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Yamareco

記録ID: 2121735
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア小河内山南尾根〜山伏〜牛首峠西尾根

2019年11月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:29
距離
23.3km
登り
2,195m
下り
2,186m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
2:04
合計
9:27
8:08
8:24
32
8:56
9:05
57
10:02
10:03
49
10:52
11:10
25
11:35
12:04
26
12:30
12:57
8
13:05
13:06
47
13:53
14:00
18
14:18
14:34
4
14:38
14:38
5
14:43
14:43
4
14:47
14:47
33
15:20
15:20
44
16:04
16:04
46
16:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小河内集落先の駐車スペース 5台
コース状況/
危険箇所等
■小河内山南尾根
小河内集落からの取り付きには道のようなものもあるがやや無理矢理気味に上がっていく。
尾根上は標高1100mあたりまで薄いが道がついている。標高970m付近で道の分岐があり、地形図上の道と標高が異なるが尾根の西をトラバースしていくように続いていた。標高1100m辺りまで続いていた道は森林開発公団の看板があるところを境に尾根の東をトラバースしていき、100mくらい進むと水場がある。その先も道は続いていたが途中の沢で崩れていたのでそれ以上の探索はしなかった。しかし尾根に戻ってくることはなさそうだった。
道がなくなっても尾根上で藪漕ぎが必要な箇所はなく倒木もほとんどない。上部の笹はかつては繁茂していたようだが、現在は足首程度である。鹿がとてもたくさんいたので関係が・・?
■水無峠山〜小河内山〜大笹峠
笹は生えているものの足首程度の深さで特に問題はない。水無峠山の山頂付近はピークがいくつもあるが、標識は地形図西のピークの一番南にある。
■大笹峠〜山伏〜牛首峠
大笹峠から山伏は崩れているトラバース箇所がありやや危険がある。山伏から百畳平は完璧な登山道だが、百畳平から猪ノ段はやや不明瞭となり歩きにくい。
■牛首峠西尾根
地形図で見えるトラバース的な出発点からの道は消失。道路が尾根と交差するところから下り始めると道の痕跡がある。藪漕ぎは全くなし。そのまま尾根を下っていくと標高1240m付近で植林地となる。
1214m標高点の先を地形図にある道に従って下っていくとトラバースで尾根に復帰することになり道が消失している場合に危険が伴いそうなので、尾根をそのまま下った。標高1070mに降りてくるまでは再度植林地ではなくなる。1214m標高点直下は足元不安定な岩場様なので注意が必要。また、本当に直下の直下のみ樹間狭くやや突破しにくいかもしれません。905m標高点から下は明瞭な道があり、つづら折れで林道に下れる。
小河内山南尾根に無理やり上がっていく。
2019年11月17日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 7:33
小河内山南尾根に無理やり上がっていく。
尾根に無理やり上がる途中の段に小屋があるが、正式にはどうやって上がってくるのかはよくわからなかった。
2019年11月17日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 7:35
尾根に無理やり上がる途中の段に小屋があるが、正式にはどうやって上がってくるのかはよくわからなかった。
小河内山南尾根に取り付くと超快適。この先で猪のつがいが僕の5mくらい脇を逆方向に走り去っていく。
2019年11月17日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/17 7:54
小河内山南尾根に取り付くと超快適。この先で猪のつがいが僕の5mくらい脇を逆方向に走り去っていく。
標高1100m付近のこの標識までは道があった。この道が尾根の東にトラバースするように続いていたので、どこに続いているんだろうとの興味から先へ進んでみる。
2019年11月17日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 8:11
標高1100m付近のこの標識までは道があった。この道が尾根の東にトラバースするように続いていたので、どこに続いているんだろうとの興味から先へ進んでみる。
すると水場を発見。
2019年11月17日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 8:14
すると水場を発見。
水場付近の紅葉が見事だった。やはり紅葉は尾根上からちょっと下ったところの方がきれいですね。
2019年11月17日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
11/17 8:16
水場付近の紅葉が見事だった。やはり紅葉は尾根上からちょっと下ったところの方がきれいですね。
一色山(標高1410.55m)
三等三角点があります。三角点名は「樽葉」。
2019年11月17日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 9:10
一色山(標高1410.55m)
三等三角点があります。三角点名は「樽葉」。
小河内山南尾根はひたすらに快適。すぐに登山道にできる。
2019年11月17日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 9:40
小河内山南尾根はひたすらに快適。すぐに登山道にできる。
1807.7m標高点、三等三角点「菅山」まで登ってきました。
2019年11月17日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/17 10:08
