苗場山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | 町営駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険と感じる箇所は無かった |
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写真
感想
”みつまた・かぐら”スキー場のゲレンデ内の林道を上がり、かぐらゴンドラの中間にあるレストハウス前に車を止め、ここから苗場山を目指した。ゲレンデを10分ほど登ると、”かぐらスキー場”のメインバーン下に到着した。このゲレンデを斜めに横切り、ゲレンデから離れ登山道らしい登山道となった。かぐら第3リフト下り場脇を過ぎると木々の丈が低くなり始め、この辺から所々に湿原が現れ、キツネ色の草紅葉が見られるようになった。草紅葉の中には品の良いオレンジ色を呈するものもあった。湿原内の木道の整備状況も良く、非常に歩きやすい。
下ノ芝を過ぎて中ノ芝に到着すると、草紅葉の中に色鮮やかでハデハデしい広葉樹が混ざり始めた。草紅葉と広葉樹の色鮮やかな状態は上ノ芝まで続くが、上ノ芝を過ぎると広葉樹だけになった。ここから少し行くとスキー場の名前にもなっている神楽ヶ峰にたどり着いた。神楽ヶ峰から一旦下り、苗場山頂に向かい登り返しになった。神楽ヶ峰の陰になって苗場山の山容は”かぐらスキー場”のメインバーンからは望むことができない。苗場山頂に向かう斜面の紅葉は一層ハデハデしさを増した。特に南向きの斜面よりも北向きの斜面の方が紅葉が進み色鮮やかである。このは斜面、斜度もあり一見キツそうな雰囲気であるが、登ってみると大したことは無かった。
上り返しの斜面を一気に登ると広大で平らな枯れ草のしっとりとした湿原となった。あちこちに池塘もあり非常に雰囲気の良い場所であった。軽いアップダウンの木道を行き小高い丘の上、木々に囲まれた所に苗場山の山頂があった。そのため苗場山山頂からの眺望は望めなかった。
スキー場は細々と来るシーズンに向けて設備の手入れを行っていた。この斜面も、あと2月もすればスキーヤーで賑わうことになる。もう少し山のシーズンを楽しみたい気持ちと早くスキーシーズンが訪れて欲しい気持ちが交錯する季節である。登るにつれて山の雰囲気が変化し、『1回で3度美味しい苗場山』でだた。自分の中では『十名山』候補になりそうな名山だった。
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