雨乞岳がスゴい〜霧氷と大展望の西尾根・千草越周回


- GPS
- 08:50
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:50
天候 | 早朝曇り、のち快晴。 ほぼ無風。 登山開始時マイナス1度。 下山開始時、8度前後。 千草街道終盤2度。 登山道の積雪は、山頂から杉峠までの箇所。 最深20cm程度。踏み抜きなし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
永源寺グリーンランドへの案内板で林道・甲津畑線へ→藤切川に架かる 鳴野橋の手前路肩のスペースに駐車。 国道・林道ともに途中の道路の 凍結はありませんでしたが 本来は、雪の多いエリアです。 スタッドレス必須かと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★雨乞岳 雨乞岳は、琵琶湖に流れ込む、 神崎川・渋川などの源流域にある 鈴鹿山脈第二の高峰。 山の名前は、雨乞い神事が由来と されています。 鈴鹿セブンマウンテン・鈴鹿10座などに 選定されています。 千草街道) 「渋川の渓谷を楽しみながら歩く」 登山口に、ポストがあります。 途中に、桜地蔵があります。 ツルベ谷出合までは、かって、 鉱山・集落があったこともあり、 幅広の歩きやすい道が続きます。 何か所も、木の橋があります。 滑りやすいので注意です。 西尾根取付〜雨乞岳山頂) 「霧氷満開のバリエーションルート」 尾根の末端が右に見えてきますが 一旦、南に回り込んでから、踏み跡が あった地点から取付きました。 標高800mの小ピーク辺りから 雪が出てきます。 標高1050m上は、ササを、またぎながらの 登りになります。斜面の直登です。 尾根の芯を外さないように 地形を見ながら進みます。 標高1150m辺りから、展望が一気に 開けます。 霧氷満開の、キラキラした登山が 山頂まで続きます。 ササは、ひざ下程度の高さです。 雨乞岳山頂〜東雨乞岳) 「絶景のササ原歩き」 ササ原の中の一本道を歩きます。 両ピークとも、霧氷・展望が 素晴らしいです。 白山、御嶽山、3大アルプスなど 一望です。 ただし、ササの丈が、腰まで高く なりますので、雨具着用が おすすめです。 南雨乞岳の延伸は、雪が少なく ずぶぬれ必至だったので 無念の見合わせ。 雨乞岳山頂〜杉峠) 「展望良好な激下り」 途中の、ミニ奇岩のあたりまでの 100m、15分程度の区間は 正面に、イブネなどの、鈴鹿奥部の 山と琵琶湖を見ながらの 稜線歩きです。 標高1100m辺りから、樹林帯の 急坂の下りになります。 ササの下に、岩が埋もれてる箇所が ありますので、慎重に。 今回の、積雪最深部。 滑り止め着用推奨。 千草越コース) 「歴史を感じながら歩くフジキリ谷(渋川)」 ツルベ谷出合までは、滑り止め着用。 蓮如上人の小屋跡、歴史ある銘木など 見所が多く、また、歩きやすい道です。 ツルベ谷以降は、往路と同じ道を 歩きますが、日が差し込まず低温のうえ 運動量も少ない道なので、体が冷えます。 衣類調整必要かと。 |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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個人装備 |
チェーンスパイク
スパッツ
|
感想
雪の供給を待っての雨乞岳西尾根〜奥の畑谷周回計画は
当分先送りになりそうな気配だ。
ならば展望狙いに切り替えて出掛けよう。
ソロで行くつもりであったがkomakiさんから同行の
申し入れ連絡が入った。
甲津畑からのルートは初めてとの事なので、雨乞岳の新たな魅力を
感じられる西尾根を登り、杉峠から歴史を感じられる千種街道を
下るか、絶景の稜線・清水頭から奥の畑谷を下るか・・・。
迷うところだが周回コースは現地判断という事で岩ヶ谷林道を出発する。
明るくなった千種街道から西尾根に取り付くが、1月とは思えないくらい雪が無く、見上げる空も快晴とは言えない。
新たな雨乞岳の魅力を感じてもらえると期待してやってきたが・・・。
急登に喘ぎながら鉱山跡の平坦地から上がってくる尾根を併せる
ピーク辺りまで高度を稼ぎ、冬枯れの梢を透かして山頂辺りを眺めると
状況は一変! 一面を埋め尽くすほどの霧氷だ!