1807.7m標高点、三等三角点「菅山」まで登ってきました。
よくこんなとこに埋めたな?笑
2019年11月17日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 10:08
よくこんなとこに埋めたな?笑
雰囲気は少し変化し、笹の気配が出てくる。
2019年11月17日 10:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 10:14
雰囲気は少し変化し、笹の気配が出てくる。
笹が生えてくるも足首程度。
2019年11月17日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/17 10:27
笹が生えてくるも足首程度。
笹エリアで20匹くらいの鹿と猪にあいました。猪は僕の3mくらい脇をガン無視しながら逆方向にトボトボと歩いていきました。
2019年11月17日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 10:33
笹エリアで20匹くらいの鹿と猪にあいました。猪は僕の3mくらい脇をガン無視しながら逆方向にトボトボと歩いていきました。
開けてきたねー。
2019年11月17日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 10:52
開けてきたねー。
山頂が近いな?
2019年11月17日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 10:53
山頂が近いな?
小河内山山頂だ!
2019年11月17日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 10:56
小河内山山頂だ!
小河内山登頂。3時間で上がってこれるなんてなかなかいいコースですね。
2019年11月17日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 11:05
小河内山登頂。3時間で上がってこれるなんてなかなかいいコースですね。
稜線をつなげるため水無峠山へ向かう。
2019年11月17日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 11:48
稜線をつなげるため水無峠山へ向かう。
水無峠山登頂!!名前がとっても好きな山頂!
2019年11月17日 11:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 11:54
水無峠山登頂!!名前がとっても好きな山頂!
水無峠山の景観。
2019年11月17日 12:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 12:04
水無峠山の景観。
小河内山。ちゃんとみつこぶです。
2019年11月17日 12:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 12:19
小河内山。ちゃんとみつこぶです。
小河内山に戻ってきてお昼です。この日はバーナーは担いでこず、水筒に入れたお湯でラーメンを食べました。
2019年11月17日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 12:56
小河内山に戻ってきてお昼です。この日はバーナーは担いでこず、水筒に入れたお湯でラーメンを食べました。
素晴らしい小河内山の稜線。
2019年11月17日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
11/17 13:03
素晴らしい小河内山の稜線。
ビッグなやつらをチラ見する。
2019年11月17日 13:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 13:10
ビッグなやつらをチラ見する。
富士山青くなった・・?
2019年11月17日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 13:18
富士山青くなった・・?
小河内山のみつこぶを過ぎると楽園は終わる。
2019年11月17日 13:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 13:36
小河内山のみつこぶを過ぎると楽園は終わる。
大笹峠に出てくると山伏が見えた。山頂南西面はあんなに崩れ落ちているんですねぇ。
2019年11月17日 13:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/17 13:57
大笹峠に出てくると山伏が見えた。山頂南西面はあんなに崩れ落ちているんですねぇ。
大笹峠に下る。
2019年11月17日 13:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 13:57
大笹峠に下る。
大笹峠の山梨県側ゲート。実は静岡県側には小河内集落に至るまでどこにもゲートはなく、通行止めって書いてあっても進めてしまうそうな。
2019年11月17日 14:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 14:01
大笹峠の山梨県側ゲート。実は静岡県側には小河内集落に至るまでどこにもゲートはなく、通行止めって書いてあっても進めてしまうそうな。
山伏岳登山口。一瞬右から2番目のがルートかと思いましたが、尾根を直登するのが正解ですね。なお途中崩れている箇所があるので注意します。
2019年11月17日 14:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 14:05
山伏岳登山口。一瞬右から2番目のがルートかと思いましたが、尾根を直登するのが正解ですね。なお途中崩れている箇所があるので注意します。
大笹峠からだとあっけなく山伏登頂。これで白峰山脈が全て繋がりました!
2019年11月17日 14:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 14:25
