ポンポン山（無残な台風被害・・ここまで酷いとは・・！）

2019年12月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 13.1km
• 登り: 640m
• 下り: 658m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:21

8:58 本山寺駐車場
9:25 9:33 本山寺
9:50 9:56 天狗杉
10:30 10:42 ポンポン山
10:54 10:58 おおさか環状自然歩道分岐
11:08 11:10 釈迦岳
13:05 13:07 大杉
14:19 本山寺駐車場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

本山寺駐車場を利用
（本山寺参拝者専用ですので利用する場合はキチンとお参りしてそれなりのお賽銭をしましょう！）

コース状況／危険箇所等

ポンポン山林道は倒木処理が現在も進んでいて通行することは可能ですが、本山寺林道との分岐の所で「登山者通行止め」となっていました。（大杉側には注意書きは無し）
倒木の範囲が広く、急斜面に倒木が折り重なっており、現在も倒木処理をされているようなので安易に入らないほうが良いでしょう。通行する場合は十分に気を付ける必要があります。

写真

12/21 8:58

日曜は荒天予報で月例の森カフェが中止となってしまい、それじゃ〜どこかの山へと思い立ちましたが・・今週も土曜は枚方に用事があるので空いた時間に枚方に近くて行けるポンポン山へ！
ちなみにやっと車の運転が違和感なく出来るようになりました。

12/21 8:59

ポンポン山のエリアは昨年の台風21号の被害がかなり酷いらしく暫く足が遠のいてましたので久しぶりです。

12/21 9:14

舗装路は出来るだけ避けて土道を進みます。

12/21 9:22

本山寺の駐車場を利用させてもらっているのでまずは左の本山寺へお参りします。

12/21 9:22

「勧請掛け」という縄を下げた門をくぐります

12/21 9:27

トイレをお借りして本堂へ

12/21 9:32

本山寺本堂！
しっかりとお参りしました。

12/21 9:34

本山寺の裏手からポンポン山の登山道が始まります。

12/21 9:40

クマ注意！
最近は熊の被害が多いのでやっぱりビビりますよね・・

12/21 9:48

緩やかな階段が続き、この辺りは倒木はまだ少ない！

12/21 9:54

天狗杉に到着！

12/21 9:53

台風にも負けずにしっかり立っていました。

12/21 9:56

でも周りは無残な倒木のだらけ・・天狗杉が無事だったのが不思議なくらい！

12/21 9:58

倒木処理で切られた丸太がいっぱいでホントに異様な景色です。

12/21 10:02

場所によっては何事もなかったような平穏なトレース

12/21 10:03

崩落跡が補修されていました。

12/21 10:24

ここは無残！稜線上の杉が連続して倒れ根っこの後が登山道になっています。

12/21 10:30

そしてここが・・

12/21 10:31

ポンポン山〜！
日当たりも良く風もなくここは平穏です。

12/21 10:32

愛宕山が近いですね〜！

12/21 10:33

ポンポン山の名前の由来！
初めて登った時は跳ねて歩いたらポンポンと鳴ったような気もしたような・・思い込み？

12/21 10:34

展望の山はこんな風に見えるんですが・・

12/21 10:34

残念ながら今日は薄曇りで霞んでいますねぇ・・

12/21 10:34

京都の街

12/21 10:35

電線に重なっていますが京都タワーが見えています

12/21 10:37

愛宕山あっぷ！右のピークが愛宕山、左の小さいこんもりが地蔵岳

12/21 10:40

気温は7度！
空気が冷たくじっとしてると寒いので・・

12/21 10:42

休憩もそこそこに釈迦岳に向います

12/21 10:49

釈迦岳に向うと無残なところが増えてきました

12/21 11:08

そして・・ここが・・

12/21 11:09

釈迦岳〜！展望も全く無い省ピークなので今日の目的のひとつ噂の展望台に向います。

12/21 11:18

こちらルートも倒木だらけ・・

12/21 11:33

ちょっと迷って・・すれ違った男性お二人組のお聞きして・・このポイントに到着！ここから登り返して・・

12/21 11:50

見晴台到着〜！
ホントに展望抜群でポンポン山より開放感があります。
先にいらした方の情報では、ここは「釈迦岳隠れ展望台」と呼ばれているそうです。

12/21 11:50

パノラマ〜！
う〜ん曇って薄暗いのが残念！

12/21 12:09

名神の山崎JCT方面

12/21 12:39

こんな素敵な展望台でゆっくり昼食です！
男性グループの方々も到着し暫く賑やかでした。

12/21 12:39

ベニーCCのゴルフ場が目の前に広がり夏は芝生の緑が綺麗だそうです。

12/21 12:39

京都の中心部！
京都タワーも肉眼では見えていました。

12/21 12:39

頭が飛び出しいるのが比叡山。
今度は晴れているときに是非来たい

12/21 12:43

結局、食事とコーヒーで1時間近くここに居ました。
そろそろ下山します。

12/21 12:56

下山は展望台でお会いした男性の方にポンポン山林道の倒木状況をお聞きして大丈夫そうなのでそちらに向かいますがこんな惨いところがアチコチに出てきます。

12/21 12:58

ここから大杉に向い・・

12/21 13:07

大杉から川久保渓谷へ下ります

12/21 13:12

緩やかに沢筋を下ってます。目の前の堰堤を越えると間もなく・・

12/21 13:23

林道に出ます。

12/21 13:26

ここから昨年の台風21号の被害が酷かったゾーンが始まりますが自分の想像をはるかに超えるものでした。

12/21 13:26

道標も倒木で破壊されてます

12/21 13:28

とにかく周りはこんな状況ばかり・・

12/21 13:31

今、歩いているのは林道ポンポン山線です。

12/21 13:32

ポンポン山へ向かう登山ルートは復旧が遅れているらしく・・

12/21 13:33

こんな状況なんですが・・この橋の奥の倒木メッシュの中から年配の男性が出てこられてビックリ！倒木のリンボー、ハードルでかなり疲れた〜！らしいです！今の私ではとても無理ですが回復したらチャレンジ！

