打吹山 〜灌木の間に倉吉市を見下ろす〜
- GPS
- 01:17
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 168m
- 下り
- 154m
コースタイム
- 山行
- 1:03
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:18
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
打吹山には様々なハイキングコースがあります。今回は標識に従って一番標準的と思われるコースを反時計回りに進みました。 道は比較的歩きやすいですが、小石(角礫)の転がっているところもありますので、足をとられないように気をつけましょう。 |
その他周辺情報 | 東郷湖西岸の羽合温泉、「ハワイゆーたうん」で温まって帰りました。大人¥360、小中学生210円、幼児100円と、リーズナブルな料金の公衆浴場です。わずかに濁ったお湯で、とても温まりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
ウインドブレーカー
靴
サブザック(19L)
飲料(お茶560mL)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
携帯電話
腕時計
手拭い
|
---|---|
備考 | 手ぶらでも十分に歩けるコースです。実際、同行者(娘)はスマホだけ持って歩きました。 |
感想
この日予定していた岡山県の大ヶ山に辿り着くことができなかったため(日記:「大ヶ山(だいがせん)に辿り着けなかった。」 https://www.yamareco.com/modules/diary/271283-detail-198889 )、短い時間でお手軽に歩ける山を探して、倉吉の打吹山へ立ち寄った。この山は「中国百名山」に名を連ねているので、いつかは歩いてみようと思いつつ、あまりにもお手軽すぎるので、わざわざそれだけのためにやって来るのもなぁ、と思って後回しにしていた山だ。
市役所の駐車場に車を停め、博物館前のトイレに寄って、ここを起点に歩き始めた。この打吹山の麓、打吹公園は市民の憩いの場所で、この日も家族連れや年配夫婦が散策を楽しんでいた。神社の石段の前に「打吹山頂」の案内を見つけたので、石段を上がり神社の境内の右側に伸びる道に入った。舗装された道で、道幅も広い。道案内の標識には「長谷寺(はせでら)」と「打吹山頂」の表記がある。この舗装道路をずっと進むと、長谷寺とかに着くらしい。そしてこの道が中国自然歩道として整備されているらしいのだが、途中で左に折れて山頂方向へ進んだ。山頂への道は少し狭くなり、未舗装になる。傾斜も少しきつくなる。落葉し、枯れた草に覆われている様はやや荒れた感じもした。晩秋の山の雰囲気だ。
同行している娘の体力に合わせて、休憩を挟みながら、ゆっくりと歩いた。途中で元気な坊主頭の3人の男子中学生(?)が駆けあがって追い抜かしていった。山頂の手前で、折り返してきた彼らと再びすれ違った。山頂の石碑の前で休憩していると、「倉吉東高」の刺繍の入ったジャージを着た女子高生二人がやってきた。同じ頃に登ってきた熟年男性が声を掛けて会話しているのが耳に入ってきた。陸上部の生徒らしい。その男性はこちらにも声を掛けてきた。「寒くなりましたねぇ。夏には汗だくになるんですが。」などと話してくれた。地元の方のようだ。
山頂は城跡の平坦な広場だが、「打吹城址」の石碑と「打吹山を楽しむ」と倉吉市長のご挨拶の記された案内板があるだけだ。灌木に囲まれていてその隙間から倉吉市の街並みを窺うことができるものの、「一望」という訳ではない。自然を残すことも必要だが、植物はどんどん大きくなるものなので、定期的に伐採してもっと展望の楽しめる公園として整備れば、さらに多くの人が訪れる場所となるだろうに、なんて勝手なことを思った。
下山は上ってきたのとは反対の道を下った。タブノキやスダジイといった照葉樹を優占種として、亜高木と低木の落葉樹が混合する森だ。麓近くは杉林になっているが、みんな細い杉で、それほど古いものでもなさそうだった。
遊歩道を歩き終えて陸上競技場の上に出てきたのは4時ちょっと過ぎだった。日がだいぶ傾いてきていた。11月最後の日、予定外の打吹山ハイクとなった。花もキノコもなく、紅葉もほぼ終わった時期ではあったが、少し体を動かして温まることができた。次に来るときは、桜の時期にしよう。きっとその時にはこの山はもっと多くの人で賑わっていることだろう。
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