大笹峠からだとあっけなく山伏登頂。これで白峰山脈が全て繋がりました!
山伏からの展望は南ア好きにとってはなかなかのもの。笊ヶ岳や青薙山が存在感を放っている中で更に背後にやばいやつらがいる感じがいい!
2019年11月17日 14:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 14:26
山伏からの展望は南ア好きにとってはなかなかのもの。笊ヶ岳や青薙山が存在感を放っている中で更に背後にやばいやつらがいる感じがいい!
聖岳・赤石岳・荒川岳・悪沢岳がよく見えます。特に聖岳の素晴らしさ・・。
2019年11月17日 14:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 14:26
聖岳・赤石岳・荒川岳・悪沢岳がよく見えます。特に聖岳の素晴らしさ・・。
富士山。
2019年11月17日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 14:39
富士山。
山伏から牛首峠を目指します。
2019年11月17日 14:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 14:48
山伏から牛首峠を目指します。
百畳平。
2019年11月17日 14:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 14:53
百畳平。
百畳平。
2019年11月17日 14:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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百畳平。
猪ノ段付近の雰囲気。
2019年11月17日 15:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 15:10
猪ノ段付近の雰囲気。
猪ノ段付近から林道に出て牛首峠方面へ進みます。
2019年11月17日 15:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 15:20
猪ノ段付近から林道に出て牛首峠方面へ進みます。
牛首峠辺りから西に伸びている尾根で小河内集落付近にダイレクトに下ることにします。地形図には古い道が描かれていますが果たして・・?
2019年11月17日 15:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 15:34
牛首峠辺りから西に伸びている尾根で小河内集落付近にダイレクトに下ることにします。地形図には古い道が描かれていますが果たして・・?
道はほぼ消失のようですが、1214m標高点まではとても快適に下れました。
2019年11月17日 16:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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11/17 16:04
道はほぼ消失のようですが、1214m標高点まではとても快適に下れました。
標高1240m以下は植林地。
2019年11月17日 16:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 16:06
標高1240m以下は植林地。
1214m標高点から地形図上の道を外してそのまま尾根を下ります。尾根上は標高1070mまで再度植林地ではなくなり、1214m標高点直下は足元不安定な岩場様の尾根で注意を要しました。本当の直下のみ樹間が狭く突破しにくいかもしれません。
2019年11月17日 16:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 16:15
1214m標高点から地形図上の道を外してそのまま尾根を下ります。尾根上は標高1070mまで再度植林地ではなくなり、1214m標高点直下は足元不安定な岩場様の尾根で注意を要しました。本当の直下のみ樹間が狭く突破しにくいかもしれません。
標高1070mで植林地に戻り、標高1060mで小屋跡も出てきて一安心。
2019年11月17日 16:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 16:23
標高1070mで植林地に戻り、標高1060mで小屋跡も出てきて一安心。
905m標高点下はつづら折れの道がついていました。
2019年11月17日 16:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 16:25
905m標高点下はつづら折れの道がついていました。
林道に出ました。
2019年11月17日 16:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 16:35
林道に出ました。
すごいことになってますが、山梨県側と違ってちゃんとまだ補修は入っているんですね・・。
2019年11月17日 16:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
11/17 16:37
すごいことになってますが、山梨県側と違ってちゃんとまだ補修は入っているんですね・・。
今日も一日お疲れさまでした。
2019年11月17日 16:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11/17 16:55
今日も一日お疲れさまでした。

感想

この週末は大無間山に行こうと思っていたりもしたのですが、日帰りとなってしまったので思い直して小河内山南尾根(長尾根)へ。日帰りでうまく小河内集落から周回してくることができて、また水無峠山までの稜線とも繋げられてよかったです。

小河内山南尾根はなかなか獣の気配がすごい尾根でした。こんなに猪に遭遇したのもはじめてですし、鹿にもすごい数に会いました。

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