塔ノ岳〜wanikoなんでも待ちます!
- GPS
- 07:51
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,272m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 5:21
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:02
天候 | 11/30晴れ 12/1 霧雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大変よく整備された登山道。 ただし、全般的にスリップに注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
〜LPガスと発電機の歩荷と鹿肉食べ放題〜
今回は、駒止小屋のお手伝い。
ガスを荷揚げするときいた瞬間「やる〜!!」と挙手したwaniko。
いよいよ歩荷当日。
期待通りの大きさのLPガス。
ガスを見て笑みが溢れ、テンションが上がるwaniko。
よーく考えると大倉尾根でガスを担いで上がることに喜びを見出しているwanikoは、変わり者かも知れない。。。
Sさんが背負子にガスを固定して、wanikoに背負わせてくれた。
あら!意外といける!
一度背負うと、下すのが大変。
ガスを背負ったまま、Sさんのパッキングを待つ。
Sさんは、土曜日の夜ご飯とお酒、氷を背負う。
さぁ!出発!
裏道を通って、登山道に合流。
およそ30Kg背負うwanikoは、後続者みんなに抜かされる。
横に避けて道を譲ると、登山者のみんな「重そうだねー」と声をかけてくれる。
そんな同情が応援に聞こえてきてwanikoの歩く力になる!笑!
と言っても、本当にそんなに大変じゃないんだけれどね。
たぶん、いつもテント装備を背負って、もっともっと長い距離を歩いているからだと思う。
Sさんの提案で観音茶屋で10分ほど休憩。
背負ってるものを降ろしたり、背負い直すのはやっぱり大変💦
背負子は、一旦膝の上に乗せてから背負うことができないんだよね。。
Sさんに都度都度背負うのを手伝ってもらう。
観音茶屋の次は見晴らしで休憩。
ここのトイレは、バイオトイレでとても綺麗!
と言うことで、念のためにトイレに入っておく。
休憩もそこそこに。。。
心臓破りの急登へ!
wanikoにはステップが高く、流石に30Kg近い荷物の重みが足にのしかかる。
それまでは、ペラペラとお喋りしていたが、息が切れるため、お話もまばら。。。
それ以上にSさん、ぜーぜーはーはー。
waniko後ろを見ては無事を確認する。
『うんうん。ちゃんとした足取りで安心安心^_^』
途中から、Sさんが先頭に入れ替わる。
するとSさん、急に「あーぁ!ぁぁぁ」と大きな声を出した。
waniko、その大きな声に驚く。
「え?!なになに?!(・・?)」
すれ違いをした登山者ももちろん驚く。
続けて「ふわふわふ…」と聞こえてきた。
「え?Sさんのあくび??」
wanikoは、Sさんがそんなに大きなあくびするとは知らない。。。
いや、あくびってそんなに大声が出るのか?
大きな声のあくびに遭遇したのは初めてだった笑
waniko、つい「え?!あくびですか?!すれ違った方もおどろいてましたよ🤣」と言ってしまった。
けれどもSさんは、全く気にする様子がなかった。
Sさんらしい!
登山者の大概が、素通りする一本松。
そこで、十分に休憩して駒止への最後の登りを登り切った。
駒止小屋を開け、取り敢えずテーブルを拭く。
すると、オーナーも到着。
オーナーから水汲みを頼まれ、6月に行った水場へ。
その水場への道は、足元が脆く、置き方によってすぐに崩れる。
wanikoの嫌いな道だ。
例えるならジャンダルムみたいなところ。
オーナーも1人で水汲みに行くことを禁止するほどの道。
オーナー曰く、「6月から一度も入っていない、台風の影響も確認していない」と。
ということは。。。
もっと道が荒れてるよね。。。
Sさんとwanikoは、心して行く。
そして、Sさんは鋸を持つ。
登山道を外れ水場へ下る。
『はぁ。。。崩れるよ。。。足元が危ないよ』とwaniko慎重に歩く。
少し下るとSさん「ダメだ。。。倒木だらけ!危険だ」と。
wanikoも、同じところまで下る。
見ると確かに!
