白髪岳〜松尾山 痩せ尾根の岩稜歩きと歴史探訪〔兵庫百山〕（兵庫県 丹波篠山市）

2019年12月11日(水) [日帰り]

• GPS: 05:01
• 距離: 7.8km
• 登り: 679m
• 下り: 672m

コースタイム

【コースタイム】
◆所要時間　5時間　●歩行距離　7.8Km　▲総上昇量　637m
10:00　住山集落Ⓟ
11:30　白髪岳（しらがだけ）
　　　　「�供η鯣嘘戞覆靴蕕�みだけ）▲721.50」〜12:10
12:50　松尾山（まつおやま）「▲687m」〜13:15　
15:00　住山集落Ⓟ

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
・国道372号のJR古市駅横の踏切の東から天神川に沿って北上して住山集落を目指します。
Ⓟ駐車場　
・狭い生活道路を進むと川沿いに通学バスの回転所があり、周辺の広い草地に車を置くことができます。
・上部の農家の庭先にも駐車場がありますが、有料￥1000-！
・林道ワン谷線奥の東屋にも駐車エリアがありますが、悪路のため本格四駆車限定かも。

コース状況／危険箇所等

▲山行概要
・白髪岳は荒々しい山容の露岩の山で、やせ尾根の岩稜歩きが楽しめ、松尾山は、少し迷いやすいルートを辿って、高仙寺跡や山城跡の歴史探訪が満喫できます。
�　敍�山】
・ 駐車地から集落を上がって大きな道標のある分岐に出合い、左のワン谷林道で白髪岳方面に向かう。東屋で林道と別れて左の山道に入り、堰堤を三カ所越えて山腹の丸太階段を延々頑張ると尾根に出る。
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・一息入れて、いよいよ核心部の白い露岩のスリリングな痩せ尾根を三点確保で直登する。
岩稜帯を登り切ると、展望全開の白髪岳山頂に着く。しばしの楽しいランチタイムを過ごして、対峙する松尾山周回縦走を開始する。
��【尾根周回】
・ 直下の足場の悪い急降下に耐えると、作業道のような広い道の続く快適な極楽周回尾根に乗り、松尾山の広い城跡の山頂に到着するが、高木に囲まれて展望は僅か。
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・ 下山は、落ち葉の積もった狭い山道を下るのでルートが分かり難い。卵塔群からはさらに不明瞭な山腹を巻いて寺跡を巡り、不動滝に降りて沢沿いの仕事道を下る。「松尾山住山登頂口」の標識がある住山林道の終点に出て荒れ放題の道を下ると、雑草の茂った茶畑が現れ、住山配水池の隣に趣のある別荘のような建物が見えてくる。

写真

ルート詳細図（クリック→元サイズ→拡大）

12/11 10:03

住山集落の川沿いの広い空地に車を置いて出発

12/11 10:07

「松尾山・白髪岳案内図」

8/8 8:06

案内図：画像拡大

12/11 10:08

「白髪岳と松尾山の説明」

12/11 10:09

分岐の標識から、左の白髪岳方面に向かいます。

12/11 10:16

植林に囲まれた林道ワン谷線を上がります

12/11 10:34

東屋で林道と別れ、左の登山道に入ります

12/11 10:42

心地よい作業道に踏み込む

12/11 10:48

三つ目の堰堤を越えて、左の山腹に取り付きます

12/11 10:51

急な山腹に続く丸太階段の登りに耐える

12/11 11:13

展望岩場から望む白い岩稜が白髪岳の名の由来

12/11 11:25

岩稜の直登ルートを選択

12/11 11:27

三点確保で慎重に登ります

12/11 11:29

固定ループを跨ぎながら高度を上げる

12/11 11:30

松尾山が見えてくる

12/11 11:37

さらに痩せ尾根が続きます

12/11 12:14

ようやく白髪岳の山頂に到着〜♪

12/11 12:17

白髪岳の二等三角点標石「�供η鯣嘘戡�721.50m」

12/11 12:17

大展望の白髪岳山頂

12/11 12:19

山頂を辞すと激下りが待っていました

12/11 12:31

689mPKは、山腹を巻きます

12/11 12:54

「鐘掛の辻」から松尾山への登りが始まります

12/11 13:23

松尾山山頂に到着〜♪

12/11 13:25

高仙寺城跡の連郭跡を下ります

12/11 13:28

「千年杉」の周辺には杉の巨樹が点在しています。

12/11 13:29

巨樹「千年杉」

12/11 13:31

「仙ノ岩」の標識

12/11 13:32

「仙ノ岩」の見張り岩頭

12/11 13:40

名残りの紅葉

12/11 13:45

卵塔群（墓石）

12/11 13:56

炭焼き窯

12/11 13:57

愛宕堂の周辺が鎌倉時代から栄えた「旧高仙寺跡」のようです。

12/11 13:58

高仙寺本堂跡

12/11 14:01

愛宕堂

12/11 14:05

かつては七堂伽藍と二十五坊があった遺構が山中に点在

12/11 14:07

阿弥陀堂跡

12/11 14:10

松尾山（高仙寺山）の略図

12/11 14:10

山中に残る「松尾山（高仙寺山）の案内

12/11 14:18

岩陰に祀られた金剛蔵王像

12/11 14:22

足場の悪い急坂が続く

12/11 14:26

僅かな流れの「不動の滝

12/11 14:35

岩の間にひっそり祀られた苔むした石仏

12/11 14:35

住山林道の終点広場「松尾山住山登頂口」に降り立つ

12/11 14:45

林道脇の茶畑

12/11 14:46

最奥の民家に隣接する「住山配水池」

12/11 14:59

往路の登山分岐に無事下山

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

FinePix F100fd 富士フイルム

感想

yamaya

【感想・メモ】
・いつもの山仲間と白髪岳の山頂直下のスリリングな岩稜歩きを堪能。
・松尾山の南北朝時代の城跡や七堂伽藍と二十五坊で栄えた高仙寺跡を巡って名残の紅葉を見上げ、大満足の歴史探訪も満喫できました。

【地形図：川代導水管（かわしろどうすいかん）】
・地形図にある気になる破線の川代導水管は、川代ダムと大川瀬ダム間を結ぶ導水管(トンネルL=13.4km・Q max.12.0㎥/sec.)で、山域の地下を貫通しています。