栗駒山〜初秋の気配、ウメバチソウ咲く
- GPS
- 03:00
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 525m
- 下り
- 520m
コースタイム
13:09栗駒山-13:36須川分岐-14:05昭和湖-14:40須川温泉
天候 | 薄曇り後一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
公共輸送機関での日帰りは、往:一関駅10時発、復:須川温泉15時発で正味3時間半でせわしない |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所 なし |
写真
感想
栗駒山は、季節限定で本数も少ないがバスの便があるのでマイカーを持たぬ身にも手軽に訪れられ、昨年も初夏、秋の2度訪れている。夏バテ気味だが、先週の焼石より登山口も山頂もちょっと高いのと、天気が良くないので多少涼しいのに期待。
須川温泉に向かうバス中では意外に青空も広がっている。バスを降りて、デジカメのメモリカードを忘れ(今年2度目)のためのメモリ明け作業などで、出発が遅れる。登り始めところで、バスに団扇を忘れたのに気づく。気を取り直して進むと一投足で名残が原に着くが、広い草原には色あせたキンコウカを残す程度で、夏の終わりを感じさせる景色だ。緩やかに登り、硫黄臭が鼻を突く谷を見下す当りからは、これも終わりかけだがシロバナトウチソウがにょきにょき。昭和湖に近づくにつれ大量に群れ咲いている。
湖畔からしばらく林間の道だが、抜け出た雪田跡にはまだ色を残したキンコウカが残っている。天狗平に登り着くと遠望はだめだが、頂上、虚空蔵山方面等は見えている。タカネツリガネニンジンが多く咲く、展望の良い稜線を行くとあっけなく栗駒山頂上に着く。
頂上で憩う人達の周りを雲霞のようにすごい数のアキアカネが飛び回っている。雲がわき始めたイワカガミ平方面を見下ろしながら遅い昼食をとっていると、ぽつぽつと降ってきた。下りは(去年雨中の産沼コース上半部の笹の被った道を登りびしょぬれになったので)往路を戻ることにする。
雲は高く雨はそれほどでもないので、花を見ながらゆっくり下る。と、登りでは気付かなかったが、ウメバチソウのつぼみがある。さらに丹念に見ながら下ると、あったあった咲いているのが(多分コウメバチソウ)。先週の焼石ではきれいに咲いているのに出会わなかったので、ラッキーだ。きれいなコケにも関心。天狗平からさらに下っていると雨が強くなってきたので、仕方なく傘を出す。昭和湖を過ぎた当りからは雨も止んできたが、傘は広げて乾かしながら下る。登山口に着くと表を流れる原泉で足湯。今日はあんまり暑くなくて良かった。でもちょっと歩き足りないかな。
栗駒は手軽に高山性を味わえますが、バス便が少ないので、車でないと自由度の制限が大きいですね。まだまだ暑い日もあるでしょうが、山の上はそろそろ秋の色が忍びこんで来てます。
コメント
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山頂稜線に咲いていたものですね。私も今年初でした。宮城コースにはもう少しきれいに咲いていました。キンコウカは標高があがるにつれ、きれいな色に。
おやと思いましたが、微妙にお会いしておりませんね
こんばんはkiyoshiさん。コメント戴き記録を拝見しました。バス代に小銭が足りずお土産先買い、カメラのメモリ明けで、出発が20分弱もたついたので、これがなければ天狗平当りですれ違ったかもしれませんね。
でも、同じ山を歩いても、メインコースを山頂ピストンのみと、山頂超え秣岳方面まで、全然違いますね(景色も)。秣岳方面周回も気になっていましたが、今の自分ではバス利用の3.5時間のタイムリミットで歩ける自信はありませんでした。今度、レンタカー利用で行ってみようかな。
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