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Yamareco

記録ID: 2109662
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

2019-11-16 ツルサリ沢 左俣(袈裟丸山 東面の沢)。

2019年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:14
距離
14.0km
登り
1,528m
下り
1,518m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:14
合計
8:14
7:12
280
スタート地点
11:52
12:06
200
15:26
ゴール地点
天候 晴れのち曇り。
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ツルサリ沢。
つるつるのハイキングシューズでも余裕で濡れずに行けそう。っと思って、舐めてかかる。
これがあとで大間違いだと分かる。。
2019年11月16日 09:17撮影 by  SO-02J, Sony
2
11/16 9:17
ツルサリ沢。
つるつるのハイキングシューズでも余裕で濡れずに行けそう。っと思って、舐めてかかる。
これがあとで大間違いだと分かる。。
マサゴヤ沢との二俣を過ぎた後、上部二俣を左に入る為に、ひたすら左へ行きましたが、笹の渇れ沢に…。
上部二俣は分かりやすいので、右の水流のある方を行ってもよかった。
2019年11月16日 09:46撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 9:46
マサゴヤ沢との二俣を過ぎた後、上部二俣を左に入る為に、ひたすら左へ行きましたが、笹の渇れ沢に…。
上部二俣は分かりやすいので、右の水流のある方を行ってもよかった。
水流に復帰。
少し凍っている。
2019年11月16日 09:52撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 9:52
水流に復帰。
少し凍っている。
まだ、やっぱり超イージー・モードじゃん!っと思っている。
2019年11月16日 09:58撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 9:58
まだ、やっぱり超イージー・モードじゃん!っと思っている。
大きな倒木を越えると
2019年11月16日 10:02撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 10:02
大きな倒木を越えると
ナメが始まる。
2019年11月16日 10:03撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 10:03
ナメが始まる。
ナメ二段目。
2019年11月16日 10:11撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:11
ナメ二段目。
結構、怖かった。
2019年11月16日 10:12撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 10:12
結構、怖かった。
更にナメが続く。
2019年11月16日 10:13撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:13
更にナメが続く。
上部二俣。
左へ。
この中尾根を登って稜線を目指してみるのも面白いかも。
2019年11月16日 10:18撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:18
上部二俣。
左へ。
この中尾根を登って稜線を目指してみるのも面白いかも。
この辺りなら、まだ、容易に尾根に上がれるか?
2019年11月16日 10:20撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 10:20
この辺りなら、まだ、容易に尾根に上がれるか?
またナメが出てきた。
2019年11月16日 10:23撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:23
またナメが出てきた。
半分凍ってる。
2019年11月16日 10:24撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:24
半分凍ってる。
クラック沿いに少し登れば、草付きに辿り着けるかな?っと思って、取り付いてみたら、手やショート・バイルでクラックはホールド出来たけど、足がもたない。
2019年11月16日 10:24撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:24
クラック沿いに少し登れば、草付きに辿り着けるかな?っと思って、取り付いてみたら、手やショート・バイルでクラックはホールド出来たけど、足がもたない。
諦めて左へ逃げるも、草付きにバイルが刺さらない。
岩盤の上に薄く土が被さってるだけらしい。そりゃ、木が生えないわ…。
支点を取れるものが無く、フリーだったのでとても危険に感じた。
2019年11月16日 10:38撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 10:38
諦めて左へ逃げるも、草付きにバイルが刺さらない。
岩盤の上に薄く土が被さってるだけらしい。そりゃ、木が生えないわ…。
支点を取れるものが無く、フリーだったのでとても危険に感じた。
なんとかエスケープするも、これ以上は無理と判断。
2019年11月16日 10:38撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 10:38
なんとかエスケープするも、これ以上は無理と判断。
尾根を目指す。バイルは刺さるけど、かなり急傾斜。
途中、岩の段差に阻まれて、思いきらないと登れない所が出てきてしまう。
自分より上の木にスリングを投げ掛けてセルフビレイをとり、よじ登ってから、更に上の木でセルフビレイを取って登る、セルフビレイの掛け替えでなんとか登っていく。
2019年11月16日 10:38撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:38
尾根を目指す。バイルは刺さるけど、かなり急傾斜。
途中、岩の段差に阻まれて、思いきらないと登れない所が出てきてしまう。
自分より上の木にスリングを投げ掛けてセルフビレイをとり、よじ登ってから、更に上の木でセルフビレイを取って登る、セルフビレイの掛け替えでなんとか登っていく。
死に物狂いのトラバース。距離は、たったの5m。でも、怖くてフリーでは行けなかった。
手振れ補正機能でも補正しきれない、膝の震え。。。
2019年11月16日 10:59撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 10:59
死に物狂いのトラバース。距離は、たったの5m。でも、怖くてフリーでは行けなかった。
手振れ補正機能でも補正しきれない、膝の震え。。。
もう一度、行かなきゃ…。ソロだと、手間がかかる。
だからと言って、こんな所に誰かと来られる実力もないし。
今回は、一人でよかったと心底思った…。
支点の所から、更に左へトラバースして尾根へ。
2019年11月16日 11:01撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:01
もう一度、行かなきゃ…。ソロだと、手間がかかる。
だからと言って、こんな所に誰かと来られる実力もないし。
今回は、一人でよかったと心底思った…。
支点の所から、更に左へトラバースして尾根へ。
助かった…。
2019年11月16日 11:12撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:12
助かった…。
鋸山と庚申山かな。
2019年11月16日 11:15撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:15
