水晶岳、他 北アルプス北部
- GPS
- 32:20
- 距離
- 46.8km
- 登り
- 3,437m
- 下り
- 3,414m
コースタイム
1日目
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
新穂高駐車場 12:07 1:32 0:05
ワサビ平小屋 13:44
移動時間合計:1時間32分 休憩時間合計:0時間05分
コースタイム:1時間20分
2日目
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
ワサビ平小屋 05:03 2:26 0:18
シシウドヶ原 07:47 1:07 0:09
鏡平小屋 09:03 1:56 0:30
双六小屋 11:29 2:50 0:16
三俣山荘(巻道) 14:35
移動時間合計:8時間19分 休憩時間合計:1時間13分
コースタイム:8時間20分
3日目
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
三俣山荘 04:42 1:38 0:00
鷲羽岳 06:15 1:03 0:24
ワリモ北分岐 07:42 1:38 0:10
水晶岳 09:30 1:04 1:00
ワリモ北分岐 11:34 2:07 0:04
三俣山荘 13:45
移動時間合計:7時間30分 休憩時間合計:1時間38分
コースタイム:6時間35分
4日目
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
三俣山荘 04:42 2:50 0:00
双六岳 07:32 0:51 0:10
双六小屋 08:33 2:08 0:35
鏡平小屋 11:16 2:37 0:44
ワサビ平小屋 14:37 1:15 0:18
新穂高駐車場 16:10
移動時間合計:9時間41分 休憩時間合計:1時間47分
コースタイム:8時間05分
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
6日曇一時雨 7日晴 8日晴 9日晴 |
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 富山県富山市、長野県大町市、岐阜県高山市、(目的とした山順) 危険箇所 無(と思う) 累積標高差+ 3,665m 累積標高差− 3,665m 沿面距離 46.1 |
写真
感想
1日目
新穂高に着いたのがお昼頃で近場で宿泊する事を考えたが其れよりも少しでも時間を稼いでおこうとワサビ平小屋で宿泊する事にした、ワサビ平小屋までは約51時間半ほどのんびり歩けば到着する、1日目はこれにて終了。
2日目
夜明け前空を見ると星が幾つか見えただけなので相当の曇り空らしい、朝食を摂って直ぐに出発だ涼しい時間帯に距離を稼ぎたい、空模様が段々と怪しくなり雨が降り出した、天気予報でここ数日は雨は降らないはずだったが雨脚は段々強くなってくる仕方なしにレインウエアを着る、1時間もしないうちに雨は上がる湿度は高いが太陽が出た訳では無いのでそんなに暑苦しくない、雲が低いので周辺の景色は見えず唯只管に歩く道は良く整備され分岐点には確りした標識が有るので迷う様な心配もない、出発して4時間ほどで鏡平山荘着。
暫し休憩の後山荘を出発する西方向の雲が切れてきたので天候は回復傾向にある様だ、これから先3日ほど天候が安定してくれれば最高なのだが、弓折乗越で稜線に乗るここから暫くは稜線の道なので気分が変わる、途中雪田とお花畑のある花見平を通る、お花畑は白い花多数に黄色い花が混じるが華やかさに掛けるきっと今は見頃ではないのだろう、2,622m峰を越えて暫くして稜線を離れ双六小屋に向かって下り始める、双六小屋や双六池を見ながら歩けば今日の予定は終了だ。
