記録ID: 21312
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
前穂高岳・北尾根
1996年04月25日(木) ~
1996年04月26日(金)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,500m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
4月25日新村橋発 (9:30)→慶応尾根2150mコル (12:00〜13:00)→2400m(14:00〜15:00)→八峰かしら(15:30)
4月26日八峰C1(6:00)→6峰(8:00)→4,5のコル(12:00〜12:30)→前穂高山頂 (16:00)→岳沢(17:00〜18:00)→林道(19:00)
4月26日八峰C1(6:00)→6峰(8:00)→4,5のコル(12:00〜12:30)→前穂高山頂 (16:00)→岳沢(17:00〜18:00)→林道(19:00)
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
新村橋のあたりから下又白への沢にとりつく。慶応尾根のコルまでは夏道どおりだ。ヤブを抜けるとあこがれの前穂東壁が、ばばーんと迫る。こんなにアルペンな山は久しぶりだ。それにしても暑い。この晴天も段取りのうちなのだが喉がからから乾く。夕方までに八峰に着けばいいのでゆっくり進む。天場からは涸沢カールがのぞき込める。カールの小屋では除雪作業に忙しそうだ。 暖かい朝、まずは七峰を越える。ここでみんなオーバーズボンを脱いだ。六峰を登る岩の間の雪面を行くが傾斜が増し、雪が悪く足下が決まらないのでザイル1ピッチを出す。五峰はあまり憶えていない。四峰は上部に嫌な岩が立ちふさがっていた。左の雪面か右の岩ルートかで考えたが右を行き結局2ピッチ出す羽目に。結構落石がやばい。 さて核心の三峰の登りは2ピッチとちょっと。2時間弱を要して突破する。1ピッチ目のなかほどで、変なチムニーに入り込む所を左に間違え消耗する。2ピッチ目は妙なジェードル状スラブでアイゼンをガリガリ言わせた。三峰を抜けると、おお山頂が見える。二峰の行き止まりを4mほどクライムダウンして、山頂へ。ここでも1ピッチ出す。10時間の登攀、穂高連峰はほとんど無風だった。時折真白い雷鳥が滑空していた。 奥明神沢へのルートは以前にも知っている。忠実にコルまで行かず、適当なルンゼを使って岳沢へ向かう。途中崖で切れるのではと心配もするが、大丈夫続いている。雪崩も起こさず、沢底へ。岳沢ヒュッテにつくころは清野さんがシャリバテ気味だったがビールで乾杯、下山を急いだ。 |
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