こうなると勝手なものだ、「青空よ少し待ってくれ」と思い始める。
三本杉の窯跡を過ぎ、斜面に笹が現れ始めた霧氷ゾーンに突入すると
山頂〜真西尾根辺りはもう霧氷満開だ。
そして西峰の展望地へ駆け上がるとまさに絶景!
御池〜釈迦へと連なる鈴鹿の主脈はもとより、遠く白山、北アルプス、
御嶽、そして雨乞岳北尾根の西面を埋め尽くす霧氷。
もうテンションはマックスまで急上昇だ。
すごい!美しい!を連発しながら霧氷の林を抜け、山頂西側に広がる
笹原に難儀しながらも雨乞岳山頂に到着。
これでkomakiさん、雨乞岳もヤマレコ登録完了ですね、おめでとう。
清水頭、奥の畑への周回は深い笹薮でびしょ濡れになりそうだ。
今回はオーソドックスに杉峠経由で千種街道を下りましょう。
春を思わせる陽射しを受け、東雨乞岳で展望を楽しみながらの
食事を終え、北尾根の雪道を杉峠に向け一気に下る。
【スカイラインが閉鎖され、すっかり静けさを取り戻した
快晴の雨乞岳。予期せぬ霧氷の歓迎を受け、komakiさんには
三重県側とは違う雨乞岳の魅力を満喫してもらえたかな?
今度は絶景の清水頭をご一緒しましょう。】
1月11日、(土)、onetotaniさんとご一緒に
鈴鹿山脈の、「雨乞岳」に登ってまいりました。
雨乞岳は、10年以上前、ヤマレコ登録前に
一度登ってますが、以来御無沙汰。
ヤマレコ上では、未踏扱いでした。
このたび、onetotaniさんの計画に
便乗させていただき、登頂の機会を
得ました。
他の鈴鹿の山に比べて
登山的魅力を、あまり感じずにいた
雨乞岳でしたが、霧氷の見事さは
鈴鹿の山でも、ひときわ個性的。
ササ原と、霧氷の組み合わせは
他の鈴鹿の山でも、楽しめますが
標高1200mの山とは思えない
開放的な高原状のササ原に
霧氷が、一面に輝く景色は
とても、スケールの大きな景色で
感激しました。
また、ここのところの鈴鹿の登山では
道が分かりづらく、破線ルートには
苦手意識が募るばかりでしたが
このたびは、onetotaniさんに
ご案内いただいて、
バリエーションルートである、
「雨乞岳西尾根」を歩く機会を得まして、
バリエーションルートの歩き方
ルーファイなど、教訓になる場面を
多く体験させていただいて
貴重な時間でした。
改めて、御礼申し上げる次第です。
onetotaniさんとの、次の登山の機会が
今から楽しみです。
今後とも、よろしくお願いします。
onetotaniさん komakiさん こんにちは
甲津畑からの雨乞西尾根ルートご苦労様でした。
急登の先に現れる素晴らしい霧氷と眺望。羨ましいくらいです。
雨乞の頂上付近は笹原のイメージが強く、あんなにきれいな霧氷があるなんて想像もしなかったです。(むしろ杉峠への下りの方に出ているかと思っていました)
このルートはkomakiさんがおっしゃる通り完全なバリエーションルートです。
まさに鈴鹿の主onetotaniさんに案内していただかないと遭難しちゃいそうですよね。
sugi-chanさん 今晩は。
以前は朝明からの雨乞岳登山だったと言うkomakiさんに
甲津畑からのコースを案内させていただきました。
せっかくなので清水頭〜奥の畑谷もと考えましたが、何せ深い笹の藪漕ぎは
全身が濡れるので下山は杉峠経由としました。
快晴と霧氷に恵まれて美しい雨乞岳を満喫してもらえた思います。
今年は笹が完全に埋まるほどの雪は期待できないのかな?
雨乞岳は、とても地味なイメージを持ってまして
加えて、他の鈴鹿の山のような、「華」もないので
ピークハント目的で登りましたが、今回の
中腹以降、特に、山頂部の、ササ原と霧氷の
コントラストは、感激の眺めでした。
展望も素晴らしく、鈴鹿の端っこなのに
黒部の山まで見えて、感激でした。
杉峠の霧氷もきれいでしたが
山頂台地も、圧巻の霧氷でした。
このたびの西尾根道は、僕が単独では
とても踏破できませんでした。
ご案内いただいたonetotaniさんに
感謝しております。
onetotaniさん、komakiさん、こんにちは
土曜は全国的に晴れ渡っり未明からの放射冷却で
霧氷を求めて山歩きするのには最適だったんでしょうね
標高が上がるにつれ奪われる体力...
