笈ヶ岳
- GPS
- 13:40
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,379m
- 下り
- 2,381m
コースタイム
- 山行
- 12:06
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白山ホワイトロード石川県側は開通してるが19時−7時まで通行止め 岐阜県側は冬季通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
ジライ谷は急登 冬瓜平から残雪 雪崩後、デブリあり 藪漕ぎ多数あり かぶれに注意 |
写真
感想
今日の登山 日本2百名山笈ヶ岳
午前2時30分
薄暗い夜明け前、静寂を破るように目が覚める。高鳴る胸を抑えつつ、山頂からの絶景を夢見て朝食を掻き込む。刻一刻と迫る登山の始まりに、心が躍る。
午前3時40分
中宮温泉ビジターセンターを出発。いよいよ、待ちに待った笈ヶ岳への挑戦が始まる。遊歩道を進み、トンネルを抜け、ジライ谷出合へ。まだ薄暗い中、足元を照らすヘッドライトの光が、登山道の険しさを照らし出す。
午前4時頃
ジライ谷の急登が始まる。滑りやすい岩場やぬかるみを慎重に一歩一歩登り進む。根っこや枝を掴み、全身を使って登りつめる。息が切れても、諦めずに山頂を目指す。
午前5時頃
ジライ谷の頭を越えると、視界が開ける。しかし、そこには容赦ない藪漕ぎが待ち構えていた。足で踏みしめ、腕で押し分けながら、這いつくばって進む。険しい道のりに、何度も心が折れそうになるが、仲間たちの励ましと、山頂の景色を思い浮かべ、歯を食いしばって進む。
午前7時頃
ようやく冬瓜平分岐に到着。ひとまず安堵の息を吐く。ここからは雪が現れ、チェーンスパイク、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装着。いよいよ、笈ヶ岳の核心部へと足を踏み入れる。
午前7時30分頃
腐敗した雪がザクザクと音を立て、滑りやすい。一歩一歩、足元を確認しながら慎重に進む。周囲には小さな雪崩跡やデブリが散見され、緊張感が高まる。
午前8時頃
シリタカ山北側のピークへ登り返す。急登と雪道が続き、体力的にも精神的にも追い詰められる。しかし、山頂からの絶景を信じて、一歩ずつ登り続ける。
午前9時頃
登り終えると、ついに笈ヶ岳が目の前に姿を現す。その雄々しい姿に、思わず歓声が漏れる。達成感と充実感に包まれ、疲れも吹き飛ぶ。
午前9時30分頃
一旦下って笈ヶ岳の南側の尾根へ。最後の登りだ。残りの雪道を慎重に登り、山頂へと向かう。
午前10時50分
ついに標高1,841mの笈ヶ岳山頂に到達!登頂時間は7時間25分。予定より長く苦戦したが、その喜びは格別だ。360度のパノラマが広がり、白山、北アルプスの絶景が目に飛び込んでくる。達成感と感動で、言葉も出ない。
午前11時頃
山頂で記念撮影を行い、この瞬間を永遠に刻み込む。名残惜しいが、下山開始。
午後1時頃
冬瓜平を過ぎてジライ谷に入るまでは、危険箇所もなく順調に進んでいく。しかし、帰り道も長い。こまめに休憩をはさみながら、一歩一歩確実に下山していく。
午後4時頃
ジライ谷頭からの下りは、登りの時以上に慎重に下っていく。滑落事故に気を配りながら、一歩ずつ確実に足を進める。
午後5時22分
無事に下山し、駐車場に到着。達成感と充実感でいっぱいに包まれる。
感想
日本二百名山の中でも険しいとされる笈ヶ岳。今回は天候にも恵まれ、最高の登山日和となりました。仲間たちの協力のおかげで、無事に登頂することができました。
この登山を通して、自然の偉大さ、そして自分の限界を超えることの素晴らしさを改めて実感しました。これからも様々な山に挑戦し、自分自身を成長させていきたいと思っています。
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