水場へ行く道に倒木がいくつも!
5,6本どころではない。
10本以上はあったと思う。
Sさんの鋸では、全く歯が立たない。
チェーンソーがないと無理だった。
Sさんの判断で引き返す。
駒止に戻り、水場への道を報告するも復旧の目処立たず。。。
wanikoは、水場を使わなくて済むと内心嬉しかった。
なぜなら?
あの水場への道が本当に苦手だから。
20Lのポリタンクを背負って足場の悪い急斜面をトラバースするのが本当に怖いのだ。
Sさんも滑落したくらいの道なのだから。。
というか、もう道ではなくなってるんだよね。。。
15時、小学1年生の可愛いあっくんとTパパ、oさんが到着。
wanikoとSさんは、半分酔っ払い。
あっくん、到着して早々に薪割りのお手伝い。
だが、30分ほどで薪割り終了。
あっくんがwaniko、Tさんの3人でトランプをしようと誘ってくれた。
まずは、神経衰弱。
wanikoは、小学生3年生と神経衰弱をしたところ、勝ってしまった過去がある(最近の話)。
大人気ないwaniko。
だから、「waniko本気でやると勝っちゃうんだよね。。。」と前置きをする。
するとパパ、「小学生1年生の記憶力を侮るなかれ」と。
とは言え、前科があるwaniko。
最初から本気にならず、集中せずにやる。
案の定、全くトランプの場所を覚えられず、大敗を期した。
あっくんは、大勝利。
やはり、記憶力を侮ってはいけなかったのだ。
「もう一回やりたい!」とあっくん。
waniko、次こそ本気を出す。
すると、二回戦はwaniko勝ってしまった。
あっくん、少し悔しそう。。。
ごめんね。。。大人気なくて笑
あっくん「ぼく、前の枚数も入れたら19枚!」と。
wanikoも前回の勝負の枚数を足して計算する。
どうも、wanikoの枚数の方が1枚か2枚多い。。。
waniko「あっくん、そんなに取ったの?!すごいね!wanikoは。。。??1回戦の枚数は??何枚だっけ?」有耶無耶にしといた。
17時頃、oさんが鹿肉を焼き始めてくれた。
大量の鹿肉。
どんどん食べて〜!と次から次へと焼く。
そのスピードに乗って、waniko頂く。
臭みがなく美味❤
且つお酒に合う❤❤
鹿肉が初めてのwaniko(たぶん)。
箸が進む進む。お酒も進む!
Hさんの愛情たっぷり麻婆豆腐もテーブルに並んだ。
麻婆豆腐も本当に美味しくて、wanikoにはたまらなかった。
みんなでご飯を持ち寄って、お腹を満たす駒止小屋。
もちろん、小屋のご飯もある。
カレーライスだ。
これも美味しい。
が、持ち寄りの前菜や摘みが多すぎて、なかなかカレーライスまで行きつかない。
駒止小屋には消灯の決まりがない。
けれども、wanikoは翌朝、塔ノ岳に登るために20時に就寝。
12/1
5時半、waniko起床。
wanikoが出発準備をしていると、あっくんが起きてきた。
waniko「あっくん、おはよう。wanikoは、塔ノ岳に登ってくるね」
あっくん「おはよう!僕は、薪割りしようかな!」
waniko「え?!あっくん、まだ外は暗いから明るくなってからにした方がいいよ。危ないよ(>人<;)」とあっくんの薪割りを止めた。
暗闇でも薪割りをしようとするあっくんの発想は、とても可愛かった。
なお、一緒に登る予定だったoさんは出発時間の6時には起きて来なかった。
起こすのも申し訳なく、wanikoは、1人で出発。
外はまだまだ暗いが道が良く歩きやすい。
朝陽を楽しみにしていたが、朝の天気はよくなかった。
風と霧雨。
景色は楽しめないため、步荷大会をイメージしてひたすら登る。「ここが第四区か。。。20Kgを背負って走るのはきついだろうな。。。」と。
ピークに着くと、眺望なし。
