素敵は千光寺に在り(小倉山-嵐山-唐櫃越)


- GPS
- 07:28
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:28
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
しばらくグループ登山や観光が続いていたので、ネタもんが途絶えていましたが、久しぶりにソロでネタ登山に行ってきました。
一つ目は、放送開始前からケチがついて、「麻取がくる」とか有り難くない別名を付けられた大河ドラマ、「麒麟がくる」。光秀が本能寺に向かわせた群勢は、いくつかのルートに分かれて京を目指しましたが、そのうちのひとつである唐櫃越は、ハイカーだと歩いておきたいコースです。一昨年歩いた時は、東半分だけだったので、残りも歩いておきたい。さらに亀岡まで歩いてしまえば、「ビヨンド京一トレイル」の抜けが埋まって、桟敷ヶ岳から八幡市、観月橋、蝉丸神社を経て千石岩までつながります。それから、一昨年は断念した、唐櫃越から分岐する嵐山へのルートも歩いておきたい。さらには嵐山の紅葉も見ておきたい。などで企画してみました。
8時を目標にJR嵯峨嵐山駅に到着。ここから竹林の小径、嵐山公園を経て、まずは小倉山へ。低山ですが、一応拾っておきたかったので。でも、標高からは予想できないくらい景色が良かったです。山名標が見つけられなかったのは残念。
次に大悲閣千光寺を目指します。出版社は忘れましたが「関西の絶景」ムックに取り上げられていて、なおかつ穴場的な存在と聞けば、行かずにはいられません。webでは10時開門とか書いてあったので、渡月橋を9時だとちょっと早いかなと思いながら、大堰川右岸を登っていくと、既に開門してました。なんでも、開門時間は9時に変わっているのに、webは訂正されていないのだとか。ただ、先のムックでは大堰川上流を望む写真が載っていた筈ですが、下流向けの眺望しかありませんでした。それでも、比叡山から東山がきれいに見えたし、紅葉もきれいでした。ただ、降りてきてからもう一度大堰川を見た時が結構感動もんで、水流も穏やかだったし、船もなかったので、映りこみがきれいでした。京都市内でこんな渓谷美を見ていいんかなと思いました。
その後、京都一周トレイル西山ルートに沿って松尾山を途中まで登り、途中から西へ逸れて嵐山を目指します。嵐山・烏ヶ岳までの道は山と高原地図では破線になっていますが、基本的にずっと尾根歩きでアップダウンも少ないし、歩きやすい道でした。ただ、烏ヶ岳を過ぎた途端に急に道がわかりづらくなります。進んでいる方向を確認しながら道を探して歩くことをお勧めします。さらに、途中から南へ折れて、沓掛山を目指すルートに入ると、倒木が増えてきます。乗り越えたりくぐったりの頻度が多くなり、疲れます。ただ、道自体は難しくはありません。
沓掛山に到達し、あとは唐櫃越を亀岡まで歩くだけだとほっとしたのですが、むしろ苦行はここからでした。一昨年歩いた時には(その時は西から東でした)そんなにしんどい道だと思わなかったのですが、今回は倒木が多く、しかもくぐらなければならないところが目立ちます。何度も何度もしゃがまなければならないというのが、あんなにこたえるのだと言うことを実感しました。西山団地からの道に分岐するところから西は、これまで歩いたことがない道です。最初はずっと舗装路で、つまらないですが、ペースだけは上がりました。最後、みすぎ山に登るところから山道になり、その後最後まで山道です。山頂を過ぎてからは下り一辺倒で、途中から岩が多くなってくるので、歩きにくかったです(滑りやすいとは思いませんでした)。
市街地に降りてからは、普通の人は馬堀駅ゴールなのでしょうが、私は軌跡をつながないといけないので亀岡駅まで歩きました。亀山城跡にも行ってみたかったので立ち寄ったのですが、宗教施設になっているとは知りませんでした。下調べしてから行ったら良かったです。
最初は、「麒麟がくる」にちなんで、キリンビール京都工場跡であるイオンモール桂川まで行こうかとも思っていたのですが、唐櫃越で消耗してしまったため、缶ビールで勘弁して貰いました。なお、今日は少し速く歩こうというのもテーマで、こないだから歩き方改革をやったら歩行速度が遅くなってしまい、再来週の生駒山縦走で足を引っ張らないかが心配でした。そのため、今日はちょっと改革を封印して、ペースを上げてみましたが・・・ 時速4kmは出せませんでした。
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