【200名山・過去レコ】笈ヶ岳(ジライ谷よりピストン:大型連休父子山行)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,735m
コースタイム
- 山行
- 0:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:20
- 山行
- 10:24
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 12:25
天候 | (初日)曇り/(2日目)晴れ(稜線上春霞・黄砂で遠望利かず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ジライ谷コース、入口の沢渡渉、降雨後や下山時の増水に要注意(増水時は石飛び・靴脱いでの渡渉要)/尾根までは急登続き、スリップ注意 ・冬瓜山山頂付近のナイフリッジ、残雪状況により通行注意(ナイフリッジ通行困難の場合、冬瓜平経由にて往復:ハイシーズンは稜線上の下降点に目印・トレースあり) ・冬瓜平付近は目印の少ない平坦な地形(ノートレース時は方向注意) |
その他周辺情報 | 中宮温泉にて日帰り入浴可(※休業日あり) |
写真
感想
200名山もいよいよゴール間近。残る残雪期限定の難関峰2座のうち、笈ヶ岳は唯一の登山適期・大型連休を逃がさず、暇そうな中学生の次男を連れ出し上越新幹線で出撃。ムスコ殿が
出発前風邪を引き、若干体調不良のため、初日は兼六園など金沢市内ユルユル観光の後、取りあえず登山口までは行ってみて、テント泊した上で体調により日帰りコースでアタックすることに。
若者の健康回復力は侮り難く、一晩テントで寝るとムスコの微熱も下がり、すっかり元気回復。雪解け増水が心配されたジライ谷登山口の沢も早朝は水量もさほどでなく、ラクに渡渉して勇躍出だしの急斜面に取り付きます。ルートは明瞭、やがて尾根に出ると残雪も増え、後続の大人数パーティをやり過ごしつつ、軽アイゼン装着し順調に距離を稼ぎます。本ルートの「核心部」であろうと身構えた冬瓜山の雪の付いたナイフリッジも意外とアッサリ通過、前衛峰のシリタカ山を越えると、いよいよ目指す小笈〜笈ヶ岳の双耳峰が堂々の登場。硬めの残雪を踏みしめ、直下の岩場を回り込むと、久恋の笈ヶ岳山頂に到着!春霞と黄砂で視界は今一つながら、目の前に要塞のように連なる白山主脈の山岳展望などを楽しみ、軽食を済ませた後、早速下山開始です。
帰路は冬瓜平経由の迂回ルートへ下り、テン泊したら気持ち良さそうな雪原を抜けて、緩やかに登り返すと往路の尾根道に復帰。午後になっても続々やって来るパーティやツアー客一行をやり過ごしつつ、快調に下っていき、午後4時前に無事登山口帰着。ところが、この日の本当の「核心部」は最後の沢の渡渉で、早朝とは見違えるように水量の増した沢を渡るのに一苦労、石飛びで危うくドボンしそうになるのを堪え、何とか野猿公園に帰り着きました。一晩お世話になったテントを撤収、車で小松市に下り、この日はシティホテルの温かい風呂と夕食でホッコリ。翌日は福井へ移動、すっかりミーハー観光客の仲間入りし、筋肉痛の脚を引きずりながら東尋坊〜丸岡城など名だたる観光スポットを早回り、帰京の途に着きました。これにて200名山最大の難関の1つをどうにか突破しましたが、残る山々も単独行困難な難物がズラリ勢揃い。次男はじめ、体力の付いてきたムスコ達を「日当」支給で駆り出し、1座ずつクリアしていくしかなさそうです…(電車賃・宿泊費も2倍かかり、結構シンドイ…)。
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