しかしその先には朝日に照らしだされてキラキラ
と青空に映える霧氷
そしてトップに登りつめればパノラマ絶景と
こんなのを味わっちゃうから山られなくなるんですよね
toshi0113さん 今日は。
komakiさんの雨乞岳登頂の登録を優先しましたが、
バリエーションとメジャールートを味わってもらいました。
西峰からの絶景、笹原の霧氷と一度見て欲しかった景色を
堪能できて極上の一日になりました。
今回見送った清水頭〜奥の畑谷もお薦めルートなので
次回のお楽しみとしました。
もう少し、早い時間から、青空が広がるはずが
どんよりした時間が続き、また、雪もほとんど
なく、ありゃまあと思いながら進んでますと
いきなり見えた山頂部が、見事な白銀で
一気にテンションが上がりました。
バリエーションルートは、一般道とは
難易度が違い、急坂にあえぎながらの
登山でしたが、霧氷がどんどん
ボリュームUPしてくるので
楽しくて仕方ありませんでした。
白山、御嶽山は、おそらくきれいに
見えるだろうと予想してましたが
北アと南アの眺めには感激でした。
また、周辺の山の大半に、雪が少なく
黒々していたのも、少し、優越感感じました。
こんにちはonetotaniさん、komakiさん
まあなんと素晴らしい霧氷の林でしょう!これこそ登った甲斐があったと表現するのにピッタリですね。
例年ならこのあたりはワカンかスノーシューが必要な時期なのに、この雪の少なさは異常ですね。でも、その暖冬のおかげで笹の緑と純白の霧氷のコントラストが楽しめましたね
teppanさん 今日は。
登りの途中からは想像もできない満開の霧氷に恵まれました。
雪が無いだけに緑とのコントラストが際立っていました。
青空が回復するタイミングもバッチリでしたし、
実に爽快な一日になりました。
昨年は見事な雪庇ができるほどの雪でしたが、今年はどうなるんでしょうね?
ワカンの出番はくるのでしょうか、気がもめる年になりそうです。
山頂部の、ササ原と霧氷のコントラストは
竜ヶ岳とか、大川入山とはまた趣が違った
ボリュームある霧氷で、大感激でした。
onetotaniさんも、仰ってみえましたが
例年ですと、もっと雪が多くて
ササが完全に埋もれて、南雨乞岳も
登山道ではなく、稜線トップの
歩きで、短時間で行けるとのこと。
今年の雪の少なさを、改めて感じました。
暖冬のおかげで、緑と白のコントラストが
楽しめて、このたびは、
貴重な景色を堪能できました。
onetotaniさん、komakiさん、こんばんは。
全国的に雪が少なく、雪山を楽しみにしている人は
雨乞いならぬ雪乞いしたくなるようなシーズンですね〜
そんな中、青空&霧氷狙いの山行がズバリ的中し
素晴らしい絶景に恵まれ、とても羨ましいです。
標高1200mでこの景色は上州にはありません。
新年早々、幸先の良い山行となりましたね。
次のコラボも楽しみにしています。
ELK66さん 今晩は。
珍しく休日が一致してkomakiさんとの同行が叶いました。
なかなか見られない雨乞岳の景色を見てほしくてバリエーションルートを
上がりましたが、苦しい登りを選んだご褒美が有りました。
例年なら笹原が雪原に変わる時期ですが、笹と霧氷のコントラストも
素敵でした。 komakiさんにも満足していただけたと思います。
今年は、ヤマレコ見てますと、本当どの山も
雪が少ないようですね。降るときには
一定の量は降ってもらわないと
困りますね。
周りの山が、黒々した眺めの中、
我々が登った山だけ、まっ白で
キラキラの霧氷が楽しめて
ラッキーでした。
おしなべて低山な、鈴鹿の山ですが
それぞれ個性的で、お気に入りの
エリアです。
次回は、信州遠征です。ぐっと冷え込んで
くれるといいのですが。
onetotaniさん
komakiさん
こんばんは
11日は気象条件が揃い
青空の下
霧氷三昧とはこの事を指すのでしょうね。
今年は暖冬過ぎる位で楽しさ半分になりそうなのですが、こんな感じなら十分に満足出来ますね。
これからの寒さに期待したいものですね😃
kazu97さん 今晩は。
