赤岳
- GPS
- 14:34
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,757m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:16
天候 | 2日間晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は10冂度。赤岳主稜のトラバースではもう少し深いところもありましたが、12本爪アイゼンを履いていれば問題ありません。 |
その他周辺情報 | もみの湯に入りました。\650 |
写真
感想
初冬の赤岳に行ってきました。
目的は3月に寒さで撤退した主稜登攀。でも無雪期の主稜は近づくのも困難でした。
lunetteさん、miyamiya38さん、初コラボのSさんの4人で土曜の朝八ヶ岳入り。橋が直ったおかげで赤岳山荘まで車で入れて助かりました。行者小屋について幕営し、予定より遅い時間でしたが偵察に出ました。
しかし取り付きのトラバースの様相が3月とはまるで違っていて、道を間違えたかと思ったほどでした。脆いガレに雪が薄く着いて、波打つような道を恐々歩いてチョックストーンへ。これまた3月とは2倍ほど高さが違っていて、登れなくはなさそうでしたが、ちょっと緊張させられます。
時間切れなので登らずにトラバースを戻ります。トレースよりも少し上を歩いて、行きよりは危なげなく歩けました。テントに戻って作戦会議です。あまりの違いようにちょっと自信がなくなり、普通に赤岳に登って帰ることにしました。
2日目、早朝から歩き出して文三郎道を上がります。主稜には3人のパーティが取り付くところでした。見ていたかったけど風があって寒かったので先を急ぎます。中岳分岐が近づくと、左手に南峰リッジが迫ります。初日時間があれば登るつもりでしたが、見ているうちにムラムラと意欲がわいてきました。miyaさん、Sさんにことわって、lunetteさんと登り始めました。
ハイマツの斜面を上がって左のリッジを乗越し、リッジ沿いに右上します。ルンゼに薄いトレースがありましたがリッジに沿って登っていると、ところどころにハーケンが打たれていました。ロープは持ってましたが出すほど厳しくなく、しかし雪と浮石が緊張感を煽ります。スリングを4本つないでお互いを結び、登れそうなところを慎重に上がって、山頂への稜線に出ました。赤嶽神社の裏側に出ることになり、新鮮な気持ちで登頂しました。
先に登頂していたmiyaさん、Sさんと合流し、記念撮影して文三郎道を下山。ゆっくり撤収して帰途に就きました。
というわけで、南峰リッジを登れたのは収穫でしたが、「主稜は取り付きとチョックストーンが核心」というのが身にしみて分かった山行になりました。また雪のある時にリベンジしたいと思います。
BBCさん、miyamiyaさん、Sさんお世話になりました。
前回撤退した赤岳主稜再チャレンジということで、ちょー緊張しておりましたが
下見の段階で、前回よりも難しいと感じておりましたので、今回の見送りも正解だと思っております。南峰リッジはいきなりの声掛けでビビりましたが、BBCさんのリードのおかげで、なんとか登れました。
途中で写真を撮ってほしいと言われた時は「ええー?!ここでー?あのう、立っているだけでも怖い状態なんですが。」と思いつつ渋々、撮りました。
miyaさん、いつも優しくサポートしていただき感謝です。テント内のライト助かりました。
Sさん、山知識が半端ない!経験が凄すぎです!またご一緒させてください。
南峰リッジお疲れ様でした。
赤岳主稜取り付きのトラバースは時期によって全然違うんですね。なるほど、、
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