15年くらい前に登った時も眺望がなかった。
次はお天気の良い時に登りたいな。
ピークで写真だけ撮り、すぐに下山を開始。
およそ2時間15分でピストンできた。
「ただいまー!」とみんなに挨拶すると
「あれ?oさんに会わなかった?」と皆口を揃えて言う。
waniko「いえ、会いませんでした!一本道だから会うはずなんだけどなぁ」
みんな「花立か堀山で休憩してる間にwanikoが通過したんだね!」と。
確かに前夜にoさんは、「俺はピークまで行かず花立で休んでいよ〜」と言っていた。
時間になればoさんは駒止まで下りてくるとは分かっていたwaniko。
だが、oさんと一緒に歩きたかったため、駒止から再度登り直した。
すると水場へ行く分岐の手前でoさんに会えた。
oさんの話を聞くと、予想通り花立でoさんが休憩している間にwanikoが通過していたのだ。
oさん曰く、花立の豚汁が美味しいからwanikoにご馳走しようかと思っていたと。
く〜!!食べたかった〜!!
だってoさんが美味しいって言うものは、本当に美味しいんだもん!
残念!
2人で駒止に戻り、朝食をいただく。
それが9時。
そう、駒止は、お山時間じゃないの。
寝坊おっけー。夜更かしおっけーの小屋なの。
9時半ころ、メインの荷物『発電機』を背負子にくくり始めた。
背負子の上の方に縛ると重さを感じにくいそう。
10時、Sさんが第一背負い者。
駒止から一本松まで。
waniko、気をつけて下さいね〜!と注意喚起しつつ応援。
だが、wanikoが、階段の木に足を滑らせ転ぶ・・・
wanikoは、自分のザックとSさんのザックを背負子にくくりつけていたものの大した重さでは無かった。
なのに転倒。。。
言い訳をすると、wnaikoの登山靴のソールはツルツルの真っ平らなの。
だから転んだの・・・
一番重たい荷物を持っているSさんに心配され、Oさんに起き上がるのを手伝って貰った。
一本松に着くとwanikoは、発電機の試し背負い。
「意外といけるかも〜」とwanikoテンションが上がる。
Sさん、Oさん、あっくんぱぱ、みんなでwanikoが発電機を背負っているアンバランスさを面白がり、撮影会開始。
さてさて、ゆっくりもしていられない。
一本松から見晴らし小屋までが核心部。
そこは、力持ちのあっくんぱぱが担当。
あっくんぱぱは、下るのが早く何故か荷物の軽いSさん、Oさん、waniko達が置いて行かれる。
見晴らし小屋に着き小休憩。
さぁ!いよいよwanikoが背負う番です!!
一番易しい区間、見晴らしから観音までを背負った。
先頭は、もちろん、あっくん。
あっくんは、とても紳士な子。
地面が濡れて滑りやすそうな箇所は、事前に「ここ濡れてて、滑るよ!」とwanikoに教えてくれる。
wanikoそんな、あっくんの優しさに感動。
ガイドみたい!
観音まで発電機を無事に背負い歩ききったwaniko。
Oさんが、ミルクゼリーをご馳走してくれた。
重い物を背負った体にゼリーの甘さが染みる〜!
とても美味しかった。
次に背負うは、Oさん。
Oさんはwanikoが尊敬する程の健脚。
特に下りの足運びはものすごく上手。
真似したくても真似できないのが悔しい!
Oさんは、観音から途中の今は使われていない小屋まで発電機を背負った。
ラストはSさん小屋から駒止オーナーの自宅まで。
無事に発電機を山から下ろすことができた。
今回の山行では、めったに背負えないガスと発電機を背負えて幸せだった♪
また、Oさんの鹿肉、Hさんの麻婆豆腐がたまらなく美味しかった。
あっくん、駒止でまた会えたらトランプしようね!
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