苦しい登りの途中で山頂の霧氷を発見してから、焦りを感じましたが、
回復傾向の青空にもしっかり育った霧氷は元気そのものでした。
青空と大展望と満開の霧氷、素晴らしい雨乞岳に大満足の一日でした。
この日は、晴天は確実でしたが、風が弱く
気温も高く、また、前日、平野部では、
雨も降らなかったので
霧氷は、「あわよくば」程度で、半分、諦めて
ました。でも、さすが鈴鹿の、主脈の山は
霧氷が育ってました。それも、ほぼ、
雨乞岳だけに
なんとも強運な山の選択となりました。
雪不足が伝えられるエリアが多い中
皆様とお会いできるまでに
程よい積雪があるよう
願ってます。
komakiさんこんばんは。
onetotaniさん、お邪魔します。
暖冬傾向で各地で雪不足の声が聞こえる中、見事な霧の花を咲かせた尾根道!タイミングかもしれないですが、最高の山始めですね。
それと何より素晴らしい展望です。白山・御岳のみならず全アルプスが見渡せるんですね。しかも結構クリアに。これらは距離150〜200匐瓩あるというのに。
鈴鹿は、位置的に伊勢湾や濃尾平野を間に挟むことで、邪魔する前山なくこれら高峰群が望めるんですかね。
今年も素晴らしいレコ期待しています
今年の暖冬は、深刻ですよね。スキー場など
大変なようで。山に雪が少ないと、夏の水不足も
心配ですね。
鈴鹿の山も例外でなく、ふだん真っ白な伊吹山が
真っ黒で驚きました。我々が登った鈴鹿南部も
雨乞岳だけ、見事な花が咲いていて
強運だったなと思いました。
雨乞岳は、県境の主尾根から少し
滋賀県側に寄っていて、展望は
主稜線の山に及ばないだろうなと
想像してましたら、展望がいいことには
驚きました。
仰るように、信州方面とは、
途中に海と平野と愛知県の低山しか
ないので、空気も澄むこの時期、
展望良好でした。もう少し時間が
遅ければ、日差しがより当たって
3アルプスはどこも、細かく同定できるほどの
鮮やかさだろうなと思われます。
こちらこそ、odaxさんの体調が全快され、
独特な感性のレコを、多数拝見できることを
心待ちにしております。
odaxさん コメントありがとうございます。
やはり登ってみないとわからないですね、霧氷ができる条件に欠けると
思っていたので思わぬご褒美でした。
雨乞岳は県境稜線から西側に外れるので鈴鹿の主脈を北から南まで
展望できる絶好の位置なんです。
快晴に恵まれ琵琶湖を越えた比良山地に始まり、湖北から日本アルプスまで
期待通りの絶景に恵まれました。
この展望を共有したくて選んだコースに霧氷が加わり
新たな魅力を感じてもらえたと思います。
onetotaniさん、komakiさん、こんばんは。鈴鹿の山、標高以上の高さを感じられる山域ですね。自分の住む北関東にも赤城山など霧氷の山はありますが、ここは麓から歩くせいか、植生の変化や街道筋としての史跡も感じられるし、なんといっても見晴らしのいい笹の原と白い羊の群れのコントラストが素晴らしいですね。
鈴鹿山脈は高さだけですと、
1000m前後の、低山里山の扱いの、
山の連なりですが、雰囲気は、
里山のイメージとは別物で、岩山、カルスト台地
ササ原、渓谷、豊富な花など、山ごとに、雰囲気が
全く異なり、面白い山の宝庫です。
ルートによって、印象がずいぶん違うのも面白いです。
かって、林業、鉱業が盛んだったころの
痕跡を留めているのも、魅力だと思います。
ササ原と霧氷の、白と緑の
コントラストが、青空のもと
とてもきれいでした。
機会あれば、今回見合わせたルートを
ぜひ、体験したく思いました。
yamaonseさん コメントありがとうございます。
鈴鹿は南北総延長でも60kmとコンパクトな山脈ですが、北部は石灰岩地質
南部は花崗岩地質と分かれ、いづれも個性的な山が連なります。
個人的には丹沢や奥秩父にも面白さでは匹敵するのではと、
密かに思っています。
里に近い分、登山道のほか植林、炭焼きなどの作業道が入り乱れるため
道迷いも多く発生していますが、関東からわざわざ遠征される方も
多いようですね。
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