富士吉田口旧登山道(馬返し〜六合目〜スバルライン五合目)
- GPS
- 05:35
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 990m
- 下り
- 119m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ。四合目以降は全体にガスっていました。馬返し1440m(温度26℃、湿度60%)六合目2390m(温度16℃、湿度78%)全行程、ガスの影響からか蒸暑くなく快適でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
スバルラインができるまでは、吉田口の歴史ある登山道であったため、しっかりと整備され、とても歩き易い道でした。問題のある箇所はありません。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
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写真
感想
今まで一度も富士山には登ったことがなく、一度位は登ってみようと前々から思っていたのですが、今シーズン山仲間のUndiedokpさんが富士山の山頂に立ちたいと言うので、それではということで本番前のウォーミングアップとして、吉田口旧登山道を馬返し(1440m)から六合目(2390m)まで登ってみることにしました。最初、富士山駅(旧富士吉田駅)から冨士浅間神社を通って六合目まで(歩行時間7時間30分)歩こうと思ったのですが、さすがに時間的余裕が無くなると思い、山道らしくなる馬返しからにしました。スバルラインができるまでは、吉田口の歴史ある登山道であり、苔むした古道の雰囲気が漂っていました。昔から大勢の登山者を迎えただけのことはあり、道幅のある立派な山道が続いていました。しかし今は登山者は少なく、冨士浅間神社から五合目までの往復がトレイルランナーの練習コースとして使われているようです。登山者にはあまり会いませんでしたが、ランナーとはよくすれ違いました。一合目から四合目まで各合目ごとにかつて賑わっていた山小屋や茶店が今や廃屋として残っています。さびれた旧道であることを実感させられました。五合目に出るまでは樹林帯が続き、ウグイスをはじめ野鳥のさえずりも聞こえ、富士登山の一般のイメージとは違い、山歩きの楽しさを満喫できます。五合目からは山小屋も現役の立派な建物になり、風景も火山礫だらけの殺風景な世界に一変します。冨士山は巨大な独立峰であり、その中に入ってしまうとなかなか山頂を見ることが出来ないだけでなく、その山容すらつかめません。普段の山歩きとは勝手が違いました。また五合目からは予期していた通り、数多くの富士登山者の集団に圧倒されました。全くの別世界でした。本番は高度障害とともに相当な覚悟が要りそうです。
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