日川尾根・棚横手山:気軽に赤線繋ぎのはずが…半袖隊長、でも絶景かな絶景かな
- GPS
- 07:46
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 583m
- 下り
- 1,686m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:46
累積標高(上り): 500m /累積標高(下り): 1606m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:32.99=19.96+(500÷100)+(1606÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りにしてはややきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献レコ】なし
天候 | 極上の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注)栄和交通…970円/現金のみ 紅葉時の平日運行は11/15(金)まで 台風被害による道路陥没箇所では、(ザックをバスに乗せたまま)一旦バスを降り歩いて現場を通過した後、遅れて通過してくるバスに乗り直します。 【復路】勝沼ぶどう郷駅17201838高尾駅北野駅千歳烏山駅下高井戸駅地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 「小屋平BS〜大滝山」間の歩跡(赤線)繋ぎのため、最短距離とするため、直線的な南下を志向し考案したコース。 『みんなの足跡』オレンジドット線を参考にしたが、とてもじゃないけど一般的ではない区間が二つあった。 両区間とも取付地点には指導標がなく、逆に通せん棒らしきものが置いてあった。 もちろん赤テープ類はなし、踏み跡は断続的にあるような・ないような……一般論で申せば「ない」。 出口にも難があり、下降地点を誤ると登り返す、あるいは山中放浪することになる。 どちらも地形図には載っている道(破線)だが、廃道と言っても過言ではない。 一方で大菩薩(小金沢連嶺)を中心とした眺望は素晴らしい。 特に棚横手山から甲州高尾山に掛けては、正面に富士山を拝みながら降るパラダイスルート……感嘆しました。 特に注意すべき三区間のみ下記に記します。 区間はヤマレコ登録地に準じます。 /実峠〜境沢ノ頭⇒歩けます 途中で倒木等が多いものの、最後まで不意後は続いています。姿勢と思しき道標もあります。但し急斜面に張り付いた細道も多く、滑落すると下まで一直線なので、特に落ち葉が降り積もる時期には要注意です。 境沢ノ頭〜深沢峠⇒止めましょう 初っ端から踏み跡が不明です。尾根に乗ると踏み跡が明確になりますが、次第に荒れて倒木が目立ってきます。最後は舗装林道に下りますが、場所によっては高い法面のため下ることは不可能です。部分的に低くなった地点を目指す必要があります。 G霹山〜勝沼ぶどう郷駅⇒止めましょう 途中までは踏み跡があるも最後はなくなります。「鳥居焼」地点に出れば恐ろしく急な階段がありますが、恐らく「鳥居焼」設営によって登山道は消滅したのではないかと推察します・ ★水場:なし ★渡渉箇所:あり(小屋平BS〜上日川峠の間に3ヶ所) ★泥濘箇所:あり(小屋平BS〜上日川峠の間に2ヶ所) ★蜘蛛の巣 :大滝山・棚横手山から先にちょくちょく ☆半袖 タイム:終日・全行程 ★半袖 出会い指数:なし ☆半袖 驚かれ指数:なし ★入山者: 日川尾根:小屋平BS〜上日川峠間で男性ソロ1、他にシカ1頭 棚横手山・甲州高尾山:壮年男女3人組 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:電車・バスで行けました…脱炭素・脱温暖化 ★食料調達処:せず (注)高尾駅ホームのNewDaysは閉鎖されていた ★酒類調達処:NewDays大月駅 ★飲食店:寄らず ★温泉:寄れず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
大菩薩山域に気軽に行けるので人気の栄和交通バス「甲斐大和駅〜上日川峠」線。
久しく乗っていませんが、甲斐大和駅で下車するハイカーがいつも走って階段に向かう様を見ていると「乗りたくないな」と思っていました。
