大山（弘法山〜高取山〜浅間山〜阿夫利神社下社〜日向薬師）

2012年07月29日(日) [日帰り]

• GPS: 09:33
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,117m
• 下り: 1,063m

コースタイム

秦野駅8：55-10：07弘法山10：11-12：25高取山（昼食）12：40-13：53蓑毛越14：15-14：40阿夫利神社下社（休憩）15：15-17：00クアハウス山小屋（入浴・食事）18：00-18：28日向薬師バス停　　　【歩行時間】　登り（休憩除く）4時間51分（標準4時間45分）、降り（休憩除く）1時間54分（標準1時間50分）、計6時間45分（標準6時間35分）

天候

晴れ（気温29℃、湿度70％）蒸し暑い　発汗激しく、手持ちの飲料水不足により、コース変更を余儀なくされる。2ℓ用意したが、3ℓ必要だった。山頂付近はガスっていた。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往】（小田急線）新宿駅7：21発−秦野駅8：33着
【復】（神奈中バス）日向薬師18：45発−伊勢原駅19：03着　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（小田急線）伊勢原駅19：11発−新宿駅20：20着

コース状況／危険箇所等

全体に登山道は良く整備されていますが、阿夫利神社下社から二重滝を経て尾根道（見晴台）へ出るまでの間が、一部荒れていて要注意です。

写真

7/29 9:41

権現山の展望台
秦野平野を走る小田急線の電車が、まるで鉄道模型のジオラマを観ているような感覚で眺められる。

7/29 9:55

森に生息する生き物たち

7/29 10:00

大きな花をつけるヤマユリ

7/29 10:07

弘法山の鐘楼

7/29 10:25

気持ちの良い山道

7/29 10:30

善波峠
江戸時代からある旧道の峠で、手彫りの切通しの向こうから昔の旅人が今にも歩いて来そうだ。

7/29 11:11

念仏山のお地蔵さま

7/29 13:27

浅間山手前のNTT中継所

7/29 14:15

蓑毛越から阿夫利神社下社へ通じる山道

7/29 14:40

阿夫利神社の下社
正面右手に霊水がある。

7/29 15:23

二重滝を守る狛犬ならぬ狛竜？

7/29 15:26

二重滝

7/29 16:13

九十九曲がりにある大きなお地蔵さん

7/29 18:25

現代に生き残っている古い茅葺きの白髭神社
奥ゆかしさを感じさせる。

7/29 18:34

のどかな日向薬師バス停

撮影機器：

943SH SHARP

感想

へのへのもへじ

今回、大山へ行くに付き、何か一工夫出来ないかと思い、地図を眺めていたら、秦野駅から直接幾つかの低山をつないで大山まで行けることが分かり、このコースに決定。秦野駅から歩き出す。権現山（243m）や弘法山（235m）まではよく整備され、快適に歩く。善波峠では、その切り通しを前にして、江戸時代の旅人に思いを馳せる。念仏山から高取山（556m）へかけて次第に登りの傾斜がきつくなって汗が噴出す。気温29℃、湿度70％で、低温サウナに入っているようだ。飲料水はアクエリアスを2倍に薄めて2ℓ用意していた。もともと人一倍汗かきで、この湿度なので、手持ちの飲料水がどんどん無くなっていった。浅間山（680m）近くで、ついに飲料水がほとんど無くなってしまい、全身汗だく状態で、このまま大山（1252m）山頂を目指すのはリスクが大きいと判断、蓑毛越から阿夫利神社下社へトラバースすることにした。下社にはまろやかな冷水をいただける場所があり、一息つけた。近くの食堂で、かき氷を食べ、ほてった身体を一気に冷やし、癒される。二重滝では、沢登りの経験がよみがえり、滝つぼのそばで見上げながら、どうやって登るか考えている自分がいた。水分を十二分に取ったので、体調も落ち着き、快調に日向薬師へ向って九十九曲がりを降りていく。車道に出てすぐのクアハウス山小屋に寄り、温泉に入浴する。全身の汗を流し、さっぱりしたところで冷たい生ビールをいただく。あぁ至福の時なり。爽やかな涼風を受けながら日向薬師のバス停まで歩いた。