12/21 13:34

更に下ると・・ゲゲッ！
潜ります。

12/21 13:37

一人通れるくらいに倒木がカットされてます

12/21 13:38

前の方が見上げているのは・・

12/21 13:38

今にも落ちてきそうな急斜面に折り重なる倒木

12/21 13:45

ツバキが咲いてました

12/21 13:49

こちらはサザンカ

12/21 13:48

木々が同じ方向に倒れ、残った木々も同じ方向に傾いています。
おそらく台風の恐ろしいほどの強風がこの狭い沢を吹き抜けていったと思います。

12/21 13:50

どこを通るのか・・

12/21 13:51

倒木のトンネル

12/21 13:52

何時・・上の倒木が落ちてくるか・・

12/21 13:52

どこ通るん・？

12/21 13:53

通れる穴があります

12/21 13:53

木の香も強い真新しい切断面！今も復旧作業をしていただいているようで感謝の気持ちでいっぱいです。

12/21 13:54

またトンネル！

12/21 13:55

なんや・・これは？

12/21 13:55

また通せんぼ・・

12/21 13:56

お会いする方のお話では、ここまで歩きやすくなったのは最近らしいです。

12/21 14:03

台風以降にいろいろな山に行きましたがここまで酷いところは見たことがありません。

12/21 14:07

川久保の水源の森・・緑の森に戻るのに何年かかるやら・・

12/21 14:08

下から上がってくるとここで通行禁止になってましたが大杉の峠側にはこの警告は無かったですね！

12/21 14:09

ここから左の林道を通って駐車場へ登り返します。

12/21 14:09

林道本山寺線です。

12/21 14:21

本山寺参道に合流しました。

12/21 14:22

駐車場に無事帰着！
予定時間をオーバーしてしまいましたので急いで枚方に向います

12/21 16:31

枚方の某所から今日登ったポンポン山と釈迦岳の稜線（奥）

撮影機器：

EXILIM EX-ZS240 カシオ

感想

よしまい

日曜日の月例の山カフェ豚汁大会が悪天予報で中止になってしまいましたので天気の良い土曜日に急遽山に行くことに！
ただ、またまた枚方で用事があるので枚方近辺で登れる山ということで浮かんだのが久々のポンポン山へ！
昨年の台風21号でこの山域の被害が酷く入山制限も長く続いていたので長らく登っていませんでしたが最近のレコでは倒木処理もだんだん進んでいるとの情報がアップされてきたので行ってみることに！
実際に登って見てみると自分の想像を超える惨さで台風以降に登った他の山々と比べても圧倒的に被害が大きくショックが大きかったです。
登山道の倒木処理はボランティアの方々かもしれませんが現在も最低限の通行できるように処理されており本当に感謝の気持ちが絶えません。
ただ登山道の頭上には多量の倒木が不安定に折り重なっており何時崩れ落ちるかもしれないので登山経験の少ない人は不用意には入山しないほうが良いと思いました。

コメント

kojicoon

これはもはや登山道ではありませんね。
こんにちは　yoshimaiさん！
いやー、これは凄い倒木でしたね。もはや倒木のレベルを超えて山が崩れていますね。今年ではなく昨年の台風の影響がまだこんな状態とは深刻ですね。
けどここを通り抜ける？方も凄いですね。潜るか跨ぐか乗り越えるしかないですね。この動作に肋骨は大丈夫でしたか？
デンジャラスゾーンで逆に回復にエネルギーをもらったのではないでしょうか（笑）。
やはり山道の修復は一番後優先なのでしょうね。生活エリアの復興が優先ですから、少しずつ山道を修復している方には感謝ですね。
ところで面白い名前のポンポン山は音のしそうな土質なのでしょうか。それか下が空洞になっているのでしょうかね。
さてさて今年もカウントダウンですね。登り納めはどこですかね。安全第一で行きましょう！
またレコ楽しみにしていますよ。

よしまい

Re: これはもはや登山道ではありませんね。
kojicoonさん　こんにちは！
いろんな山に登っても去年の台風の被害があったところは通行に支障が無いくらいに復旧されていて台風で痛い目に合った記憶も薄れていました。
ポンポン山の被害が大きいというのはネットで見て知っていて、ある程度の覚悟はしていましたが本当に想像を越える状況でした。
今回の台風の被害が大きいところは生活圏ではないので復旧の優先度は低いのでしょう。
今も続いている倒木処理はおそらくボランティアの方々の手によるものと思い感謝の気持ちが一杯です。
倒木は人ひとりが通れるように処理されていて跨ないですむので負担は少ないですが、ただ倒木そのものは不安定に折り重なってるので通過は危険な状態ではあります。
ポンポン山の由来にあるように初めて登った時はホントにポンポンと音がした記憶なんですが・・今はしてるような？してないような？
登り治めは登りなれた無難なところで済ましそうな気がしてますが・・はてどうなるやら？
kojicoonさんのレコも楽しみですよ！