槍が目の前 奥丸山
- GPS
- 09:08
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:ゲートのところにあり 危険箇所:奥丸山登山口から山頂まで滑りやすい木の根に注意 下山後の温泉:ひがくの湯¥700(露天風呂だけのこじんまりした温泉。サービスでドリンク1本、栃の実せんべいの配布あり) 下山後の甘味:ひがくの湯のカキ氷¥250 |
写真
感想
♪槍が眼の前 奥丸山♪
今週は、当初西穂独標辺りまでの比較的短時間コースを歩く予定でいたのだが、ロープウェイの始発を待つ時間がもったいない(日の出の具合で早い時間から歩き出せる)との理由で、急遽同じエリアで日帰り可能な奥丸山に行ってみることにした。このエリアではかなり地味なコースではあるが、山と高原地図のコースタイム的には9時間45分の結構なロングコースである。日の長い今なら、まだ安全に戻ってこれるコースだ。
金曜夜、いつもより早めに出発し、新穂高に夜中0時に到着。登山者用無料駐車場に向かったが・・・。駐車場には係員の方がいて、何と、既に満車だと言う。(今まで色々なところへ行ったが、この時間で満車だったことは初めてだ)
どこに停めればいいか聞いたところ、少し上がったところの左俣側に、有料駐車場があるから、ということなのでそこへ行ってみるが、駐車場が橋の工事のためクローズされていて入れない。仕方なく左俣ゲートへ向かう道の路上に空きスペースを見つけて路上駐車。ここも既に満車に近い状態。
翌朝5時、車のことを気にかけながらスタート。天気は問題ないようだ。
★左俣ゲート〜わさび平小屋〜双六方面分岐
ゲートのところに登山ポストがあるので、あらかじめ記入してきた登山届を出して出発。まずは1時間30分ほど林道歩きになる。ほぼ平坦な歩き易い道でウォームアップに丁度いい。
途中、笠新道への登山口分岐があり、笠ケ岳へ向かうであろう人々で賑わっている。
ここから10分ほどでわさび平小屋へ。今日は出発時にトイレがなかったので、小屋のトイレを利用させてもらう(有料)。小屋の前には冷たい水の中に果物や野菜が浮かべられていて、見た目にも涼しそう。帰りに立ち寄ることにして先を急ぐ。
20分ほどで双六方面との分岐点へ。奥丸山方面へは、ここを右折して橋を渡る。直進すると双六方面へ向かう。近いうちに必ず行ってみよう!と山頂を見上げる。
★分岐〜稜線〜奥丸山
分岐を右折する人は全くいない(途中登り1組、下り1組に会っただけ)。マイナーなルートなんだな、と改めて思う。奥丸山登山道入口付近は丈の高い草が茂り、少々藪漕ぎ気味のところも・・・。
この区間、基本的に良く整備された登山道という感じではない。木の根、笹の根が入り組んだ自然の地形を歩く急登(激下り)。樹林帯の木の根は晴れた日でも滑りやすく、道幅も狭いので注意が必要。一歩の落差が非常に大きい箇所が多々有り、なかなか体力を要する道だ。
稜線に出てからも、かなりの区間が樹林帯の中。しかし、穂高方面や笠ケ岳が見え、そんなに退屈はしない。
山頂まであと少しというところで、ようやく槍が姿を現す。
天気の良い山頂は、ぐるっと360度の展望。写真を撮ったりおやつを食べながら30分以上もまったりしてしまう。
★追記
・奥丸山登山道。下りが苦手の人はかなり苦戦するかも。所々にトラロープが張ってあるが、登山道の傾斜がすごい。(登りが苦手の人は休み休みゆっくり行けば大丈夫)
・帰路、わさび平小屋でランチ。そうめん、トマト、キューリ、それにコーヒー!疲れた身体に心地よい。お勧めです。
・左俣側有料駐車場は、下山時には駐車車両があったけど、朝到着ならオープンしているのか?路上駐車もゲート付近までびっしり、という状態になっていた。
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