平標山登山口〜松手山〜平標山の家〜平標山〜平標新道〜土樽
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,800m
コースタイム
平標山登山口9:50〜11:00鉄塔〜11:40松手山〜13:25平標山〜14:05平標山の家
2日目
平標山の家7:30〜8:20平標山〜11:40徒渉地点〜12:55林道〜14:35土樽駅
天候 | 1日目 晴れ時々曇りのち雨 2日目 朝のうち雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
越後湯沢駅〜平標山登山口 \580 手荷物\100 トイレがある駐車場はひとつ手前の元橋バス停のほうが近いかもしれません。 手荷物に関しては自己申告したら運転手が意表をつかれた顔をしていました。 10kgを超える荷物は\100と車内に書いてありますが、スキーシーズン以外はアバウトなのかもしれません。 タクシー 土樽駅〜越後湯沢駅 \3360 迎車料金 \100 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平標新道(平標山〜土樽) このコースは極端に登山者が少ないようです。 山頂付近の草原地帯は笹で道が覆われていて路面の状況が分かりにくいです。 樹林帯は倒木が何本もありました。 徒渉が必要なところが1か所あります。大雨直後など注意が必要だと思います。 コース全般として荒れぎみですが、踏み跡はありますので 道がわからなくて迷うようなところはありませんでした。 技術的に難しいところもありません。 立寄り湯 江神温泉共同浴場 越後湯沢駅すぐ \400 |
写真
感想
お盆休みは白馬辺りに行こうと計画していましたが、
天気予報がいまいちでしたので涙を飲んで中止となりました。
皆様のレコを見ていると行けなくもなさそうでしたが、これは結果論ですね。
という訳で盆休みはどこにも出かけず家に引きこもって終了です。
そんな消化不良の状態で次の週末こそは!と計画したのが平標山です。
1日目
乗り心地のよろしくない上越新幹線で越後湯沢に向かいます。
上越新幹線に乗るのは久しぶりです。
新潟競馬場に直線1000mのコースができた時に乗って以来ですので11年ぶりですね。
車両の更新が進んでいる他の新幹線の車両と比べると見劣りしてしまいます。
湯沢駅からのバスは登山客を数人乗せていましたが、
平標山登山口のバス停で降りたのは私一人だけでした。
樹林帯はとても蒸し暑く、とても体が重く感じました。
すぐそこに見えている鉄塔までなかなが辿り着けません。
もしかして体調不良?
実際結構焦りました。
けれども松手山あたりから視界が開けると一気にテンションがあがりまくります。
草原の中の御花畑にさらにテンションがあがります。
気持ちよい稜線歩きを楽しんでいたのですが、
にわかに雲行きがあやしくなり頂上はガズの中でした。
雷鳴も聞こえてきたので大急ぎで小屋まで下ります。
雨が降る前にと慌ててテント設営していると日差しが戻ってきました。
山の天気はめまぐるしく変わります。
設営が終わると何もやることがないので、昼寝です。
でもある意味憧れていたんですね、山での昼寝を。
しかし夏の日差しは容赦なく、暑くて昼寝どころではありません。
そうなると本当にすることがなく意味もなく小屋の周りをグルグルと回ります。
ちょうど、小屋のご主人が他の登山客と談笑されていたので
端のほうで、なんとなく参加させてもらいました。
夕方、食事の準備をしていると急に雨が降りだしてきて
テントの中での夕食となりました。
2日目
昨夜からの雨はまだ降り続いています。
この日も予定時間に出発せずにテントの中でしばらく待機です。
6時半頃に雨が上がったので今がチャンスとテントの撤収です。
しかし、辺りはガス、ガス、ガス。
霧の日も決して嫌いではないのですが、今年は天気に恵まれないことが多いようです。
そういえば、今年は厄年だったなと妙に納得してみたりします。
けれども昨日大急ぎで下ってきた道を登り返していると、
急速に天気が回復してきました。
仙ノ倉山の勇姿にまたまたテンションがあがります。
山頂には先客が一人おり、その方に平標新道を下ると告げると
「道が荒れているので気をつけて!」と。
その言葉に一瞬たじろいでいると
「でも沢登りの連中が歩いているので大丈夫だよ」
なんとも微妙なお言葉を頂戴いたしました。
平標新道は確かに荒れていました。
山頂直下の斜面をよろめきながら下ります。
登山道が笹で覆われていて道の凹凸やぬかるみがわかりづらかったです。
でも、草原や池塘、山肌や滝、景色は素晴く良かったですよ。
樹林帯は倒木が何本もあってバテた体にはやさしくないですね。
それと平凡な林道歩きはかなり辛いです。
最後はアスファルトからの強烈な照り返しを浴びながら
ようやく土樽駅に辿りついたのですが、
あてにしていた13時59分の下り電車はとっくに行ってしまい、
次の電車は15時21分の上りです。
下り電車は17時までありません。
下りでも上りでも来た電車に乗ろうと土樽駅まで来たのですが
一刻も早く汗を流したくなってのでタクシーを呼んで湯沢駅に向かってしまいました。
平標新道はもう少し歩かれてもいいと思いますが、
アクセスの悪さと行程の長さから敬遠されているんでしょうか。
土樽駅は周辺にも何もなく本当に不便だと思います。
下山後、人生最大級の筋肉痛です。
駅の階段をまともに降られない日が4日ほど続きました。
大変だったけど、そこまでは???
おそらく、きちんと摂っているつもりでも水分の補給が上手くいってなかったのと
荒れた道を気にしすぎて余計な力が入っていたんでしょう。
単にテン場があるというだけ選んだ山ですが
想像以上の山行となりました。
平標山、おそるべし!
松手山までは辛い登りですよね。
平票山は花の山なので何度か歩いていますが、いつもバテます。
山の家から階段ばかりの登り返しはイヤではなかったですか?
土樽までのコース笹ばかりの単調な道をよく歩きましたねぇ。
でも、景色は雄大ですね。
お疲れ様でした。
OBABAさん、コメントありがとうございます。
松手山までの樹林帯はとても蒸し暑く、辛かったですね。
こんなはずじゃなかったと。
でも、視界が一気に開けると、そんな気分もぶっ飛びます。
平標山への登り返しも、登るにつれて天気が回復してきたのでワクワク感のほうが大きかったですよ。
前日景色をみることができなかったので。
山頂付近の草原地帯はとても気持ちよく、どこまでも続いて欲しかったですね。
樹林帯に入ると、もうダメです。
あとは下るだけ。
そう思うと、一気にバテがきてしまいました。
特に沢を渡ってからの平坦な単調な道が、とても長く感じて辛かったです。
でも、素晴らしい景色に大満足です。
今度は谷川岳まで縦走したいですね。
マイナーなロングコースお疲れ様です。
平標付近は、まだ訪れたことはありませんが、稜線付近の光景、伸びやかでいいですね。下りコースも写真では奇麗に見えますが・・・・笹藪も遠くから見ると柔らかな緑の草原でよさげに見えますからね。
キベリタテハ、うまく撮らせてもらいましたね。
私は先日秋駒で何羽も見かけましたが、ちっとも撮らせてもらえませんでした。
odaxさん、コメントありがとうございます。
小屋の前のベンチでチャンスかくるの待ち続けていました。
なかなか羽を広げてくれないんですよね。
平標新道があんなにマイナーなコースだったとは。
そう言えば、平標新道をいくと言ったら小屋のご主人も
驚いた表情をしていました。
でもマイナーなことか不思議かくらい良いコースでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する