07

横を見るとずっと紅葉が続きます

11/9 10:07

11/9 10:07

なかなか先へ進めません

11/9 10:09

見上げて。快適尾根に最高の天気と最高の紅葉、テンションmaxです

11/9 10:10

日当たりも最高で、風が無ければ暖かくて気持ちいい。

11/9 10:12

気持ち良すぎです。

11/9 10:13

今回のルート、大当たりでした。

11/9 10:14

振り返って

11/9 10:17

山深い

11/9 10:24

最高地点、須留ヶ峰到着。

11/9 10:24

貸し切り山頂で自撮り

11/9 10:24

1053.9m

11/9 10:25

山頂の紅葉

11/9 10:35

セルフで

11/9 10:40

再び道なきバリルートへ

11/9 10:49

馬酔木の藪を突破するとこの展望

11/9 10:49

前方にスリガ峯

11/9 10:51

こんなところに地理院地図にも出ていない四等三角点がありました。

11/9 10:52

このあたりは見事な山毛欅の紅葉

11/9 10:53

同じく

11/9 10:53

同じく

11/9 10:54

快適続き

11/9 10:55

紅葉も続きます

11/9 10:55

赤と黄

11/9 10:57

アナグマに遭遇。木の陰に尻尾だけ写ってます

11/9 11:01

美しい斜面

11/9 11:01

美しい斜面

11/9 11:02

振り返って

11/9 11:02

見事

11/9 11:03

アップ

11/9 11:07

遠くの斜面

11/9 11:10

美しい斜面

11/9 11:23

快適な尾根

11/9 11:25

スリガ峯

11/9 11:25

スリガ峯にて

11/9 11:25

スリガ峯

11/9 11:40

11/9 11:42

11/9 11:42

11/9 11:43

急坂を降りてきました

11/9 11:49

11/9 11:49

11/9 12:04

食い込んでいます

11/9 12:10

929.4m四等三角点「金ヤガ谷」

11/9 12:29

突然道路工事現場に遭遇

11/9 12:29

対岸のこれから行く尾根も紅葉

11/9 12:45

峠で建設中の道路の降りたちました

11/9 12:46

道路を横切り、反対の尾根に登っています。この小屋で4-5人の方がお昼休憩中で、私見て驚いていましたので挨拶。

11/9 12:50

まだまだ紅葉

11/9 12:53

見事

11/9 12:54

見上げて

11/9 13:01

11/9 13:02

11/9 13:14

931.2m三等三角点「佐中」

11/9 13:22

地図では判らなかった激急降下

11/9 13:22

真下を見下ろしています。ここを下ります

11/9 13:29

今度は激急登。この740m圏峰のアップダウンがこの日一番きつかった

11/9 14:03

展望が開けて北に須留ヶ峰が見えました

11/9 14:05

歩いてきたスリガ峯

11/9 14:06

11/9 14:07

11/9 14:08

谷を隔ててすぐ南に923.9m峰がかっこいい

11/9 14:09

11/9 14:11

振り返って

11/9 14:11

11/9 14:12

696m峰

11/9 14:13

11/9 14:17

倒木地帯。ここは右から回り込み

11/9 14:28

枯れたシダの道

11/9 14:40

最後の716m峰

11/9 14:46

植林の中を下ります

11/9 15:00

最後は壊れた鹿柵沿いに超急斜面を慎重にくだりました

11/9 15:06

沢沿いに下ります

11/9 15:09

ついに下り付きました

11/9 15:09

この沢を降りてきました

11/9 15:10

農地に出ましたが、柵で入れません。

11/9 15:13

農地の柵の外側をたどって佐中川をはだしで渡渉

11/9 15:13

佐中川。今回はこの川の源流域を周回してきました。

11/9 15:20

駐車場に戻ってきました。本日は工事はなかったようで、この時間でも無人でした。お疲れ様でした。

11/9 15:21

21.0km/7:47＝平均時速2.7kmでした。ほとんどバリルートでしたが快適尾根が多かったのでまずまずのペースでした。

撮影機器：

EX-ZR3100 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 行動食 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ

感想

shigetoshi

前日急に思い立って、ふるさと兵庫100山の須留ヶ峰に行きました。一般道は餅耕地というところからピストンでのぼられていますが、それではつまらないので、だれも登っていない佐中からヤマレコ未記録の尾根を探索して周回することにしました。

この尾根が大正解で、予想外にたおやかで快適な稜線が続き、しかも楓類の紅葉がちょうど見ごろで楓以外はほぼ散っていて日当たりもとてもよく、しかも誰もいなくて完全に独り占めとあって、最高の秋山満喫となりました。

月曜日に登った南木曽岳もそうでしたが、これだけ条件がそろった機会はもう2度とないと思われるので、また来ることはないと思いますが、とても良い思い出となりました。