鋸山と庚申山かな。
斜度が上がっていく。
2019年11月16日 11:22撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:22
斜度が上がっていく。
キツい。
2019年11月16日 11:24撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:24
キツい。
ここまで、バイルを使わないと登って来られなかったので、トラロープの誘惑に飛び付く。
2019年11月16日 11:31撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:31
ここまで、バイルを使わないと登って来られなかったので、トラロープの誘惑に飛び付く。
登れども 登れども 我が登山 楽にならざり
2019年11月16日 11:35撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:35
登れども 登れども 我が登山 楽にならざり
小丸山と前袈裟丸山かな。
これは見られて良かった。
2019年11月16日 11:41撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:41
小丸山と前袈裟丸山かな。
これは見られて良かった。
ロープとショート・バイルを持ってきて無かったら、今日は本当にヤバかった。
かなり、舐めすぎてた。
2019年11月16日 11:46撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:46
ロープとショート・バイルを持ってきて無かったら、今日は本当にヤバかった。
かなり、舐めすぎてた。
中袈裟丸山 到着。
小雪が舞っている。寒い。
2019年11月16日 11:53撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:53
中袈裟丸山 到着。
小雪が舞っている。寒い。
日光方面は、かなり天気悪そう。
2019年11月16日 11:53撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:53
日光方面は、かなり天気悪そう。
やりきった感…。
2019年11月16日 11:53撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 11:53
やりきった感…。
奥袈裟丸山は、少しだけだけど、霧氷が出来ている様子。
2019年11月16日 12:03撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 12:03
奥袈裟丸山は、少しだけだけど、霧氷が出来ている様子。
中袈裟丸山 東稜で下山。安全圏まで降りてきた。
途中、懸垂下降1回。ルートをミスったせいで、危ない所を巻けた様子。
怪我の功名。
2019年11月16日 13:01撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 13:01
中袈裟丸山 東稜で下山。安全圏まで降りてきた。
途中、懸垂下降1回。ルートをミスったせいで、危ない所を巻けた様子。
怪我の功名。
P1611を過ぎた辺りで、またルートミス。
ここは、北側の急斜面寄りに歩けばミスしにくいと事前に考えていたのに、ボーっとして望洋な地形に突っ込んでしまった。
奥に見える尾根が正しい。
2019年11月16日 13:36撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 13:36
P1611を過ぎた辺りで、またルートミス。
ここは、北側の急斜面寄りに歩けばミスしにくいと事前に考えていたのに、ボーっとして望洋な地形に突っ込んでしまった。
奥に見える尾根が正しい。
P1495。
手前の樹木のきれている所からの眺望が良かった。
2019年11月16日 13:41撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 13:41
P1495。
手前の樹木のきれている所からの眺望が良かった。
奥袈裟丸山、法師岳、小法師尾根方面。
2019年11月16日 13:41撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 13:41
奥袈裟丸山、法師岳、小法師尾根方面。
餅ヶ瀬川本谷(砥草沢)も、上部はなぁ…。
2019年11月16日 13:42撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 13:42
餅ヶ瀬川本谷(砥草沢)も、上部はなぁ…。
これだけ細いと、迷いようが無くて助かる。
2019年11月16日 13:47撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 13:47
これだけ細いと、迷いようが無くて助かる。
下の方は、落ち葉の降り積もった尾根。
2019年11月16日 14:11撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 14:11
下の方は、落ち葉の降り積もった尾根。
右手からは、押溜沢の音が聞こえてくる。
2019年11月16日 14:20撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 14:20
右手からは、押溜沢の音が聞こえてくる。
素晴らしいキャンプ場を見つけてしまった。
但し、魚はC&R区間。今は、禁漁期間。残念。
2019年11月16日 14:26撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 14:26
素晴らしいキャンプ場を見つけてしまった。
但し、魚はC&R区間。今は、禁漁期間。残念。
押溜沢。
もう少し早く来れば、紅葉が綺麗だったろうな。
2019年11月16日 14:26撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 14:26
押溜沢。
もう少し早く来れば、紅葉が綺麗だったろうな。
餅ヶ瀬川と押溜沢の出合い。
2019年11月16日 14:27撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 14:27
餅ヶ瀬川と押溜沢の出合い。
上流を見て。左が押溜沢。
2019年11月16日 14:30撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 14:30
上流を見て。左が押溜沢。
下流は、ゴルジュ?見に行ってみた。
2019年11月16日 14:30撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 14:30
下流は、ゴルジュ?見に行ってみた。
綺麗だわ。夏に来たい。
2019年11月16日 14:43撮影 by  SO-02J, Sony
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11/16 14:43
綺麗だわ。夏に来たい。
休憩してから、林道へ。
支沢が滝になって流れ込んでいたので、見上げると…
2019年11月16日 14:46撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 14:46
休憩してから、林道へ。
支沢が滝になって流れ込んでいたので、見上げると…
石垣の橋。
2019年11月16日 14:46撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 14:46
石垣の橋。
林道へ復帰。
朝会った猟師さん達とは別の猟師さん達が駐車場に居たので、話をして帰りました。
二子山への沢を登って行ったそうな。数メートル滑落したそうな…。
2019年11月16日 14:47撮影 by  SO-02J, Sony
11/16 14:47
林道へ復帰。
朝会った猟師さん達とは別の猟師さん達が駐車場に居たので、話をして帰りました。
二子山への沢を登って行ったそうな。数メートル滑落したそうな…。

