焼岳(新中の湯ルートピストン)&乗鞍岳(乗鞍エコーラインピストン)
- GPS
- 10:44
- 距離
- 64.6km
- 登り
- 2,707m
- 下り
- 2,845m
コースタイム
10:30乗鞍観光センター-12:10位ヶ原山荘-13:00畳平13:23-13:55肩の小屋14:35-15:08蚕玉岳-15:17剣ヶ峰15:21-15:38肩の小屋-16:00畳平16:10-16:50乗鞍観光センター
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乗鞍岳:安房峠道路から158号線を下り→前川渡信号→乗鞍観光センター |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼岳:しっかり整備された登山道で歩きやすいです。前半は樹林帯、後半は岩場。 乗鞍岳:乗鞍観光センターから畳平の乗鞍エコーラインは一般の車は交通規制で通れません。畳平から剣が峰は、しっかり整備された登山道です。畳平まで観光バスが入り完全に観光地ですので、スニーカーで歩いている人もたくさん居ますが、肩の小屋より先は岩がゴロゴロしているので、しっかりした登山靴の方が良いです。 登山ポストはどちらの山でも発見できず(´・ω・`) 下山後の温泉は乗鞍観光センターのすぐ下にある湯けむり館へ。 乳白色の温泉で気持ち良いです。 入館料:大人700円 営業時間:9:00〜21:00(受付は20:00まで) |
写真
感想
前回の山行で笠ヶ岳に登る途中、笠新道から見た焼岳と乗鞍がとても魅力的だったので、今回はその二座に登って来ました。
まずは焼岳。
6時くらいに登山口に着くと既に車が10台程止まっていて、中々混んでいる雰囲気。
すぐ後からタクシー2台に分乗の団体さんも到着したりしてました。
手早く準備を済ませて出発。
天気は快晴で今日も絶好の山びよりです。
樹林帯の中を黙々と歩くこと50分ほど、急に視界が開けて双耳峰とその間から上がる噴煙が見えてきました。
これぞ焼岳!という感じの素晴らしい景色。
どうやらこの辺りがりんどう平のようです。
りんどう平を過ぎて、登山道は岩と土の混じった登りに。
水が流れるのかやけに掘れて深くなっている道や、木の梯子などを越えて進んで行くと、程なくしてかなり急なガレ場に突入。
何も考えずに黙々と登っていましたが、ガレ場を8割り程登った時点で何かおかしいなと思い始めました。
登山道にしてはやけに急角度で浮石も多く危険度が高いし、何より他の登山者の踏み跡がほとんど見当たらない。
これはもしかしたらと思い、立ち止まって周囲を注意深く見渡すと、遥か彼方に自分とは別のルートを登る登山者を発見!
そこでやっと悟りました。
あぁ、なるほど、ルートミスしたのか…(´・ω・`)
ルートミスしたのは分かったものの、その時点で元の登山道まで降りるよりも、頭上に見えている稜線まで登った方が明らかに早かったので、構わずそのまま登る事に。
何とかガレ場を登りきり、ほとんど踏み後のない中を稜線まで出ると、左に山頂らしきものが見えていて、右には双耳峰の間のコルとそこから上がる噴煙、その噴煙のすぐ向こうにもう一つの山頂、そしてその上でくつろぐ登山者の姿が見えていました。
この時の自分は少し勘違いをしていて、「あんな噴煙が上がっているすぐそばの山頂に人が居るけど、あっちは危険だから立ち入り禁止になっている南峰だろう、よく行くなぁ〜」などと考えていたわけです。
そして、すぐ近くの左側の山頂に向かって歩いて行くと何故かそこには「南峰」の文字が…
まさに( ゜д゜)ポカーン状態でした。
まさかこっちが立ち入り禁止の南峰だなんて夢にも思っていなかったわけで…
まあ、登ってしまったものはしょうがないので、南峰からの眺めを暫し堪能した後に北峰へそそくさと移動しました。
