会津駒ケ岳[滝沢登山口]
- GPS
- 06:45
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
頂→8:46中門岳→9:28会津駒ノ小屋→10:15水場入口→11:25会津駒登山口
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
移動距離は長いため時間には余裕をもって。 檜枝岐から会津駒登山口への林道は舗装されていますが道幅は狭いため走行に は注意要です。 登山口手前の駐車場は30台分のスペース、林道の途中では約20台分程度のスペ ースが有ります。ピーク時の週末は注意要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は特に危険な箇所はありません。分岐点もないため道は分かりやすいです。 ・林道から登山道への入り口は木製の階段が設けられています。 ・階段を登って登山道へ進むと樹林帯が山腹まで続きます。 ・会津駒ノ小屋の手前から木道になります。 |
写真
感想
前回の磐梯山に引き続き、登山初心者のきむらっち隊員を引き連れての登山とな
ることから、初心者にも優しい山を選定した結果、今回は会津駒ケ岳に登ること
とした。
お盆前の金曜日の日帰り登山ということを踏まえ、朝一で登って早めに帰宅する
ため、夜中の0時に自宅出発、4時に登山口に着き、準備できしだい登山開始、
11時には下山という内容で計画した。
出発時間は定刻どおり、行きは高速を使うことにして那須野塩原ICで下りた。
弁当はコンビニのおにぎりであるが、那須野塩原ICを下りてすぐにコンビニ
2店があったが、なるべく現地付近のコンビニに寄ろうとスルーした。
しかし、この判断が重大なミス、なんとその後、檜枝岐村までの長い道のりにお
いてコンビニが全くなく、初の食料をもたないで登山するという事態になった。
檜枝岐村に到着したのは4時、すぐにでも登れると思ったが、4時はまだ暗闇の
なか。懐中電灯もなく登ることは不可能のため、少し明るくなるまで車で待つこ
とにした。
4時半を過ぎたことから空がうす明るくなってきたので出発。
天候は晴れの予報であったが、空は灰色の雲に覆われ、しかも少しガスっている
せいで気温も低く14℃程度。Tシャツでは少し肌寒いくらいである。
登山を開始して20分もすると日が昇りすっかりと明るくなった。
体もあったまってきたことからペースをあげる。しかし、それにきむらっち隊員
はついてこれない。おかしい。きむらっち隊員は磐梯山のあと、筑波山と那須岳
で単独行の訓練を積んだはず。さすがに磐梯山よりは早く登れるようになってい
るはずと期待していた。
しか〜し、そんな期待も登山開始早々に裏切られた。
水場入口で先に着き、彼を待つこと10分、すでにへたっている。
山頂まではまだ半分以上も登らなくてはならないのに本当に大丈夫なのだろうか。
今日はかなりスローペースになりそうだ。
水場入口を過ぎると傾斜は少し緩くなる。そして会津駒ノ小屋の少し手前から木
道になる。登りやすい。
残念ながら山頂はまったく見えない。50m先の景色は白い霧のカーテンで閉じら
れている。
会津駒ノ小屋に到着すると急に風が強くなり、ガスも濃くなってきた。腹も減っ
たので何か食べさせてもらおうと思ったが、何もおいてない(;_;)
食べ物については諦めることにしたが、きむらっち隊員が車の中で食べるために
持ってきたせんべいを少し分けてもらうと少し満たされた。
山小屋で約30分休憩していたが、強風やガスが晴れる様子もないため、出発す
ることとした。
約15分で会津駒ケ岳山頂に到着。晴れていれば絶景のはずがガスで何も見えない。
寒いので写真を撮って早々に中門岳に向かう。
中門岳までは木道の続く伸びやかな山稜を歩く。木道の両側は湿原が広がり、高
山植物が咲き、小さな池が点在している。
空は曇っているがガスがとれてきたため、「山上の庭園」と呼ばれている景観を少
しだけ堪能できたのはよかった。
やがて中門池がみえてきた。山看板にはこの一帯が中門岳と書いてある。
木道は少し先の小高い丘まで続いているが、今日の天候は雲に覆われ下界が見え
ないため、丘に足を伸ばすのはまた今度の機会とした。
お腹も空いているので足早に下山する。
下山道中、何組かの登山者とすれ違うが、みんなご年配の方。会津駒ケ岳は若い
人には人気のない山なのか?ここまで来るなら尾瀬に行こうという感じなのだろ
うか。
下山すると天候はすっきりとした青空。今日の登山は全て裏目にでた。次回以降
の登山によい教訓となった。
昼食は檜枝岐村名物の裁ちそばをまる家さんで食した。お腹も減っていたので最
高にうまかった。
最後に檜枝岐村には駒の湯と燧の湯の2箇所の共同浴場があるが、事前のリサー
チでは燧の湯は渓流沿いに建っているため景色がいいとなっているため、燧の湯
に入って帰ることとした。しかし、露天風呂は確かに景色はよかったが、でっか
いアブがぶんぶん飛んでいてゆっくり入浴している状況ではなかったため、結局、
内風呂につかって帰ることとなった。
今回の登山は最初から最後までいろいろと大変であったが、次回への教訓となり、
経験値の上がる登山となってよかった。
さて、8月もまだ中旬、あといくつの夏山に登れるだろうか。
早速帰って次の山を考えることにしよう。
お疲れさまでした。
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