南ア深南部泊山行 バラ谷の頭（1）

2020年01月04日(土) [日帰り]

• GPS: 10:13
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,867m
• 下り: 378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:39
• 休憩: 0:34
• 合計: 10:13

距離 11.5km 登り 1,874m 下り 378m

6:13 スタート地点
7:05 7:06 戸中橋
11:31 12:01 麻布山
12:18 戸中山
13:08 13:11 前黒法師山
14:02 打越峠
16:26 バラ谷の頭
16:26 ゴール地点

天候

ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日夜
奈良自宅20:30〜R163〜名阪国道〜R1〜R23〜新東名〜R152〜水窪〜林道〜2:00水窪ダム

コース状況／危険箇所等

登りは尾根道のため道迷いはしにくい。急登もあるが、この日はバラ谷の頭への登りを除き、途中雪もなくまあまあ歩きやすかった。最後のバラ谷の頭への笹原の急登は場所によって、雪の下に凍結場所もあり、滑って登りにくかった。

写真

1/4 6:19

水窪ダムで仮眠

1/4 6:52

ダム湖畔

1/4 7:00

ダム湖底には土砂が堆積

1/4 7:00

林道崩落個所にAバリ

1/4 7:06

とちう橋

1/4 7:06

「とちう」はヤマレコでは「戸中」になっているが、「栃生」というのもこの地域に残っており、どちらかはわからない。

1/4 7:08

とにかく気をつけて渡ることだ。

1/4 7:09

橋を渡るとすぐに小屋、おそらく林業小屋と思う

1/4 7:10

ハイオク状態で、中は散らかっている。

1/4 7:53

こういう幅長さ15cmくらいの標識が時々出てくる。
ここはヒルも出るようだ

1/4 7:56

トラバースから急斜面に変わるところに
「蛇塚」の標識、しかし塚らしい盛り上がりはない

1/4 7:56

大蛇を僧が封じ込めたらしい

1/4 7:58

蛇塚のすぐ横に、麻布神社。御旅所くらいの小さい祠を覆い屋根が囲っている。

1/4 8:10

樹間から向かいの斜面に日が当たっているのが見える

1/4 8:37

用平地平との表示、昔この辺りに武士の一団がいたのか？

1/4 8:53

植林帯に日が差してきた

1/4 8:57

急登が続く

1/4 9:20

突然森の中に木の鳥居
麻布神社の中社かな？

1/4 10:47

森の表情も良くなっていきた

1/4 10:56

急登を登り切るとダム方向からの尾根と合流付近
ここで辺りが明るくなる

1/4 10:57

眺望もよかった

1/4 10:59

冬枯れのいい感じの森

1/4 11:01

青空も広がってるし

1/4 11:02

倒木更新の倒木が枯れて彼だけが残されました

1/4 11:16

広く平坦な森が現れました。

1/4 11:21

その一角に麻布神社奥社跡、表示と地面に突き置かれた剣

1/4 11:22

麻布神社は、江戸？麻布区から名を取ったとある。

1/4 11:32

そして擬木の階段を上がり切ると平坦な森に麻布山山頂標識

1/4 12:04

麻布山山頂付近は公園のようになっていて四阿がある

1/4 12:05

こんなかんじ

1/4 12:05

ここで標識は終わり。「御無事で」と何やら少し背中がこそばくなるような文章

1/4 12:12

しかし、擬木の階段を下って行く森の中は清々しい感じ

1/4 12:20

樹間には深南部の山々

1/4 12:20

麻布山からなだらかに標高100mほど下り、少し登ると戸中山のピーク

1/4 12:22

樹間から雪混じりの丸盆岳

1/4 12:24

中央に黒沢山、左側へはシャウヅ山から奈良代山へと続く尾根、曲がりながら手前に下りて来るのは矢筈山の尾根、右へは六呂場山から不動岳方向に続く尾根、その奥に南ア南部の山

1/4 12:24

右端、黒沢山からシャウヅ山へ
続く尾根

1/4 12:24

手前に六呂場山の稜線
奥に南アの山々

1/4 12:24

1/4 12:24

信濃俣

1/4 12:25

奥、不動岳、手前、鎌薙ノ頭

1/4 12:34

冬の山尾根に暖かい日差しが

1/4 12:40

急登の先には、緑の樹々と青い空

1/4 13:07

前黒法師山山頂、麻布山からここまでが今回のコースの中で一番穏やかな区間でした

1/4 13:15

クラゲのような苔

1/4 13:16

苔の倒木

1/4 13:52

樹間にバラ谷の頭の山頂

1/4 13:22

山頂アップ

1/4 14:01

右、丸盆岳、左鎌薙ノ頭

1/4 14:01

不動岳アップ

1/4 14:02

一番手前のピーク六呂場山、その奥に南ア南部の山々

1/4 14:09

打越峠に到着、前黒法師山からバラ谷の頭（コースタイム1:30）の概ね中間で、かつ下りだったにもかかわらず、ここまでで1時間かかってしまっている。

1/4 14:09

打越峠標識の裏にこんなイラスト

1/4 16:22

打越峠からさらに2時間以上

1/4 16:23

途中からは、雪の付いた笹原の急登を息を切らし歩いてきた

1/4 16:23

もう陽が西に傾いてきたころ

1/4 16:30

バラ谷の頭に到着、前黒法師山からCT1:30に対して、3⁑30近くかかってようやく着いた

1/4 16:30

雲に取り囲まれながら、何とか姿を見せてくれた富士

1/4 16:31

黒法師岳を中心に深南部の山々が夕陽に輝く

1/4 16:31

夕陽に影絵のような樹林

1/4 16:32

右から黒法師岳、丸盆岳、鎌薙ノ頭

1/4 16:32

黒法師岳の手前には黒バラ平が広がる

1/4 16:45

夕日が沈んでいく、手が凍える中幕営を急ぐ

1/4 16:45

右端に幕営中のテント、向こうには先着幕営者のモンベルのテントが見える

撮影機器：

COOLPIX B500 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

2685

1月4、5日が山に行けることになり
久しぶりにテントを張ることにした
とはいうものの、1月のテン泊は寒い
八ヶ岳辺りの小屋泊にも心惹かれたが
1泊には遠いし、何よりスノータイヤがないのが気にかかり
結局、南ア深南部でご来迎を見に行くことにした
となると、展望ではやはり「バラ谷の頭」だと思った
今まで、登ったことがなかった野鳥の森からにしよう！
ところが、野鳥の森を含む天龍スーパー林道は12月から閉鎖とのこと
戸中川ゲートからというのも気が進まなかったので
水窪ダムに車を止め、ダム湖上流のとちう橋から麻布山方向に登る
下の方は植林で時に急登もあって地味にしんどいけど
上の方には良い森もあって、展望も基本樹間ながらいいルートでした
その先、前黒法師山からバラ谷の頭の山P標準タイムが登り1:30下り1:10に対して
登り下りとも3時間かかってしまいました
このため初日は、山頂着が16:30になってしまい
テントを張りながら、夕日を見る程度しかできませんでした
また、この山行で唯一人を見かけたのは山頂で単独テン泊の方でしたが
忙しくて、ご挨拶もできませんでした
夜粉雪が降るなか、疲れて食欲もなくカップラーメン一杯食べて
あとはワインで過ごす山の夜
次の朝の僥倖を祈りながら、長いテントの夜を過ごした
つづく