北峰からの眺めも当然のように素晴らしく、この後登ろうと思っている乗鞍や、前回登った笠ヶ岳、槍、穂高方面に上高地、山名までははっきりしませんが多分南アルプス方面までしっかりと見えていました。
30分ほど景色を堪能して、次の乗鞍が控えているので急ぎで下山開始。
自分が下山中にも次々と登ってくる登山者がいて、焼岳は人気の山なんだなと実感。
登る距離が比較的短くて、景色が良い上に、北アルプス唯一の活火山という辺りが人気の秘密でしょうか。
1時間ほどで登山口まで戻ってくると、駐車場は既に満車で、さらにまだ駐車スペースを探している人がいる状態でした。
自分は次の乗鞍が控えているので、すぐに車に乗って出発。
今回、GPSのログを途中で切ってしまったので、焼岳と乗鞍の間が直線になっていますが、実際は道路を走っていますのであしからず。
10時15分くらいに乗鞍観光センターの駐車場に到着。
普通はここから畳平まで有料のシャトルバスに乗るのですが、今回はせっかくなので自転車で登る事にしました。
実はこの道は、自転車乗りの間では非常に有名な乗鞍ヒルクライムというレースのコースになっていて、自分もレースには出た事はないものの、2年前に何度か登ったことがあるのです。
その時のタイムは1時間20分ほどと中々の好タイムだったので、今回も1時間30分くらいあれば登れるだろうと簡単に考えていたのですが、現実はそんなに甘いものじゃありませんでした…(^_^;)
自転車と荷物の準備をして、10時30分に観光センターを出発。
うーむ……何というか……脚が重い……これは全然進まないぞ!(^_^;)
原因は色々あって、何しろ自転車にまともに乗るのがほぼ2年ぶりだし、背中に自転車乗るだけなら絶対に持って行かない登山靴とデカイカメラとその他諸々の詰まったリュックを背負っているし、何より直前に焼岳登ったしw
もう途中から諦めモードに切り替えて、一番軽いギアでゆっくりゆっくり登って行きました。
そんな超スローペースでも、もう脚が限界を超えてしまって、呼吸は全然苦しくなくて心肺系にはまだまだ余裕があるのに、脚が本当に動かなくて、終いには両脚が攣って自転車を降りる始末。
もう完璧に惨敗気分で畳平に到着したのは13時、結局2時間30分も掛かってしまったのでした。
明日のジョー並みに燃え尽きていたので本気でそのまま帰ろうか悩みましたが、せっかくここまで来たんだからと思い直し、20分ほど休んでから剣ヶ峰山頂を目指して出発。
途中、肩の小屋に辿り着いた時点で空腹と眠気が限界を越えそうだったので、食堂でカレーライス(丼だけど超美味)を食べて、外のベンチで暫し昼寝。
それから再び山頂を目指して歩き始めました。
ゆっくりゆっくり登る事45分ほどでやっと剣ヶ峰山頂に到着。
15時過ぎで天気も曇って来ていたため、他の登山者は誰も居ないし、神社も閉まっていて神主さんも居なかったので、思いがけず山頂を独り占め出来ました。
が、展望が悪いので記念写真だけ撮ってとっとと下山することに。
いくら疲れていても、やっぱり重力に逆らわない下りは速いもので、40分ほどで畳平まで降りて来ました。
さらにそこからの自転車での下りも観光センターまで40分ほどと超特急でした。
帰りは乗鞍観光センターのすぐ下にある湯けむり館に寄って、疲れた筋肉をよくマッサージしてから帰りましたが、それでも下山後2日間は脚が痛くてしんどい思いをしました(´・ω・`)
今回はちょっと無理があったみたいです(^_^;)
コメント
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まぁ〜たおかしな事してぇまったくアナタもドMですねハイ。
もうちょっと焼岳満喫して欲しかったなぁ一応百名山ですよ!しかし焼岳のコースタイムはナニ?速すぎでしょ 俺は2時間掛かった9月の槍〜穂はお手柔らかに
短時間だけど、焼岳も乗鞍も堪能しましたよ
9月楽しみにしてます〜
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