穂高連峰 天狗沢からジャンダルム・奥穂高岳周回
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,696m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
天候 | 晴れのち稜線は雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
◇沢渡駐車場:500円/1日 ◇沢渡から上高地 バス1200円/片道 2000円/往復 タクシー4000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇上高地〜岳沢小屋 普通の登山道で全く問題なし ◇岳沢小屋〜天狗のコル 踏み跡薄くなる。上部はあり地獄のザレ場で足元悪い。雪渓が残る場合は斜度があるので要アイゼン。 ◇天狗のコル〜ジャンダルム 岩稜だがほとんどザレ登り ◇ジャンダルム〜奥穂高岳 痩せ尾根が続く。岩場が得意な人は難しくはないが、苦手な人は大変だと思う。 ◇奥穂高岳〜紀美子平 ほとんど南側をトラバース ◇紀美子平〜岳沢小屋 急下降!鎖や梯子も多数。 こちらのHPにも日記を書きました。 http://buna-pow.com/ |
写真
感想
日曜日がポッカリと空いてしまったこの週末。久しぶりに穂高にでも行ってみよう!穂高でまだ歩いたことのない、岳沢から天狗のコルまでの道を歩くとしよう。ついでにジャンダルム〜奥穂高岳〜前穂高岳と周回しようかな。コースタイムは14時間か・・・。タイムは甘そうなので大丈夫かな。ダメなら戻ろう。
天気が不安定なので早めに下山したいところ。ならば朝一番のバスに乗らねば。始発(4時40分)で上高地へ。上高地は霧の中。ゆうべは結構降ったみたいだ。岳沢までダラダラの道を歩く。2006年の雪崩で倒壊して休憩所になったのは見たけど、今は「岳沢小屋」として収容人数は少ないけど営業を再開している。経営は槍ヶ岳山荘のようだ。
天狗沢の道になると踏み跡が薄くなる。天狗沢の前半は丈の高いお花畑が続く。「第1お花畑」から「第4お花畑」まで看板が付けられていた。天気は回復してきて、上高地の霧は取れ、西穂の稜線が見えている。天狗沢の上部は不安定なガレ登りとなる。ほんの一部だったがあり地獄状態になるところもあった。直下では雪渓となる。なんとか隙間を縫って雪渓に上がらずにすんだが、雪渓を歩くことになれば斜度があるのでアイゼンがないと厳しそう。
雪渓を抜けたらすぐに稜線で天狗のコル。ちょうどこの高さから上が雲になっているようだ。せっかくの岩稜歩きなのに、真っ白けでは楽しくない。ジャンダルムを目指すが、ほとんどがザレ場登り。1ヶ所だけ?鎖場があった。登っても視界はないけど、一応ジャンダルムに登っておく。ここからは痩せ尾根となるが濃いガスなので、ペンキマークを探すのに忙しい。ロバの耳やウマの背を越え、ザワザワしてきたかと思うと奥穂高岳の山頂だった。
今までは人が少なかったけど、ここからは人との戦い。紀美子平まではまだマシだったけど、紀美子平から岳沢小屋までの急下りが大変だった。団体さんで詰まってしまって抜くに抜けない。待ってても譲ってもらえる気配がないので、スキがあれば少しずつ前に出て行く。抜いても抜いてもまた次に団体さんに追いつく・・・。岳沢小屋まではこんな感じでストレスのある下りだった。
この調子だと上高地までずっとだな・・・と諦めモードだったが、岳沢小屋から先はほとんど人がいなかった。朝イチで穂高岳山荘を出発した団体さんは、まだだけ沢小屋まで達していないということだ。早い人はとっくに降りてるし、遅い人はまだここまで届いていない・・・と。
上高地に下りると今度は観光客がウヨウヨ。沢渡までのバス待ちを心配したけど、2台目で乗ることができた。まだお昼過ぎだったから空いていたのかな。
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