関東以北の最高峰、日光白根山へ
- GPS
- 07:19
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 840m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り、下山時に小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・当日の運行時間は8:00〜16:30でしたが、季節や曜日によって8:30〜16:00の日もある。 ・料金は大人往復1,900円、子供1,000円ですが、近くのペンションの宿泊パックでだいぶ安くなりました。 ・ロープウェイの所要時間は15分。8人乗りのゴンドラで随時運行してます。私たちが着いた7:40頃で既に50人ほどの列ができてましたが、乗るまでの待ち時間はほとんどありませんでした。 ・ロープウェイ乗り場までのアクセスは、東北道の宇都宮ICから日光宇都宮道路、国道120号のいろは坂・金精峠経由か、関越道沼田ICから国道120号のいずれか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストはロープウェイの乗り場にあり。 ・危険箇所は全行程通じて特にありませんが、山頂直下はザレているので石を落さないように注意が必要です。 ・ロープウェイの山頂駅付近に売店・食堂とトイレあり。また、無料で入れる足湯があります。 |
写真
感想
息子が前々から登りたいと言っていた日光白根山。
なぜ行きたいのか理由は不明ですが、おそらく“関東以北の最高峰”という言葉に惹かれてではとww
関東以北に甲信越は入らないのか疑問はありますが、こまかいことは気にせず登ってきました。
日光白根山に登るには、菅沼登山口からのコース、湯元温泉からのコースなどがあるようですが、
今回はロープウェイで一気に標高2,000mまで行ってしまう楽々コース。
ロープウェイ山頂駅に着くと、真正面に日光白根山の雄々しい姿がドーンと。
まったくガスもかかっておらず、心配された天気も午前中は大丈夫そうです。
登山コースを進むとすぐに二荒山神社があり、ここで登頂安全祈願をしていざ出発!
七色平まではハイキングコースにもなっており、傾斜も緩やかな道が続きます。
ちなみに、今回の山行のために息子にはカリマーのザックを買ってあげました。
子供には贅沢かなとも思いましたが、何度も使って欲しいとの願いも込めました。
そのザックを背負う姿もなかなか堂に入っています。
(中身はどうでもいいようなものばかりが入っていますが。。。)
七色平から先は傾斜が増しますが、
日曜日ということもあってたくさんの登山者がいるのに加え、
トレランの大会が行われていたため、あちこちで渋滞が発生し、のんびりペースでの登りとなりました。
森林限界を過ぎて視界が開けると、ハクサンフウロなどの高山植物が見られるようになり、
好天に恵まれたこともあり、青空と岩のコントラストがきれいです。
ここから上、山頂まではザレ場をジグザグに登っていきます。
傾斜は思ったほどきつくないですが、石を落とすと下の登山者を直撃しかねないので慎重に登っていきます。
火口跡と思われる場所が右手に広がってくると間もなく目指す山頂が見えてきます。
山頂は岩場の狭い場所で、たくさんの人が上がってきますので、
のんびり眺望を楽しめなかったのが少し残念でしたが、
エメラルドグリーンの五色沼はきれいに見えました。
頂上で記念撮影をしたら、下の広い場所で昼ご飯に。
頂上付近はかなり涼しく、Tシャツでは寒く感じるほど。娘は雨具まで着込んでいました。
だんだん怪しい雲が増えてきたので、食べ終わったら早々にスタートし、五色沼を目指します。
またザレ場を下っていくのですが、ザレ場が終わった辺りで会った方が、
「コマクサが見れてよかったよね」と・・・
どうやら気づかずに通り過ぎてしまったようです(泣っ)
その方が「コマクサはなかなか見れないから絶対見ておいた方がいいよ」と言うので、
来た道を引き返すことに!!
距離にすれば数10mほどかと思われますが、下りモードから期せずして登りモードとなったためかなり疲れましたww
岩の陰に見つけた薄ピンク色のコマクサは、かわいらしくもあり、凛々しくもあり、
小さいのとても存在感がある花で、多くの人を魅了するのがわかる気がしました。
見に行くことを勧めてくださった方に感謝します。
やや滑りやすく、ちょっと下るのが嫌な感じの傾斜が終わると避難小屋に着き、前白根山方面との分岐となります。
ここから10分ほどさらに下ると、急に視界が開けて五色沼が目の前に広がります。
五色沼は俗な言い方をすれば高原のリゾート地の趣があり、のんびりとした雰囲気が漂っています。
ただ、リゾート地と違うのは人工物が一切ないことで、
「こんなところ初めてきたね」と珍しく娘が感動していました。
五色沼では、リゾート気分が盛り上がりすぎて泳いでいる人達もいましたが、
あの後の登り返しはきつくなかったんですかね(笑)
五色沼から標高差にして100m弱登り返すと弥陀が池に着き、
白根山山頂からの道を合わせた後の分岐を右に進んで座禅山へ。
座禅山は火口跡が見れるようですが、はるか下まで下らなくてはならないため全会一致でパス。
座禅山からの下りの途中で雨が降り始めましたが、白樺が多い森の中だったため、ほとんど濡れずに済みました。
血の池地獄経由で行きに通ったハイキング道に戻り、
二荒山神社で登頂のお礼をし、清めの水でのどを潤して登山終了!
天空の足湯に浸かりながら、ビール(ノンアルコールだけど・・)を飲んでしばしゆっくりしたあと、
ガスにすっかり覆われてしまった白根山を眺めつつ、ロープウェイで下りました。
あんなに登りたがってた息子は、特に成し遂げた感慨もないようで、
「燕岳ってどこにあるの?」と能天気に次のターゲットを物色しているようでした(笑)
子供たちが欲しがるのでバッチを買ってあげましたが、すぐに失くしちゃうんだろうなぁー。
なお、カメラのレンズカバーが一部開かなくなってしまい、写真の角に影が映り込んでしまっています。
見苦しいですがご容赦ください。
bobechanさん、こんばんは。
レコ読ませていただきました。
ここに登りたいという息子さん、流石です うちのに爪の垢でも・・・。
コマクサも見れてよかったですね。日光白根にも咲いているんですね。その他の花も沢山 私は去年の11月頭の雪直前に登ったのですが、晩秋の景色で花は一切ありませんでした。
ご家族みなさんで夏のいい想い出ができましたね 。うらやましいです
こんにちわ。
登る前は花のピークは過ぎてるだろうなと思っていましたが、思いのほか残っていて、結構楽しめました。
人の多さには少し辟易しましたが、手軽に安全に登れて、景色も変化があるし、いい山ですね。
子供たちはだんだんたくましくなってきて、これぐらいの山じゃ、「つかれた」の一言もいわなくなりました
そのうち親の方がついていけなくなりそうなので 、そうなったらShuMaeさんに連れてってもらえればありがたいです
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