感想

 先週、みんなと歩いた林道で、コンパスを無くしたとの事だったので、探すついでにどこか登って来たいと思い出発。
 林道終点から、中袈裟丸山 東稜に取りついて歩こうと思ったのですが、ツルサリ沢なら簡単そうだと思い、計画を変更して行ってみました。
 袈裟丸連峰の東面が厳しいのは百も承知していたのですが…。
 やっぱり厳しかったと…。それだけです…。

 肝心のコンパスは、残念ながら見つかりませんでした。ごめんなさい〜。
 休憩した所と、懸垂の練習した所、林道の分岐など探しましたが、無いようでした。
 猟師さん達に聞くの忘れてた…。

 冬に来た時にお会いした猟師さんが、私の事を覚えてくれていたのが嬉しかった。
 また正月にくるのかい?と聞いてくれたので、また来ますと。。。
 気を付けてはいるけど、他にも入っているから、お気をつけてと言って頂きました。
 因みに、小法師尾根側は、工事業者も入っているので、今季は禁猟になっているようです。
 林道ゲートは、今の時点で開いていないので、もしかしたら、今年はゲートが解放されないかもしれないとの事。
 
 下山後の駐車場で、別の猟師さん達がちょうど引き上げて来たところだったので、少しお話しをさせて頂きました。
 登山中、熊避けでたまに叫ぶので、驚いたシカが逃げていくのを何度も見ました。
 私が入山する事で、猟の邪魔になっていないのか、恐る恐る聞いてみると、全然大丈夫との事。
 猟犬が回り込んで、猟師さんの方へシカを追いたてて来るのを撃つんだとか。
 もし、邪魔だと言うような猟師が居たら、その猟師は下手くそだという事だよと。。
 気さくな、気の良い猟師さんばかりで、ここに来るのがいつも楽しいです。

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コメント

お疲れさまでした。
キツイ登山だったようですね。
ロープワークできないと登れない場所…未知の世界です。先ずは袈裟丸山最高峰目指して普通に尾根歩きをしてみようと思いました。

お疲れさまでしたm(_ _)m
2019/11/17 6:54
Re: お疲れさまでした。
たかさん、ごめんなさい、コンパス見つかりませんでした。
もったいなかったですね。
唐風呂林道終点の方かなあ…?

私もあまり考えずに、危なそうな所に気軽に誘ってしまったりしてしまう事があるので、気を付けないと…っと自戒しました…。
今回は、久し振りに怖い思いをしました(^-^;
2019/11/17 7:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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