双六小屋で時刻を確認すると12時前ここで今日の行動を切り上げるには勿体ない三俣山荘まで行くか、双六岳経由で行くとコースタイムで3時間今日は相当歩いて疲れているので4時間近く掛かりそう其れだと4時近くとなり少し遅い、巻道ルートだとコースタイムが2時間20分なので3時間は掛からないだろうから3時前には着けるだろう、槍や穂高方向はまだガスが多く展望は期待できないし明後日の好天を期待して双六岳はパスし巻道を選択、予想通り多少時間は掛かったが3時前には三俣山荘に到着。天候は相当回復してきて槍ヶ岳の右肩方向はガスで見えないがそれ以外は絶好の展望でビールを飲みながらまったりと過ごす。
3日目
三俣山荘の情報に依ると水晶小屋は満員でほぼ定員の2倍になる予想との事で普通に寝るのは不可能、と言う事で水晶小屋に止まるのは諦めて三俣小屋まで戻ってこようその為には今日も少し頑張ろう、夜明けと共に小屋を出る朝焼けを期待したが雲の量が少ないので殆ど無理だろう、鷲羽岳山頂ではほぼ完璧な晴天で高い雲が各峰の先の高空に掛かる、特に何をしたと言う事も無に結構長居をしてしまった、同時に登って人も後から来た人も皆居なくなってしまった私も水晶岳を目指そう、風は一寸強いが涼しくて気持ち良い。
ワリモ岳を通過しワリモ北分岐に出る水晶小屋や水晶岳は右のワリモ乗越へ向かう、水晶小屋が中々見えてこないこんなにも遠いのかと思いながら只管歩く、ワリモ乗越を通過し標高差100m登り岩角をひょっと越えると直ぐ目の下に水晶小屋がこぢんまりと鎮座していた、水晶小屋で小休止しサブザックにカメラGPS水昼食など水晶岳でのんびりするのに必要な物だけ詰めて行く、今までの道のりから比べれば水晶岳迄などほんの一登りに近い、だが頂上付近は見るからに岩場らしき雰囲気を醸し出している、だが実際に登ってみると見かけとは違い簡単に頂上に達する。
水晶岳頂上は狭い岩場なので写真を出来るだけ素早く写したら一段下った場所に陣取る、水晶岳は今回の登山の目的の1つなので朝食兼昼食の小屋弁当を槍ヶ岳や穂高岳などを眺めながら食べる、1時間近くものんびりしたろうか結構多くの人が登って来ては下って行く、頂上に人が居なくなる頃やおら下山に掛かる、本来ならば水晶小屋に泊まる所だが混雑している様なので三俣小屋まで戻らなければならず余り長居も出来ない、帰路はワリモ北分岐までは来た道を戻りそこからは岩苔乗越を経て鷲羽岳を巻くつもりだ。
巻道はワリモ北分岐から岩苔乗越を経て左の沢右岸沿いを延々と言った感じに下る、道の整備状況が余り良くなく意外と時間が取られている感じだ、道が沢の左岸に移って暫くすると道の右側に小規模な雪渓が何個か現れる、雪渓が口を開いている所が多く滑り落ちたら登り返せない様に見え恐怖感を感じた、雲の平方面への分岐点(標識有り名称不詳)を過ぎれば三俣山荘へ沢沿いを登る、このルートは巻道とは言う物の下って上り水平移動は殆ど無いし今の季節お花畑の中を歩くと言う感じでもない、正確な表現をするなら時期の選択を誤ったと言うべきだろう。
4日目
今日は三俣蓮華岳と双六岳に登れば後は殆ど降りに近いし2〜3時間おきぐらいに山小屋が有るので朝食も弁当もなしでスタートだ、ただ山行き4日目ともなると体は相当消耗しているのか昨日寝付かれなかった所為か息切れが激しく感じる、三俣蓮華岳で朝食代わりの餡パンを食べるが半分ほどを水で流し込む、幸いキツイ登りはもう無く槍ヶ岳や穂高岳を目の保養にしながらの稜線漫歩に気力を回復、特に双六岳を過ぎる辺たりからの北アルプスの山々が徐々に大きくなってくるのには感激を覚える、一大パノラマショウも終わり双六小屋に降り着く。
小屋に着いたから何か食べよう幸いな事に双六小屋は早くから食事の提供をしていて有り難い、塩味を求めて双六ラーメンを完食、元気を回復して脚に力が入ると言う物だ、ここから先は来た道を戻るだけ、鏡平山荘では登る時皆が美味そうに食べていたカレーか氷苺か迷ったが涼しげな氷苺を、ワサビ平小屋では登る時から決めていたソーメンを食す、後小屋泊まりにするか一気に下山するか迷っている内に20人位の団体さんが到着小屋泊まりだそうで下山に決定、新穂高に向かっていると又も団体さんに遭遇、下山を選択して正解だった様だ。
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