14-2.八甲田山 リベンジ登山 「白い闇を抜けて・リターンズ」
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 707m
- 下り
- 692m
コースタイム
所要時間:4時間35分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
酸ヶ湯温泉から仙人岱水場手前は笹が茂って、登山道を覆いつくしていて、笹の葉に溜まった朝露で体中が濡れてしまいました。 全体的に木道や階段が設けられ歩きやすかったです。 |
写真
感想
第14-2座 白い闇を抜けて・リターンズ
鳥海山の続き。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-217105.html
前回の八甲田山登山はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-54260.html
八甲田山には2003年8月15日に登っているのだが、この当時は雨と強風で山頂まで着いたのだが、登頂の写真が不完全という理由で(当時、撮影したカメラはフィルムカメラであった)リベンジしなければと思っていた。
8月4日、鳥海山を登頂した僕は、八甲田山の登山口のある酸ヶ湯温泉に向かった。着いたのは22時だった。注意書きがあったので読んでみると、
「この駐車場での車中泊を禁止します 宿泊する場合はキャンプ場をご利用下さい」
車中泊するつもりで来たのに、聞いてないぞ! そんな事! と思ったが、仕方ないので、近くの小さな駐車スペースにクルマを移動して、そこで車中泊した。
8月5日、空は快晴。5時25分に酸ヶ湯温泉前を出発した。ここから大岳までは、一度は登っているので、微かに記憶がある。登山道は、笹が繁っているところも通らねばならず、葉には朝露が溜まっていたため、服はびしょ濡れとなった。
地獄湯ノ沢を通ってしばらくすると、笹林を抜けて、木道の道に変わった。この一帯は湿原が続いていて、笹漕ぎから解放された。さらに歩くと、仙人岱の水場に着いたので、ここで一本立てることにした。見上げると、八甲田山の最高峰、大岳がそびえていた。
山頂までの登りを難なくこなし、7時50分、八甲田山最高峰である大岳に着いた。山頂の記念写真も確実に撮影し、天気が悪かった前回のリベンジを果たした。
前回はピストンでさっさと下山したが、今回は天気がいいので、上毛無岱を通って、酸ヶ湯温泉に戻る事にした。
上毛無岱周辺はさらに広い湿原となっており、所々に池塘が配置されていた。この一帯はお散歩気分で歩けた。城ヶ倉分岐を通って、10時には酸ヶ湯温泉に着いた。終始いい気分で登山が出来た。
登山後は酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂に入った。登山後に浸かる温泉は気持ち良かった。
館内の一角に明治から昭和にかけて八甲田山を案内し、時には救助活動をした鹿内辰五郎(しかない たつごろう)のことを紹介しているコーナーがあった。彼は胸にたくさんの勲章をぶら下げ、ラッパや横笛を吹いて登山者を案内したり、指導したりした、日本におけるパークレンジャーの元祖ともいうべき人で、「仙人」ともあだ名された。滋養強壮に良いという理由で、時になめくじを生で食う変な一面もあるが、版画家の棟方志功とも交友があった。だれか、この人をモデルにした小説を書いてくれないだろうかと思う。
この日の夜に、函館発のフェリーに乗って、北海道に上陸するので、余裕を持って青森フェリー埠頭に着いた。遅く着いてはならぬと思って、早めに着いたのだが、早めに着き過ぎてしまい、フェリー乗り場の中をあちこち歩き回ったりして、時間を潰した。
雌阿寒岳へ続く・・・・
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-217172.html
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