想定外の2時間渋滞で大失敗……仙丈ケ岳ダメでも諦めず駒津峰まで
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 827m
- 下り
- 816m
コースタイム
07:30 北沢駒仙小屋
07:59 仙水小屋
08:29 仙水峠(2分休憩)
10:02 駒津峰(30分休憩)
10:32 下山開始
11:10 双児山
11:39 「双児山と北沢峠の中間」看板
12:02 「北沢峠まで約15分」看板
12:09 北沢峠バス乗場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿→甲府 高速バス \1910 甲府→芦安 山梨交通 \960 芦安→広河原 山梨交通 \1340 広河原→北沢峠 南アル市営 \750(往復で購入するのがベスト) <復路> 北沢峠→広河原 \750 広河原→甲府 \2000 甲府→新宿 \1910 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●甲府4:00始発のバス(→芦安4:45)を利用した前泊日帰りコース ●トイレ:北沢峠、北沢駒仙小屋のみ |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
山渓の『夏山JOY』を手にしてから、
まだ行ったことのない南アルプスを歩きたくなった。
“3000段の入門コース”仙丈ケ岳なら
前泊日帰りが可能と書いてある。
一日目に山小屋まで行ってしまえば
あとは早起きして登ればいいのだからと、
往復で激安バスをネット予約して、今回は遅めに自宅を出発。
新宿から高速バスに乗り込む直前、
運転手さんから中央道の渋滞情報を知らされる。
でも、とりあえず甲府へ向かうことにする。
まだお盆前だし、まさか2時間も遅れるなど
この時点で誰が想像できるだろう?
せめて、一本前の高速バスにしておけば良かった。。。
とは後から思ったこと。
このバスの利点は、女性専用座席が選べることと
何と言ってもトイレが装備されていること。
狭くても何でもいいから、高速バスにトイレは必需品。
付いてないバスだとそれだけで躊躇してしまう。
いくら楽天的な私でも、ノロノロ運転が続き不安が募る。
八王子料金所を通過したのが10:54で、「これはマズイ」
長時間運転になるため談合坂SAで20分休憩を取らせて頂くと
運転手が言った時点で、「もう終わった」と思った。
11:30の甲府到着予定が2時間遅れの13:30になってしまう。
12:00に乗車予定の広河原行きバスに乗り遅れただけでなく
13:00の最終バスにも間に合わなかった。
とりあえず、甲府駅ナカにある観光案内所に飛び込む。
以前、美味しいお蕎麦やさんを紹介され感じがよかった。
甲府まで来て登らず帰るという選択肢は、私にはもちろん無い!(笑)
でも今日中に北沢峠まで行くなら、タクシーしかないが高すぎる。
15:00に出る路線バスで芦安(終点)までは行けるという情報。
あと1時間のうちに全て決めなければならない。
芦安エリアマップを見ると、バス停前にちょうど民宿があり
電話すると空いていたので素泊まりでお願いした。
窓の外からカナカナ…ヒグラシの鳴声がする、こじんまりとした宿。
同じように飛び込みで宿泊した他の登山者もいたようだ。
私の好きな蝉の声を聞きながら、コースタイムを調べ尽くした。
どう頑張っても、仙丈ケ岳だと帰りのバスに間に合いそうもない。
しかも、芦安からだと行ける範囲は限られている。
夜叉神峠まででお茶を濁すのもなぁ〜〜と渋っていると、
甲斐駒ケ岳へのコースが目に飛び込んできた。
北沢峠から山頂は無理でも、駒津峰までなら大丈夫。
心が決まるとすっきりし、安心して温泉に浸かった。
翌朝、民宿前の芦安バス停で待っていると
甲府を4:00に出たバスが4:45にやってきた。
まだ暗い道を、登山者でほぼ満席のバスが3台。
何だか異様な光景だった。
夜叉神峠登山口で20分の停車、トイレ休憩あり。
ワゴン車の乗合いタクシーもひしめき合っていた。
広河原に着くと沢山の登山者がバス待ち。
後で知ったのだけど、北沢峠行きバスは数台あり
早く着いた順からどんどん乗せて発車していた。
根が真面目なもので(笑)6:50が始発なんだと思ってた。
なので、早く気付いていれば駒津峰の先まで行けたかも。
それと言うのも、百名山ガイド本の白砂の稜線が
目に焼きついていて。ここまで行けたらいいなと。
仙水小屋から仙水峠、ここはいい道だなーと感じた。
ガレガレの岩場もあるけど、「ホーホケキョ」
「ケキョケキョ」と鶯が鳴きとても開放的な気分。
その後も、ちょっとだけ辛い登りの向こうには
真っ青な空が広がり勇気づけられる。
やっぱり諦めないでよかった!
予定よりも早く駒津峰に到着。
山頂に向かう人達のザックが数個デポしてあった。
天気がよくて気持ちいい。
見えている山頂まで行けたら、最高だろうな〜。
双児山経由の下りも山頂付近はいい道だった。
這松の配分が絶妙。
そういえば、デポしたザックの盗難事件をネットで読んだ。
テン泊の装備を全て盗られたらしい。
靴でもザックでも、人のモノを盗って登っても
後味が悪いし、決してイイコトないと思うけど。。。
【今回の反省】
激安バスは安いだけの価値しかない。
急がない帰省や、時間に余裕ある時しか使えない。
特に登山の往路では、渋滞が致命傷になってしまう。
【次回の目標】
北沢峠からではなく、黒戸尾根にチャレンジしたい。
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