しかし紅葉シーズンには平日運行があるんですね。
その時期を狙って歩跡(赤線)つなぎに行こうかと思っていたのですが、なんと台風19号被害で一時運行停止になってしまいました。
今年はダメか…と思っていたら運行再開したと聞き、早速木曜日に行くことにしました。
八王子・高尾付近では朝方に雨がぱらついていたこともあるのか、乗客はたった?14人でした…しめしめ(*^^)v
その二日後の土曜日にやはり中央線で甲斐大和駅を通過したのですが、階段に向けてハイカーがゾロゾロ。
そのギャップにビックリポンでした。
さて、肝心の山行ですが…気軽な赤線繋ぎの積りで計画したコースでしたが、途中と最後に難関が待ち構えていました。
みんなの足跡(オレンジドット線)があるから大丈夫かと考えて、上日川峠から勝沼ぶどう郷駅まで最短ルートになるように結んでみましたが、コース状況に詳述したように、バリ・ルート化した区間が二つもありました。
いずれも尾根筋を辿れば大丈夫かなと思って突入しましたが、怖いのは最後の最後。
ちゃんと出口に辿り着くことが重要なのですが、高い法面があったり、ビックリ急斜面の階段だったり…緊張しました。
これらの区間は代替ルートがあるので、そちらを経由すれば楽しい山歩きができると感じました。
前半はカラマツ林の中、アップダウンのすくない道ですし、棚横手山からは富士山をほぼ正面に見ながら大展望の道ですから。
しかしこの結果、小屋平と大滝山で止まっていた歩跡(赤線)が無事に連結できました。
【今回登った主な山】
★1627m峰/ゴウロ沢ノ頭(ごうろざわのあたま)1627m:初…無冠
★境沢の頭(きょうざわのあたま)1454m:初…無冠
★大滝山(おおたきやま)1360m:2回目…無冠
★棚横手山(たなよこてやま)1306m:2回目…山梨100
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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源次郎岳から南が未踏なので行きたいと思ってましたが
二つの深沢峠前後が難点ですね〜
境沢ノ頭から西の深沢峠は、やっぱり止めたほうが良さそうですかね?
富士見の絶景、人も少なそうで良さそうなとこですね
cyberdocさんは、以前、上日川峠から源次郎岳を経て塩山駅に下山されたとの記憶(=記録を拝見)があります。
拙者は逆に塩山駅から源次郎岳に登ったことがあるので、今回は三俣分岐点から更に南下するルートを選びました。
境沢ノ頭から西の深沢峠は、拙者のリサーチ不足もあるようです。
偶々、同日に同じバスに乗り合わせた3人パーティーの方々のレコが上がっています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2106870.html
これを拝見すると、拙者の歩いた道とは微妙に異なっております。
特に取付き地点と下山地点の二箇所なのですが、レコを登録されたkodamatozanさんは登山ガイドをされているので、拙者の赤線よりは信用のおけるコース取りだと思うので、検討の余地は大ありだと思いますよ。
棚横手(大富士見)から富士見にかけては絶好の富士山展望台。
大滝山よりも標高が低い棚横手が山梨100に選ばれているのは、この富士山展望があってこそでしょう。
残念ながら大滝山からは富士山は見えませんから。
隊長
こんにちわ。
最初のコースの概要についての文章を読むと、かなり荒れているのかと思いましたが、写真を見ると、景色がよくて、よさげなハイキングコース。
ここのところ、お天気があまりよくありませんが、隊長さんがいらした日は、いいお天気。やはり、富士山と青空は、気持ちがいい!
油断していたら、隊長さんのレコがたくさん上がっていました。これから、読ませていただきますね。
コース状況に特記した一般ルートではない二区間を除けば、ルンルン気分で歩けますよ。
前半の日川尾根は、山高地図では赤破線ですが、起伏は少ない・踏み跡は明瞭な明るい道型です。眺望は…今一つですけどね。
後半の棚横手から甲州高尾山にかけては、急な下りはありますが、眺望は一級品です。
青空に富士山…晩秋から初冬にかけての贅沢品ですね
隊長
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